GM:―――――
GM:では始めて行きましょう、アカデミアセッション!
グレーゲル・ヴァレン:どんどん!
GM:ぱふぱふ!
GM:では自己紹介から!
GM:PC1から順番に行くよ!
グレーゲル・ヴァレン:イェッサー!
GM:名前を呼ばれたら自己紹介をお願いします!
GM:PC1:グレーゲル・ヴァレン
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYpqzFVQw
グレーゲル・ヴァレン:「ほう…?貴様、いい度胸だな。この俺をグレーゲル・ヴァレンと知っての狼藉か?」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ!!良かろう!ならば我が力、見せてくれよう!」(超速でルービックキューブを回し出す)
グレーゲル・ヴァレン:と、いうわけで、態度のでかいCランク、元天才倶楽部な二年生です!
グレーゲル・ヴァレン:『知識こそパワー』を信条に、色んな細々したことをどんどん片付けるぞ。
GM:知識こそパワー!
グレーゲル・ヴァレン:性能も《無形の影》をメインに、種々の支援エフェクトを使って小器用に立ち回る予定です。
グレーゲル・ヴァレン:また、イージーエフェクトもふんだんに所持。ダンジョン攻略には欠かせない色んなスキルを持っているぞ。
グレーゲル・ヴァレン:能力としては、ウロボロス能力でコピーしたものをノイマンの分析力で理解し、知識として吸収しています。
GM:強そう…!
グレーゲル・ヴァレン:器用貧乏っぽく立ち回れたらいいな!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!パーティに一人はほしい人材だぜ!
GM:というわけでグレーゲルくんのハンドアウトはこちら
GM:PC1:グレーゲル・ヴァレン
シナリオロイス:雛鳥文枝
推奨感情:庇護/心配

雛鳥文枝は何かとあなたに相談事を持ちかけたり、
あなたの後をちょろちょろと付きまとってくる女子生徒だ。
いつものようにあなたが雛鳥の持ち込んだ依頼を解決すると、
雛鳥は「このままじゃいけないような気がします!
もっと、こう、自分の力を鍛えなければという義務感を覚えます!」
と一念発起し、そのまま姿を消してしまった。
雛鳥の同級生に事情を聞いてみると、
どうやら自分を鍛え直すためにダンジョンに潜りに行ったのだという。
しかし、アカデミアのダンジョンはここ最近不穏な噂が渦巻いている。
一度入ったら戻ってこられないだとか、
中には恐ろしいトラップや拷問器具があるのだとか…。
あなたは雛鳥の後を追い、ダンジョンに潜ってみることにした。

グレーゲル・ヴァレン:雛鳥ちゃん…心配だぜ
グレーゲル・ヴァレン:拷問など許すわけにはいかないぜ
GM:その調子だ!
グレーゲル・ヴァレン:頑張って雛鳥ちゃんを探そうと思います!
GM:よし、がんばってくれ!
GM:―――――
GM:PC2:巴慶一郎
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYopaHWQw
巴慶一郎:「風紀委員。一年。巴慶一郎です」
巴慶一郎:「魑魅魍魎跋扈するこのアカデミアに真の秩序を取り戻す為、粉骨砕身の努力を尽くすつもりです」
巴慶一郎:「規律なくば、人は獣と変わりなし。残雪もそう言っている」
巴慶一郎:剣術道場の跡取り息子に生まれたものの、オーヴァードになって道を絶たれた堅物風紀委員です。
巴慶一郎:ベアトリス・ハックマンを使えるべき主としてしまった現代のサムライ!
GM:堅物そうだぜ~~~
巴慶一郎:性能としては、《プレディクション》と《バリアクラッカー》で回避も防御も許さないコンセ無しのアタッカー
巴慶一郎:ダメージはそこそこですが、確実に削って行きます。地味!
GM:防御不能回避不能じゃないか…
巴慶一郎:あとは手にした妖刀・残雪の声を聴く事で情報収集を行います(《アンシーントーカー》)
巴慶一郎:残雪の声は慶一郎にしか聞こえないよ!ホントに喋ってるのかな?
巴慶一郎:そんな感じです。
GM:よろしくお願いします!妖刀の声を聴く男!かっこいい!
GM:では巴君のハンドアウトはこちら
GM:PC2:巴慶一郎
シナリオロイス:”コマ・ベレニケス”
推奨感情:興味/敵対心

”コマ・ベレニケス”はディオゲネスクラブの一員である。
彼女はせせこましい悪事を頻繁に働いては君に挑戦を挑んでくる、
自称:巴慶一郎の最大のライバルである。
ある日、君は寮の君のポストに手紙が入っているのを発見する。
手紙の内容はこうだ。
”アカデミアのダンジョンに来い。
お前にふさわしいステージと試練を用意してやった。
来なければ購買のRメンを買占めて
ディオゲネスクラブの面々で食べつくしてやる
お前の最大のライバルより”
なんともせせこましい脅迫状ではあるが、
”コマ・ベレニケス”が悪事を企んでいるのは確かだ。
あなたは”コマ・ベレニケス”を止めるため、ダンジョンに潜ってみることにした。

巴慶一郎:ディオゲネスクラブは許さん!
巴慶一郎:斬る!
GM:ぎゃー!おたすけー!
巴慶一郎:頑張ってコマちゃんを斬ろうと思います
GM:頑張って!お手柔らかに!
GM:―――――
GM:PC3:井村山茶花
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn5aHWQw
井村 山茶花:「私は番長連の三年生、真夜中の番長。井村山茶花」
井村 山茶花:「ここはSランクの私に任せて、あなた達は下がっていなさい」
井村 山茶花:三年生でSランク、広域殲滅型番長です。そして巨乳!
GM:巨乳!
井村 山茶花:立場や肩書から、他人に負けられないと気負いすぎてややピリピリしてる感じの女子を……できたらいいな!みたいな!
井村 山茶花:性能としてはちょっと速めの至近範囲RCですが
井村 山茶花:セットアップにHP全損して《ラストアクション》することで誰よりも早くシーン攻撃できる!奥の手です!
GM:怖すぎる
井村 山茶花:侵蝕効率が悪かったり社会性がなかったりするので、皆様なにとぞお助けください
井村 山茶花:よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では井村さんのハンドアウトはこちら
GM:PC3:井村山茶花
シナリオロイス:風魔悟
推奨感情:友情/不信感

”魔法番長”風魔悟は、番長連の一員であり君の数少ない話し相手だ。
君と風魔悟は番長連の長である無道ささきからある相談を受けた。
なんでも、アカデミアのダンジョンの難度が急に高くなり、
冒険部の生徒が行方不明になっているという。
そこで、アカデミアのダンジョンを調査してほしい、とのことだ。
こうして二人でダンジョンに潜ることになったのだが、
風魔は俄然気合が入っているように見える。
本人は何でもないというのだが、何かを隠しているようにも思える。
あなたは風魔の様子を不審に思いつつも、ダンジョンに潜ってみる事にした。

井村 山茶花:魔法番長、どうしたというのだろう……
GM:どうしたのかはおいおいわかるかもしれない!
井村 山茶花:まずはダンジョン攻略!がんばる!
GM:頑張って!
GM:それでは自己紹介も終わったところでトレーラーを
GM:■トレーラー

アカデミアの地下に眠ると言われる幻のダンジョン。
そこには途轍もない秘宝が眠るという…。

ある者は秘宝に目が眩んで、
ある者は学術的興味から、
ある者は不運にも迷い込んで…

踏み入れた者は誰も、戻ってこない。
ダンジョンが人を飲み込んでいく度、その噂はアカデミアに広まっていく。

そして、今宵。

それぞれの想いと理由を胸に、
ダンジョンに足を踏み入れる者がまた一人、また一人…。

GM:というわけで今回はハック&スラッシュ!
GM:頑張っていきましょう!
グレーゲル・ヴァレン:いえーい!やるぜ!
GM:OPに移ります!
巴慶一郎:行きましょう
井村 山茶花:はーい!
GM:―――――
GM:OP1 グレーゲル・ヴァレン
GM:登場侵蝕をお願いします!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:33->43)
グレーゲル・ヴァレン:ヒャッホウ!
GM:テンションが高い!
GM:―――――
GM:ここはアカデミア島。オーヴァードたちの集う学園都市。
GM:アカデミア島の中心部にある、小さな公園。
子供たち:「むー、むずかしいよー」
GM:『天才倶楽部謹製』と書かれたパズルを解いている子供たちがベンチに座っている。
GM:天才倶楽部が過去に知育のために下級生に配布した15パズルである。
GM:そこに……
雛鳥文枝:「むむ、お困りですね!」
雛鳥文枝:子供たちの背後から突然現れる不審なお下げ髪の女子生徒!
子供たち:「わっ」「なにー?」「おねえちゃんだれー」
雛鳥文枝:「ふふふ、私こそかの天才倶楽部の一員、雛鳥文枝と申します!」
雛鳥文枝:「というわけで、ちょっと借りますよ!」
雛鳥文枝:ひょい、と子供たちの手からパズルを受け取り
雛鳥文枝:かしゃ かしゃ かしゃ!
雛鳥文枝:すさまじいスピードでピースをスライドさせていく!
雛鳥文枝:「パズルというのはですね…まずは端っこから完成させるものなんです!」
雛鳥文枝:かしゃ かしゃ!
雛鳥文枝:「そう、こんな風に!」
雛鳥文枝:端のピースが完全に出来上がった!
子供たち:「おー!!!」
子供たち:「………」
子供たち:「で、ここからどうするの」
雛鳥文枝:「………」
雛鳥文枝:「ふぇ、あ、その、そうですね!」
雛鳥文枝:「えーと、このピースがここにいって…これが、こうなるから……」
雛鳥文枝:ぬーん、むーんとうなりながらパズルとにらめっこ。
雛鳥文枝:どうやら端を埋めることしか考えていなかったようだ。
雛鳥文枝:真ん中の絵図を正しく埋めようとして、端が崩れて、端を直そうとして、真ん中が崩れて…
グレーゲル・ヴァレン:……そうして悪戦苦闘している雛鳥の手元に、小さな影が落ちる。
グレーゲル・ヴァレン:「何だ雛鳥。15パズルか?」
雛鳥文枝:「はっ、先輩!?」
グレーゲル・ヴァレン:そこには、マントをはためかせた金髪の少年が立っている。
雛鳥文枝:「なぜここに!?」恥ずかしいところを見られてしまった、と言いたげな顔
グレーゲル・ヴァレン:「何、思索の為の散歩だ。偶々通りかかった」そういう彼の左手には買い物袋が下げられている。玉ねぎや人参、ジャガイモがうっすら透けて見える。
グレーゲル・ヴァレン:ちなみに、今日の春風寮の夕食はカレーである。
雛鳥文枝:「も、もうちょっとで解けるところなんです!決して、なんか詰まってたりとかそういうことは!」
雛鳥文枝:メガネを直しながら
グレーゲル・ヴァレン:「ほう…?そうかそうか。ならばこの真の天才、ヴァレン様の手を借りるまでもないということだな?」パズルを覗き込みながらニヤリと笑う。
雛鳥文枝:「えっ、あっ、そのっ、う~~~~」
雛鳥文枝:子供たちの残念そうな顔が目に飛び込んでくる
グレーゲル・ヴァレン:「……いいか雛鳥。すでに揃っているピースと軸を変えろ。垂直になるように揃えていくんだ」
雛鳥文枝:「じく?」
グレーゲル・ヴァレン:「……ふぅ。全く、仕方のないやつだな!どれ、このヴァレン様が直々に実演してやろう!」そう言うと、グレーゲルの小さな手の上に、パズルの精巧なコピーが現れる。
雛鳥文枝:「わっ」
子供たち:「わぁー!」子供たちはグレーゲルくんのエフェクトに目を奪われている
グレーゲル・ヴァレン:「ふふ。俺程の智慧があれば、そのパズルの構造を見抜くことなど造作もない!」
グレーゲル・ヴァレン:「さあ……とくと見よ!天才(えらばれしもの)の力を!!」
グレーゲル・ヴァレン:カシーン!カシーン!
グレーゲル・ヴァレン:軽快な音を立てて、コピーされたパズルのパネルがスライドされていく。
グレーゲル・ヴァレン:端から繋がるように中央が、そして、次にはそのラインと垂直になるようにパネルが完成されていく。
グレーゲル・ヴァレン:「9番めのパネルの横に10を置くのではなく…下に、13を置く……」
グレーゲル・ヴァレン:教えるように呟く。
グレーゲル・ヴァレン:…果たして、パズルは完成した。
子供たち:「………」
雛鳥文枝:「………」
子供たち:「すっごーい!!」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハハハ!俺の手にかかればこの通りだ!そうだ、存分に讃えるが良い!!」
子供たち:「お、俺もやるー!」「僕もー!」
子供たち:子供たちは雛鳥の手からパズルを奪い取ってそれぞれでパズルを解いていく
子供たち:「これが、こう」「おおー、できたー!」
グレーゲル・ヴァレン:「ふっ……凡庸な民を啓蒙するのは良いものだな。そうは思わないか、雛鳥?」雛鳥さんにニヤリと笑いかける。
雛鳥文枝:「う、」
雛鳥文枝:「うう~~~~解けると思ったのに~~!」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ!何、そう凹まずとも良い!この俺に敵うものなどそうはいないのだからな!」
雛鳥文枝:「むぅ~~……ありがとうございました……」
グレーゲル・ヴァレン:「これで貴様も一歩、真の天才という光に近づいたのだ。この調子で励めば良い」
雛鳥文枝:自然な調子でグレーゲルくんの足元にある買い物袋を持つ
雛鳥文枝:「先輩、寮に戻るんですよね?」
雛鳥文枝:「お荷物、お持ちします」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。丁度そうしようと思っていたところだ」
グレーゲル・ヴァレン:「……そうか。ならば、任せたぞ」
雛鳥文枝:「パズルを教えてくれたお礼です」
グレーゲル・ヴァレン:「ふ。何。天才として当然のことをしたまでだ」
雛鳥文枝:「………歩きましょうか。みんな、じゃあね!」
雛鳥文枝:パズルに夢中な子供たちに挨拶して先輩の一歩後ろを歩く
グレーゲル・ヴァレン:子供達には背を向けたままひらと手を軽く振るに留める。
グレーゲル・ヴァレン:「………」そのまま、寮への道行きを歩き始める。
雛鳥文枝:少々浮かない顔だ。パズルが解けなかったことが悔しいのもあるが、
雛鳥文枝:「……また、先輩に頼っちゃいましたね。」
グレーゲル・ヴァレン:「何だ、そんなことを気にしていたのか?」
グレーゲル・ヴァレン:「俺は頼られるために存在する。真の天才だからな」
雛鳥文枝:「むぅ~」頬をぷくっと膨らませる
雛鳥文枝:「私も、先輩みたいに天才だったらな…。」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハ、どうした。針千本のようだぞ」
グレーゲル・ヴァレン:「…………」
グレーゲル・ヴァレン:「……それでも、凡人と比べればお前も十分天才の域にある」
グレーゲル・ヴァレン:「己にないものを悔やむより、己にあるものに目を向けろ」
グレーゲル・ヴァレン:「お前は、このヴァレン様が目をかけている存在なのだからな」
雛鳥文枝:「……ありがとうございます。でも…私は……。」
雛鳥文枝:その時!
雛鳥文枝:《インスピレーション》
雛鳥文枝:「むっ!」
雛鳥文枝:「そうだ……あそこに行けば………私の力を………」
グレーゲル・ヴァレン:「……雛鳥?」
雛鳥文枝:ぴたりと足を止める
雛鳥文枝:「私、このままじゃいけないような気がしてるんです!」
雛鳥文枝:突然、そんなことを言い始める
グレーゲル・ヴァレン:振り向き、こちらも足を止める。
グレーゲル・ヴァレン:「ほう?」
雛鳥文枝:「自分の力を鍛える必要性があるんです!先輩に、目をかけてもらっているんですから!」
グレーゲル・ヴァレン:「まあ…それはその通りだが」
雛鳥文枝:そのまま買い物袋を放り出し「義務感~~~!」と叫びながらどこかに駆け出します!
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥!?」後を追おうと試みる!
雛鳥文枝:二つ以上のことはこなせないのだ!買い物袋から中身が零れ落ちる…。
グレーゲル・ヴァレン:「ッ!!」零れ落ちる中身をそのままにはしておけない!
雛鳥文枝:その間に雛鳥はどこかに行ってしまった……
グレーゲル・ヴァレン:即座にしゃがんで、転がり始めた野菜をリズムよくキャッチする!
グレーゲル・ヴァレン:「……ふぅ。危ないところだった。食堂のマダム達に頼まれた大事な食材だからな…」
グレーゲル・ヴァレン:「………」そして、雛鳥がいなくなったことに気付き、肩を竦めて、ぽつりと言う。
グレーゲル・ヴァレン:「……雛鳥。お前は、ぼくよりもずっと才能に恵まれてるんだ」
グレーゲル・ヴァレン:「さっさと気づけよ、馬鹿……」
GM:―――――
GM:現在
GM:アカデミア 春風寮
GM:―――――
刑事番長:「なるほど、それが最後に雛鳥文枝を見た時、で合っているな?」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。間違いない。この天才の記憶に間違いなどない」
GM:刑事然とした小柄な男が君に確認する。
GM:細い目が威圧的だ。
グレーゲル・ヴァレン:腕を組んで、不遜に刑事番長を睨みつけている。
GM:ここは雛鳥文枝の部屋。雛鳥文枝は数日前から行方不明になっている。
GM:そこで刑事番長は最後に雛鳥を見た君に取り調べを行っているというわけだ。
グレーゲル・ヴァレン:なんてことだ…
GM:鑑識番長が部屋の中の写真を撮っている。
グレーゲル・ヴァレン:鑑識番長
刑事番長:「部屋は特に荒らされていない。クローゼットから服が無くなっている様子を見ると、どこかに自発的に出かけたように見えるな。」
刑事番長:番長警察手帳(自作)に事件のいきさつをメモしている。
GM:ここで、グレーゲルくんも捜査できるぞ!
グレーゲル・ヴァレン:おお!
グレーゲル・ヴァレン:捜査しよう
GM:判定だ!知識:捜査で難易度5!
グレーゲル・ヴァレン:《プロファイリング》を使用して、部屋の中の持ちものを観察しつつ捜査したい!
GM:達成値に+4しましょう
グレーゲル・ヴァレン:大きい?!
グレーゲル・ヴァレン:じゃあ振りますとも!
グレーゲル・ヴァレン:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,2,4,7,8,10,10]+8[2,8]+4 → 22

グレーゲル・ヴァレン:めっちゃわかった
GM:強すぎる
グレーゲル・ヴァレン:ふっ、天才…
GM:では天才であるグレーゲルくんには手に取るように現場の状況がわかる!
GM:アカデミアの編集部が刊行している雑誌が机の上に開かれたまま置かれていることに気付く!
グレーゲル・ヴァレン:編集部!
GM:そこには「自分を見つめなおす場所、アカデミアのダンジョン」という見出しと、
GM:アカデミアのダンジョンに関する記事が載っているぞ。
GM:そして、その記事に赤丸がつけられているのがわかる!
刑事番長:「あとは、ガイシャの行き先がわかれば……。」
グレーゲル・ヴァレン:「……刑事番長とやら。ここにこれ見よがしに置いてある雑誌だが」
刑事番長:「なに?」
刑事番長:「アカデミアのダンジョン、だと?」
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥はこの記事の場所に強い興味を持っているとは考えられないか?」トントン、と机を指で叩く
刑事番長:「確かに…だが…」
刑事番長:顎に手を当てて考え込む
グレーゲル・ヴァレン:「何か懸念点でも?」
刑事番長:「アカデミアのダンジョンは今危険な状況にあると聞く。」
刑事番長:「ダンジョンの管轄である冒険部も手出しができないほどだそうだ。」
グレーゲル・ヴァレン:「ほお」
鑑識番長:「ひえー、大変な時期に冒険しちゃいましたねー」
グレーゲル・ヴァレン:「……ならば、黙って見過ごすわけにも行くまい」
刑事番長:「鑑識番長、雑誌の写真を撮って。警官番長はダンジョンに……」
刑事番長:「なに?お前が行くのか?」
グレーゲル・ヴァレン:壁に立てかけて置いた木刀を持つ
刑事番長:「お前はただの証人だぞ?」自分たちもただの生徒であるのだが、そんなことは棚に上げている。
グレーゲル・ヴァレン:「……案ずるな。どんなダンジョンであろうと、このヴァレン様の前ではただの構造物に過ぎん」
グレーゲル・ヴァレン:「ふ。ただの証人?…それは違うな」
グレーゲル・ヴァレン:「『選ばれし唯一人の天才』……それが、俺、グレーゲル・ヴァレンだ」
グレーゲル・ヴァレン:ニヤリと不敵に笑って、部屋の出口へと向かう。
警官番長:「刑事、どうします」
刑事番長:「総番長に報告するぞ。表に馬面番長を回してくれ。」
GM:春風寮に舞い来た事件。そしてダンジョンの謎…。
GM:果たしてグレーゲル・ヴァレンはこれを解決することができるのか…。
GM:―――――
GM:ロイスのみ可能!
グレーゲル・ヴァレン:雛鳥ちゃんに!
グレーゲル・ヴァレン:後輩/雛鳥文枝/庇護:○/嫉妬/ロイス で取ります。
GM:庇護!
GM:守って!
グレーゲル・ヴァレン:守る!
GM:では次のシーンに行きましょうか
GM:―――――
GM:OP2:巴慶一郎
GM:登場侵蝕をどうぞ!
巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:33->40)
GM:高いなみんな!?
GM:―――――
GM:アカデミア 裏路地
GM:―――――
GM:月明かりのない新月の夜。アカデミア内でも治安の悪い裏路地の一角。
GM:そこに一人の男がふらふらとした足取りでやってきた。
生徒:「ハァーッ!ハァーッ!」
GM:そして、闇の中に仮面をつけた女が一人。
???:「ふふふ、ずいぶん苦しそうだな」
???:「”アレ”が足りないのだろう?ふはは、我にはわかるぞ」
生徒:「早く、くれよぉ…
生徒:「もう5日も”アレ”をやってねえんだ…」
生徒:男は震える手で紙幣を取り出す。
???:女は微笑み、懐から袋を取り出…
巴慶一郎:「そこまでだ!!」
巴慶一郎:路地に響く声。
巴慶一郎:「一つ、非道な悪事を憎み」じゃり、と小石を踏む音。
巴慶一郎:「二つ、不埒な輩を追って」結んだ後ろ髪が風になびく。
巴慶一郎:「三つ、乱れた学園風紀。正す事こそ我が務め」
巴慶一郎:「……風紀委員、巴慶一郎だ。Rポテチ転売の現行犯で取り押さえる。神妙に縄につけ」
生徒:「なっ…!」
???:「ぐ、ぬぬぬぬ!」手にはポテチの袋!言い逃れはできない!
???:「来たな、我がライバル!」
巴慶一郎:腰に帯びた刀の柄に手をかけ、鋭い眼光で仮面を見据える。
GM:風紀委員たちが路地裏をライトで照らす!
巴慶一郎:「ライバルとは笑止千万。貴様の働くせせこましい悪事の数々には閉口している」
”コマ・ベレニケス”:「よくも我が活動の邪魔を!」喜びの仮面を怒りの仮面に入れ替える。
GM:【ディオゲネスクラブ”コマ・ベレニケス”】
GM:アカデミアの裏で暗躍するディオゲネスクラブの一員!複数の仮面で感情を表現するのが彼女の特徴だ!
巴慶一郎:「学園秩序の邪魔をしているのは貴様の方だ。”コマ・ベレニケス”」
”コマ・ベレニケス”:「そっちのほうが邪魔なのー!」がおーと威嚇のポーズ
”コマ・ベレニケス”:小さな胸を精いっぱい張っている。背も小さい。
巴慶一郎:「貴様の犯行はあまりに幼稚、あまりに無為。規律に従った生活を送るべきだ」
巴慶一郎:「残雪もそう言っている」
巴慶一郎:手にした刀の鍔を耳元にあてる。
”コマ・ベレニケス”:「うるさーい!いっつもその剣とばっかしゃべって!」
”コマ・ベレニケス”:「人としゃべれ人と!」
巴慶一郎:「仮面も外せぬ輩と戯れる暇は無し」
”コマ・ベレニケス”:と叫びながら飛び掛かる!裏路地の中をピンボールのように跳ねながら目線を乱す!
巴慶一郎:「……風紀執行する」
”コマ・ベレニケス”:「ははは!ついてこれまい!」
巴慶一郎:身を屈めた姿勢のまま待っている。
”コマ・ベレニケス”:剣の間合いの寸前で跳躍!上からの攻撃だ!
巴慶一郎:(虚と実を見極めろ。水面のごとく心を研ぎ澄ませれば)
巴慶一郎:「そこだ!」
巴慶一郎:鞘に納めたままの刀を、真上に突きだす。
巴慶一郎:(※刀を傷めるので絶対にマネしないでください)
”コマ・ベレニケス”:仮面に鞘が直撃!「ぎゃんッ!?」
”コマ・ベレニケス”:仮面にひびが生える!
”コマ・ベレニケス”:仮面が割れた感触は、巴君の手にも伝わっているだろう!
”コマ・ベレニケス”:だが、
”コマ・ベレニケス”:「んぎゅ、ぐすっ…そ、それでこそ我がライバルだな!」目の下に水滴のマーク。悲しみの仮面だ。
”コマ・ベレニケス”:さっと手をかざし、悲しみの仮面が再び喜びの仮面に再び入れ替わる
”コマ・ベレニケス”:「全っ然痛くなかったし!今のは様子見だし!」
巴慶一郎:(この余裕……まだ浅いか)眉間に皺を寄せる。
巴慶一郎:「ならば、次は全力で来るか」
”コマ・ベレニケス”:「で、でも今日のところはこれで許してやる!我の寛大さはアカデミア一だな!」
巴慶一郎:「む!」
”コマ・ベレニケス”:さっと顔に手をかざす。つけたるはバッタの仮面。
”コマ・ベレニケス”:ジャンプ力が強化される仮面!
”コマ・ベレニケス”:戦闘機の緊急脱出装置のように中空に飛び上がる!
巴慶一郎:「っ……不覚!」
”コマ・ベレニケス”:「また会おう我がライバル!はははは!ははははゲホッゴホッ高っ!」
”コマ・ベレニケス”:”コマ・ベレニケス”の姿はそのまま雲間に消えていきます
巴慶一郎:至近距離の立ち回りはともかく、高く跳躍して逃げる敵を追うほどの機動力は慶一郎には無い。
”コマ・ベレニケス”:《瞬間退場》
巴慶一郎:歯噛みしてその後ろ姿を見送るのみだ。
巴慶一郎:「またしても……取り逃がしたか……!」
風紀委員:「サーチライト、射程外です!」
巴慶一郎:「申し訳ありません。自分の不手際です」
巴慶一郎:後方の風紀委員たちに頭を下げる。
風紀委員:「いえ…。片方は捕まえられましたし…。」
風紀委員:「取引を妨害できただけ十分ですよ」
巴慶一郎:「……」
巴慶一郎:(肝心の仮面を逃がすとは、やはり自分はまだまだ未熟。剣士の理想には程遠い)
巴慶一郎:再びコマ・ベレニケスが消えた闇に視線を送り、忸怩たる思いに拳を握る。
GM:コマ・ベレニケスと巴慶一郎。二人が剣を交えるこの瞬間も、
GM:アカデミアの日常の一つであった。
GM:―――――
GM:現在
GM:アカデミア 校舎玄関
GM:―――――
GM:そんな日常を送っていた君だったが…
GM:当然学校の授業にも出席しなくてはならない。
GM:たとえ夜遅くにディオゲネスクラブと交戦していても、だ。
巴慶一郎:当然、真面目に出席しますとも。
GM:では君は下駄箱までやってきた。
巴慶一郎:(風紀たる者、生徒の模範となるべく規律正しい生活を送る義務がある)
巴慶一郎:(理由なき遅刻など許されない)
巴慶一郎:キッチリと制服を着こみ、帯刀して、下駄箱を開ける。
GM:では、下駄箱からぽろりと何かが落ちてきます。
巴慶一郎:「む」床に着く前に素早く拾い上げる。
巴慶一郎:「これは……?」
GM:白い便箋だ。かわいいハートマークのシールで封がしてある。
巴慶一郎:「この紋様は心臓を意味しているもの。つまり」
GM:おそらく、見た人の10人中9人が胸をときめかせる伝説のシチュエーションである。
巴慶一郎:「果たし状か」
GM:が、巴慶一郎は10人中の1人だったようだ。
巴慶一郎:慎重に封を開けます。
GM:封を開けると…これまたかわいらしい丸文字が手紙に書かれている。
GM:が、内容は……
GM
”アカデミアのダンジョンに来い。
お前にふさわしいステージと試練を用意してやった。
来なければ購買のRメンを買占めてディオゲネスクラブの面々で食べつくしてやる
お前の最大のライバルより”

GM
といった内容だ。

GM:どう見ても果たし状である。
巴慶一郎:(この奇妙な形の文字は、筆跡で仮面の下の正体を特定されるのを防ぐものか)
巴慶一郎:(あいも変わらず、姑息にして迂遠な手段。悪事としては些細だが……)
巴慶一郎:その些細な悪事を押さえる度に取り逃がして今日に至っているのも事実。
巴慶一郎:「万事、大事は小事より発するもの。残雪もそう言っている」
巴慶一郎:刀の鍔を耳にあてて呟く。
巴慶一郎:「いいだろう。アカデミアダンジョン何するものぞ、不惜身命の覚悟にて風紀職務を全うするのみ」
巴慶一郎:手にした果たし状を、強く握りしめる。
GM:宿敵、コマ・ベレニケス直々の果たし状。
GM:果たして、巴慶一郎は決着をつけることができるのだろうか。
GM:決戦の地は、アカデミアのダンジョン!
GM:―――――
GM:ロイスのみ可能!
巴慶一郎:敵/コマ・ベレニケス/P:興味津々/○N:不倶戴天
巴慶一郎:で、お願いします!
GM:了解です!では今日はここまで!
GM:お疲れ様でした!
巴慶一郎:お疲れ様でしたー!
どどんとふ:「井村 山茶花」がログアウトしました。
どどんとふ:「」がログインしました。
どどんとふ:「グレーゲル・ヴァレン」がログインしました。
どどんとふ:「井村 山茶花」がログインしました。
GM:―――――
GM:OP3:井村山茶花
GM:登場侵蝕をどうぞ!
井村 山茶花:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 10[10]+34 → 44

井村 山茶花:高い!
GM:―――――
GM:アカデミア 番長連詰所
GM:―――――
GM:番長連の詰め所。
GM:ここには個性豊かな生徒がたむろしている。
GM:詰所の机で医学書を読むジャック黒岩。
GM:総番長の席では、無道ささきがぐーぐーと寝息を立てている。
GM:そして詰所の窓際の席には…
風魔悟:「………。」じっと盤面を見つつ、ドーナツを頬張る。
風魔悟:これで5個目だ。
井村 山茶花:「……」安物のパイプ椅子に人形のように腰掛けて、オセロの盤面を睨んでいる。
井村 山茶花:じっくりたっぷり考えた末にコマを置いて、盤上の白を黒にひっくり返していく。
どどんとふ:「巴慶一郎」がログインしました。
井村 山茶花:「次、風魔の番」一手でそれなりに盤面を塗り替えたが、大局的にはあまりうまい手ではない。
風魔悟:「ああ」手を拭きつつ、角にコマを置く。「角取った。」
井村 山茶花:「あっ」
風魔悟:「ところで、この前の本はどうだった?」ドーナツの袋を片づけて、缶ジュースを飲む。
風魔悟:「前に図書館で読んでたやつ。」
井村 山茶花:「ああ……割と面白かったよ。古いSF、好きだから」
井村 山茶花:盤面から視線を上げる。「風魔は意外と細かいことを気にするね」
風魔悟:「細かい事?」
井村 山茶花:「ただの知り合いが読んでた本、いちいち覚えてるなんて」
風魔悟:「そりゃ覚えてる。次借りようと思ってた。」
風魔悟:「SFも好きなのさ。魔法とはちょっと違うけどな。」
風魔悟:「それに、ただの知り合いじゃない。」
井村 山茶花:「もう少し発達したら、魔法に追いつく」言ってから自分の発言で少しだけ笑う。うまいこと言ったと思ってる。
井村 山茶花:「え?」
風魔悟:「貴重な本読み友達だ。番長連にはそういう奴、少ないしな。」
風魔悟:盤面から顔を上げ、詰め所の中を眺める。
井村 山茶花:「……ああ、なるほど」一瞬だけ詰め所の自由な面子を見やる。今まさにフリースタイル番長がマイクを取ったところだ。
井村 山茶花:「面白いとは思うけどね、こういうのも」言いながら、オセロの手を進める。やっぱりあまりうまい手ではない。
GM:ずぎゅずぎゅずぎゅとターンテーブルを回す音が聞こえてくる。
GM:いつもと変わらない、平穏な番長連の日常
GM:そこに……
刑事番長:詰所のドアを開けて、急ぎ気味に入ってくる「総番長。」
無道ささき:「ぐがー、ぐおー…んお?」
刑事番長:「また行方不明者です。雛鳥文枝。高等部一年。天才倶楽部所属。」
刑事番長:「今回のケースにもアカデミアのダンジョンが関わっているものと思われます。」
無道ささき:「そっか!それは危険だな!」
刑事番長:「…で、具体的にはどうしますか。」
無道ささき:「んーーー………。」
無道ささき:ぐるりと詰所の中を見回す。
GM:フリースタイルでバトルしているフリースタイル番長。
GM:メスを研いで患者を待っているジャック黒岩。
GM:戦闘能力のありそうなのは……
無道ささき:風魔と井村さんに視線を合わせる。
無道ささき:「ちょうど良かった!魔法番長!真夜中の番長!」
風魔悟:「………」しばらく、総番長と刑事番長の会話に耳を澄ませていたが、立ち上がる。
井村 山茶花:一瞬遅れてオセロから顔を上げる。
無道ささき:「君達にアカデミアのダンジョンの調査を命じる!」
井村 山茶花:「ダンジョン……ああ、最近、どうもきな臭いとは聞いてたけど」
無道ささき:「そう、きな臭いから調べてきて!」
無道ささき:「えーと、なにがきな臭いんだっけ?」首を傾げて刑事番長を見る。
刑事番長:「アカデミアのダンジョンで行方不明になった生徒が数人います。」
刑事番長:「それに関連した噂も立っていますね。ダンジョンが人を食っているだとか。」
刑事番長:「元々はダンジョンを踏破した生徒の願いを叶えるだとかそういう風評で、」
風魔悟:「……。」目を細め、顎に手を当てる
井村 山茶花:「願いを叶える、か。おとぎ話だね」
刑事番長:「冒険部が調査を進めて安全な低層だけは観光地として開放していましたが、」
刑事番長:「最近の情勢を鑑みて封鎖されています。」
無道ささき:「そうなのだ!」
井村 山茶花:「それで私と風魔か。ただの調査にしては大仰な戦力だけど、そういうことなら」
無道ささき:「真夜中の番長ならそう言ってくれると思った!」
井村 山茶花:「うん。オセロの途中だけど、差し迫った危険があるなら仕方ない。最優先で片づけないと」
井村 山茶花:言うが早いか、負けそうになっていたオセロを手早くしまい始める。
無道ささき:「うんうん!では任せるぞ!山茶花!悟!……悟?」
風魔悟:じっと何かを考え込んでいる。
井村 山茶花:「……風魔、何か気になる?」その顔を覗き込み、《七色の直感》で感情を読む。
風魔悟:「いや、何も。」取り繕うように返す。
風魔悟:読み取れる感情は、興味。アカデミアのダンジョンに強い興味を示している。
井村 山茶花:「……そう」何かあるにせよ、私に言いたくはないんだな、と理解する。
風魔悟:「ああ、分かったよ。ダンジョンとやらに行くとしよう。」
風魔悟:総番長に返す。
井村 山茶花:「何があるにせよ、私と風魔ならすぐに片付くよ」同じく総番長に。
無道ささき:「それじゃ、何かあったらぐーすかぐーぐー……」
刑事番長:「何かあったら番長連に一報を。」
井村 山茶花:「……もう寝てる」
風魔悟:「よくある事さ。行こう。」
井村 山茶花:軽いため息とともにうなずいて、詰め所の出口へ向かいます。
井村 山茶花:「さっさと原因を究明して、ついでにダンジョン踏破でもしてみようか?」
風魔悟:詰め所のドアを開け、「どうぞ」というように手を出口に向ける。
風魔悟:「叶えたい願いでも?」
井村 山茶花:ちょっとだけ戸惑ってから、軽く頷いて先に出ます。
井村 山茶花:「別に。ただ、Sランクの実力証明にはなるかも、ってね」
井村 山茶花:「それにしてもその言い方」くすりと笑う。「噂、信じてるみたいに聞こえる」
風魔悟:「………。」少し言葉を切って「かもな。」と微笑みを返す
井村 山茶花:「……」その反応に引っかかりを覚えるが、何と返せばいいかわからないので曖昧にうなずく。
GM:アカデミアのダンジョンに消える生徒。そして秘められた風魔の真意。
GM:その全てが分かるのは…アカデミアのダンジョン。
GM:―――――
GM:ロイス!
井村 山茶花:風魔悟/友情○/疎外感/ロイス こう!取得します!
GM:友情…!
GM:―――――
GM:では次、合流シーンです!
GM:全員登場!
GM:登場侵蝕をどうぞ!
巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:40->41)
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:43->45)
井村 山茶花:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 2[2]+44 → 46

グレーゲル・ヴァレン:反動!
GM:今度はみんな低い
GM:―――――
GM:アカデミア ダンジョン
GM:第0層
GM:―――――
GM:鬱蒼と繁る森。ガアガアという鳥の声。
GM:『KEEPOUT』というテープの貼られたフェンスを乗り越えて、
GM:グレーゲル・ヴァレンはアカデミアのダンジョンの入り口までやってきた。
グレーゲル・ヴァレン:「…………」ダンジョンの前に立ち、その暗がりを睥睨する。
グレーゲル・ヴァレン:《構造看破》でダンジョンの構造を把握したりしてたい
GM:では、ダンジョンは地下へ地下へと伸びていることが分かります。
グレーゲル・ヴァレン:人工物か天然物かはわかりますか?
GM:天然物の洞穴を加工して作られたものであると分りますね。
グレーゲル・ヴァレン:なるほどなるほど。
グレーゲル・ヴァレン:(……深い。元は天然の洞穴のようだが………人の手が入っている)
GM:と、洞穴の奥から……
グレーゲル・ヴァレン:(で、あれば……)
GM:何者かがこちらに向かって歩いてくるのが見えます。
GM:歩いてきたのは、
グレーゲル・ヴァレン:顔を上げ、木刀に手をかけます。
馬頭の門番:馬の頭をした筋骨隆々の男と、
牛頭の門番:これまた牛の頭をした筋骨隆々の男です。
馬頭の門番:「ダンジョンに挑まんとする者よ……」
牛頭の門番:「まずはその力を示せ…」
GM:ババッ   バババッ
GM:周囲の木々が揺れ、ファンタジー小説に出てきそうなモンスターが飛び出してくる!
グレーゲル・ヴァレン:「ふん、試練の洞窟……って奴か?ここを作ったやつはよほどのファンタジー趣味だな!」
グレーゲル・ヴァレン:ばっ!と無駄に大きい動きでマントをはためかせながら、木刀を構える。
ゴーレム:「ンゴゴゴゴ…!」
ゴーレム:煉瓦造りのゴーレムがグレーゲルくんに襲い掛かる!
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ!!いいぞ!かかってくるがいい!真の天才とはどういうものか、見せてやろうじゃないか!」
グレーゲル・ヴァレン:(動きは大きい……大丈夫だ、見切れないほどじゃあ、ない……!)
ゴーレム:腕を振り上げる。潰されればひとたまりもないだろう!
グレーゲル・ヴァレン:「はっ!!確かに強力そうだが!」
グレーゲル・ヴァレン:脳内に目の前のゴーレムの複製を作る。
グレーゲル・ヴァレン:どれぐらいの速さ、強さで攻撃してくるのか。攻撃の軌道は。
グレーゲル・ヴァレン:コピーの動きを瞬時に分析し、それへの反応を肉体へとダウンロードする。
グレーゲル・ヴァレン:その腕が、振り下ろされるより先に、少年の小さな体は高く跳躍していた。
グレーゲル・ヴァレン:「真実なき石の土塊に変えてやる」
グレーゲル・ヴァレン:木刀を、上空からゴーレムへと突き立てる!
ゴーレム:「ンゴオォ……」
ゴーレム:グレーゲルの宣言通り、一撃を受けてゴーレムはただの土くれになった!
GM:しかし、間髪入れずに別の影がグレーゲルを襲う!
グレーゲル・ヴァレン:「フッ……!やはり天才!」
大鴉:「ガア、ガア!」
大鴉:上空からグレーゲルめがけ急降下!
グレーゲル・ヴァレン:「…!」
巴慶一郎:その時、茂みの中から風のように駆け来る者あり!
巴慶一郎:「せああっ!」
グレーゲル・ヴァレン:(やばい、あれには反応できな……)
巴慶一郎:地を蹴って跳躍。襲い掛かる爪の一撃を掻い潜って肢を捉え、逆上がりで大鴉の背に回る。
巴慶一郎:「……畜生相手、表道具を使うまでもなし」
巴慶一郎:刀を握った拳で鴉の背を打ち抜く!
大鴉:「ガアッ!?」
グレーゲル・ヴァレン:「……」突然の闖入者をただ目で追っている。
巴慶一郎:さらに鴉の背を蹴り飛ばして回転跳躍、颯爽と着地。
グレーゲル・ヴァレン:(助かった…けど……)
グレーゲル・ヴァレン:「……誰だ、貴様。ここは立ち入り禁止だぞ?」
大鴉:大鴉は墜落!戦闘不能!
巴慶一郎:「それはこちらの台詞。風紀委員として理由説明を求めます」
巴慶一郎:腰に差しかけた刀をもう一度握り直し、ヴァレン君に向き直る。
グレーゲル・ヴァレン:「フッ!愚問だな!」
グレーゲル・ヴァレン:「ここで姿を消したものがいる!ならば救いの手を差し伸べるは真の天才の役目だろう!』
巴慶一郎:「全く説明になっていません。立ち入り禁止区域に足を踏み入れた理由を尋ねています」
グレーゲル・ヴァレン:身体の手前に落ちてきていた後ろ髪を背中の方に払いのけながら不敵に笑う。
巴慶一郎:怪訝そうな顔でマジレスする。
グレーゲル・ヴァレン:「何、ここの状況は把握している。立ち入り禁止になっている理由もな」
GM:と、その時!さらに新手!
グレーゲル・ヴァレン:「そして、俺にはそれを解決するだけの……」
サハギン:「ギョギョーッ!」「ギョ」「ギョギョギョ!」
グレーゲル・ヴァレン:サハギンの鳴き声に遮られて露骨に嫌な顔をする!
巴慶一郎:「む」
巴慶一郎:(会話に気を取られ、警戒が緩んだか。不覚)
サハギンキング:「ギョ~~~」魚人の群れが二人を囲んでいる!
グレーゲル・ヴァレン:「人が話している時に、無礼だぞ貴様ら!」
巴慶一郎:「言っている場合ですか。数が……多い!」
巴慶一郎:緊張した面持ちで刀の柄に手をかける。
グレーゲル・ヴァレン:「何、一体一体確実に仕留めていけば……ん…?」
井村 山茶花:「いや、少ないよ」言いながらサハギンの群れのただ中に躍り込む黒髪の少女あり!
井村 山茶花:膝をついて着地したその足元から影がじわりと広がり、見る間に湧き水のように広がっていく。
井村 山茶花:「畏れなさい。二千年に一度の夜闇のように」
井村 山茶花:影がサハギンの足首にまとわりつき、闇色の炎となって一気に燃え上がる!
サハギン:「ギョギョーーーッ!!!」
サハギン:焼き魚になった!
巴慶一郎:「これは……」
巴慶一郎:息を呑んで攻撃の様を見守っている。
井村 山茶花:「さて、と……」立ち上がってスカートの汚れを払い、二人に向き直る。「見ての通り、ここは危険だ」
:「クマ―――――ッ!!」別の方向から熊が飛んできて、ダンジョンの外壁にぶつけられる。
風魔悟:「ああ、全く。危険極まりない。」手を握ったり開いたりしながら、茂みの中から出てくる。
井村 山茶花:「風紀委員……は、ともかく。そっちの中学生、肝試しなら他所でやった方がいい」
風魔悟:「井村は大丈夫だったか?…おっと。先客が二人もいたか。」
グレーゲル・ヴァレン:「……はあ。これだから凡庸の者は困る!」大げさに肩をすくめ、首を横に振る。
井村 山茶花:「……凡庸?」ぴくりと眉が動く。
グレーゲル・ヴァレン:「俺こそは選ばれし真の天才!遊びなどでこのような場所を訪れるものか!」
グレーゲル・ヴァレン:「あと、高校二年生だ」
巴慶一郎:「僭越ながら、中等部の制服はデザインが異なっていますので一目見ればわかるかと」
巴慶一郎:余計な補足をする。
井村 山茶花:「……っ、あのマントで隠れていたから、背丈で判断しただけだっ!」
巴慶一郎:「それこそ早計というものでは」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ!気にすることはない。天才でない者はみな間違える!」
井村 山茶花:「なっ、この……っ」顔が見る見る赤くなる。
風魔悟:「まあまあ、三人とも。」
風魔悟:「自己紹介をした方がいいんじゃないか?お互いのためにも。」
風魔悟:「俺は風魔悟。魔法番長だ。こっちは、」井村さんをなだめながら、続きを促す。
井村 山茶花:「……はぁ」大きくため息。
グレーゲル・ヴァレン:「おっと。俺としたことが。この天才の名を刻み付けることを疎かにしようとは!」
井村 山茶花:「井村山茶花。高校3年生、真夜中の番長」
井村 山茶花:「Sランクのオーヴァード。さっき見せた通り、きみたちよりはダンジョン攻略に向いていると思う」
グレーゲル・ヴァレン:「グレーゲル・ヴァレン。元・天才倶楽部。よく覚えておけ、今後のためにもな」
グレーゲル・ヴァレン:「ここのダンジョンの構造は既に把握した。攻略するつもりなら、俺の力を借りるのが賢明だろうな」
井村 山茶花:「天才倶楽部……って、"あの"天才倶楽部か」やや呆れたような口調。
グレーゲル・ヴァレン:「フン。おおよそ、今の天才倶楽部しか知らんのだろう」鼻で笑う。
巴慶一郎:こほんと咳払いをする。
巴慶一郎:「申し遅れました。自分は風紀委員所属の1年、巴慶一郎といいます」厳かに一礼。
巴慶一郎:「井村先輩、風魔先輩。先ほどの一掃劇はお見事でした」
巴慶一郎:「名のある方とはお見受けしましたが、なるほど。お二人は番長連の精鋭でしたか」
井村 山茶花:「え?ああ、いや……あれくらい、何てことはないよ」礼儀正しさに面食らっている。
風魔悟:「いやいや。少し魔法をかけただけさ。」
巴慶一郎:「このダンジョンには自分を待ちうける罠と敵が待っています。足を踏み入れれば、皆さんも巻き込んでしまう」
グレーゲル・ヴァレン:「巻き込む」目を細め、巴を見る。
グレーゲル・ヴァレン:「……貴様、風紀の取締のために来たわけではないのか?」
グレーゲル・ヴァレン:その言い回しに個人的なものを感じて、そう問いかける。
巴慶一郎:「風紀執行の一環ではあります。この迷宮に待つは学園風紀の敵」
巴慶一郎:「小物ではありますが、押さえておかなければ無用な混乱を生みますので」
井村 山茶花:「つまり、風紀委員会はもう異変の犯人に目星をつけているわけだ。仕事が早い」
風魔悟:「先を行かれたな」苦笑しつつ
巴慶一郎:「異変とは」首をかしげる。
グレーゲル・ヴァレン:「ふうん……?」小物、と言われる存在と、行方不明者を出す深き洞穴の結びつきに違和感を感じるが、追及はしない。
井村 山茶花:「……?ダンジョンの異変を辿ってここにきたわけではないの?例の、行方不明事件」
井村 山茶花:「最近の被害者は確か、ひよどり……いや、雛鳥だったかな」
巴慶一郎:「成程。それぞれ別件を追ってここで鉢合わせたものですか」
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥文枝だ」
巴慶一郎:「ふむ。ヴァレン先輩もそちらの件……ならば自分が止めるのも道理に合いませんね」
グレーゲル・ヴァレン:「良いのか?」
グレーゲル・ヴァレン:少し驚いたように言う。
巴慶一郎:「駄目ですが」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、駄目ではあるんだな」
巴慶一郎:「はい。ただ、単独で先行されるとより危険と判断しました。残雪もそう言っている」
巴慶一郎:刀の鍔に耳を当ててそう言う。
井村 山茶花:「残雪?」
巴慶一郎:「残雪です」手にした刀を軽く持ち上げて見せる。
グレーゲル・ヴァレン:「………」
井村 山茶花:「そう……まあ、そういう例もあるか」微妙に釈然としない顔。
井村 山茶花:「さて、それで」
井村 山茶花:「巴くんはそっちの天才の面倒を見る、私と風魔はダンジョン内に用がある。だったら私たちときみも、協力してもいいんじゃないかな」
巴慶一郎:「願ってもないことです。自分は若輩者故、お二人の力を借りることができれば幸いです」
グレーゲル・ヴァレン:「好条件だな。俺は天才ではあるが、肉体労働はちと苦手でな」
グレーゲル・ヴァレン:「力が借りられるのならばそれに越したことはない」
井村 山茶花:「別にきみに力を貸すわけじゃないけど」
井村 山茶花:「そこに義があるのなら捨て置けるものでもない。私も番長連だから」
グレーゲル・ヴァレン:「ふ。構わんさ。俺にとっては同じことだ」
GM:と、そうしていると
馬頭の門番:モンスターの襲撃の際には姿を消していた門番たちが、再び現れる。
牛頭の門番:「その力、存分に見せてもらった。」
馬頭の門番:「ダンジョンに挑む者として実力は充分だ。」
馬頭の門番:「では次に証を見せろ。」
牛頭の門番:「実力を備え、証を持つ者だけがここを通ることが出来る。」
井村 山茶花:「(馬の人、馬面番長の親戚かな……関係ないかな……)」少しそわそわしている。
巴慶一郎:「む。証とは何の事でしょうか」
井村 山茶花:「えっ証?」
牛頭の門番:「えっ」
馬頭の門番:「持ってないの」
グレーゲル・ヴァレン:「何だそのフランクな反応は」
巴慶一郎:「学生証なら所持していますが」
牛頭の門番:「いやいやいや、こういうの。」地面に枝で図形を描く。
巴慶一郎:どんな図形かしら
GM:丸の中に星印がある。シンプルなマークです。
グレーゲル・ヴァレン:「可愛らしいな」
馬頭の門番:「ごほんっ!勇者の証を持っていない者は通すことは出来ん!」
井村 山茶花:「あ、取り繕った」
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥もこいつを持っていたのか?」
牛頭の門番:「ダンジョンに挑まんとする者よ。まずは勇者の証を探してくるがいい…。」
馬頭の門番:「えーと、基本我々門番なんで…」
牛頭の門番:「個人の名前と顔までは覚えてないというか…」
馬頭の門番:「あの、はい、そういう感じです。」
巴慶一郎:「ふむ。しかしディオゲネスクラブの連中は中で待ちうけているはず……」
巴慶一郎:「ということは、証を手に入れ、通ったということ」
グレーゲル・ヴァレン:「ふん。まあ期待はしていなかったが:
井村 山茶花:「うん……正直、探す時間が惜しいから押し通ってしまいたいところだけど……」門番をちらっと見る。
井村 山茶花:「さすがに、かわいそう」
グレーゲル・ヴァレン:「おそらく、押し通ることはできない」
井村 山茶花:「私の実力が不足だとでも?」
グレーゲル・ヴァレン:「こいつらはこのダンジョンの『ルール』なんだろうよ。ならば、どんな力を尽くそうと打倒はできまい」
巴慶一郎:グレーゲル君を一瞥し、感心したように頷く。
巴慶一郎:「可否を問わず、正規の手段を踏み倒すべきではないという事ですね。探し出してみせましょう」
風魔悟:「郷に入れば郷に従えというわけか。」
井村 山茶花:「……なるほど。一理ある」ぎゅっと眉根を寄せながらもうなずく。
グレーゲル・ヴァレン:「急がば回れ、と言うやつだ」腕を押さえながら、そう静かに言う。
井村 山茶花:「……その言い方は癪に障るけど」眉間の皺を深くする。
グレーゲル・ヴァレン:(そうだ。焦るな。雛鳥はそう簡単に……)
グレーゲル・ヴァレン:「こう言う性分でな。ふ、まあ疎まれるのにはなれているさ」
グレーゲル・ヴァレン:「気を遣う必要はない」
風魔悟:「一旦戻るとするか。証を手に入れてからまた来よう。」
井村 山茶花:「もとより微塵も遣ってない」
巴慶一郎:さっさと学園に向かって歩き出している。
風魔悟:「おい、そこまで邪険にすることも無いだろう。」井村さんに
グレーゲル・ヴァレン:肩を竦めて、巴君の後に続きます。
井村 山茶花:「だってあいつ、私のこと……」反論しかけて、言葉を飲み込む。
井村 山茶花:「……確かに少し冷静じゃなかった。あとで謝っておくよ」
井村 山茶花:そう言ってグレーゲルの背中を睨む。
風魔悟:井村さんの額に人差し指を当てる。
風魔悟:そしてぐりぐりと眉間のしわを解すように動かす。
井村 山茶花:「!!」
風魔悟:「そう険しい顔をするなよ。」
井村 山茶花:「……ありがと。頼もしいね、風魔は」力を抜いてふっと微笑む。
風魔悟:「そっちの方がよほど綺麗だ。」微笑む。
巴慶一郎:「不純異性交遊ですか」いつのまにか振り返っていて、二人に厳しい視線を送っている。
GM:―――――
GM:ロイス&購入!
巴慶一郎:PC間ロイスを取ろうの巻
グレーゲル・ヴァレン:とりあえず井村さんに取ろう
グレーゲル・ヴァレン:協力者/
GM:そうなのだ
GM:PC間ロイスを取るとよいぞ
井村 山茶花:協力者/グレーゲル・ヴァレン/執着/敵愾心○/ロイス 取得します
グレーゲル・ヴァレン:協力者/井村山茶花/有為/隔意:○/ロイス で取ります。
巴慶一郎:先輩/井村山茶花/○P:才色兼備/N:傲岸不遜/ロイス で!
グレーゲル・ヴァレン:四字熟語!
GM:購入もできるぞい!
巴慶一郎:じゃあ応急でも買っておこうかな
巴慶一郎:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 10[1,10]+7[7]+3 → 20 → 成功

巴慶一郎:そ、そんなに行かなくていい
井村 山茶花:すごい
グレーゲル・ヴァレン:両手剣でも狙おうかなー
井村 山茶花:同じく応急を
井村 山茶花:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

井村 山茶花:全然ダメ
グレーゲル・ヴァレン:うーん。まだいいか。
グレーゲル・ヴァレン:応急買います
グレーゲル・ヴァレン:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 10[10]+1[1]+1 → 12 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:お、おお
グレーゲル・ヴァレン:(両手剣買えたじゃん…)
グレーゲル・ヴァレン:応急手当ゲット!以上!
巴慶一郎:こちらも以上!
井村 山茶花:以上です!
GM:では今日はここまでにしましょう。おつかれさまでした!
GM:―――――
GM:ミドルシーン!
GM:シーンプレイヤーは巴くん!
GM:登場侵蝕をどうぞ!
巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+5(1D10->5)した(侵蝕率:41->46)
GM:他の人も登場可能です!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:45->50)
GM:情報収集シーンの予定です
井村 山茶花:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 6[6]+46 → 52

GM:―――――
GM:では、情報項目を先に出しましょう。
GM:・ダンジョンに入る方法 情報:アカデミア、噂話/難易度7
GM:・アカデミアのダンジョンとは 情報:アカデミア/難易度8
GM:ではまずアカデミア内で調査してもらいましょう。
GM:アカデミアで必要な項目を調査し終えると、アカデミアのダンジョンに入ることが出来ます。
グレーゲル・ヴァレン:やってやるぜ!
巴慶一郎:急がば回れー
井村 山茶花:がんばる!
巴慶一郎:なお自分は情報:アカデミアなら固定値7で判定できます
巴慶一郎:あ、7じゃない8だ
グレーゲル・ヴァレン:ふえっ
GM:ヤバスギル
井村 山茶花:高っ!?
井村 山茶花:山茶花は噂話もアカデミアも固定値4とコネがあります
グレーゲル・ヴァレン:オリジン:ヒューマンの力というわけね
巴慶一郎:なのです
グレーゲル・ヴァレン:無形の影があります
巴慶一郎:優秀な情報収集チームだ
巴慶一郎:というわけで、自分が難易度8の方を行っちゃっていいですか
井村 山茶花:先生やっちゃってください!
井村 山茶花:私は入る方法を振ってみます
巴慶一郎:ファンブルしなければ勝つ!
グレーゲル・ヴァレン:お願いします!
巴慶一郎:ではマイナーで《オリジン:ヒューマン》、メジャーで《アンシーントーカー》
巴慶一郎:ダイスはアンシーントーカーの+2に変異種ダイスペナで-1だ
巴慶一郎:3dx+2+5+1
DoubleCross : (3R10+2+5+1[10]) → 9[2,5,9]+8 → 17

グレーゲル・ヴァレン:たかい
井村 山茶花:めちゃ高い
GM:高すぎる
井村 山茶花:こちらは<情報:噂話>で噂好きの友人使用
巴慶一郎:侵蝕は3上昇して49に。
井村 山茶花:3dx+4>=7
DoubleCross : (3R10+4[10]>=7) → 9[1,8,9]+4 → 13 → 成功

巴慶一郎:ヒューウ
井村 山茶花:優秀な友人だった
GM:では両方開示!
GM
・ダンジョンに入る方法 情報:アカデミア、噂話/難易度7
ダンジョンに入るためには勇者の証を持っていなければならない。
勇者の証は購買部に売っている。

・アカデミアのダンジョンとは 情報:アカデミア/難易度8
アカデミア島で発見されたダンジョン。
元々はこの島に住んでいた人々が修練場として使っていた場所だと伝えられている。
また、ダンジョンを踏破した者は願いを叶えることが出来るだとか、
中には幾つか試練が待ち受けており、突破できなかったものに恐ろしい罰が待っている
など、噂も多々あるようだ。
現在は冒険者部が開拓を進めているが、騒動のせいで開拓は中断されている。

巴慶一郎:売ってるww
GM:では売ってる勇者の証を買えるか判定だ!
GM:・ダンジョンに潜る準備 調達/難易度9
グレーゲル・ヴァレン:買う!
グレーゲル・ヴァレン:確実に買いたいので《無形の影》を使います。
井村 山茶花:がんばれー
巴慶一郎:ふぁいとー
グレーゲル・ヴァレン:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 10[2,4,5,8,8,9,10]+6[6] → 16 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:おっけー
巴慶一郎:クール
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:50->54)
GM:・ダンジョンに潜る準備 調達/難易度9
一行は 勇者の証 を手に入れた!
一行はダンジョンに潜れるようになった!

GM:よし、では判定が終わったところで情報収集のロールをしましょうか。
GM:―――――
GM:アカデミア 購買部
GM:―――――
GM:では、皆さんは学園内に戻ってきて、情報収集をしているところです。
巴慶一郎:思案顔で刀を手に取る。
巴慶一郎:「そもそも……これから入ろうというダンジョンの事を、あまりに知らなさすぎたかもしれませんね」
巴慶一郎:「教えてくれ残雪。今わかる範囲でいい」
巴慶一郎:目を閉じて鍔に耳を当てる。
巴慶一郎:「……なるほど」
風魔悟:「今、何したんだ?魔法か?」巴君に
巴慶一郎:「魔法ではないです。残雪は妖刀です」
井村 山茶花:「……」複雑な顔で巴くんを見ている。
井村 山茶花:「友だち、できるといいね」
巴慶一郎:「残雪は自分よりも色々な事を知っていて、正しい判断を下します」
グレーゲル・ヴァレン:「……共生型レネゲイド・ビーイング……と言ったところか?そいつは」
巴慶一郎:「はい。UGNからは、そのように言われています」
巴慶一郎:「残雪によれば、あのダンジョンは元々この島の住人が修練場として使っていたそうです」
グレーゲル・ヴァレン:「ほお。実際にこの目で見るのは初めてだな」
グレーゲル・ヴァレン:「修練場……か」
巴慶一郎:「それから、ダンジョンを踏破した者は願いを叶えることが出来るだとか」
巴慶一郎:「中には幾つか試練が待ち受けており、突破できなかったものに恐ろしい罰が待っているとか。これは噂ですが」
井村 山茶花:「その、中に入る方法だけど」
風魔悟:「さっきの勇者の証って奴か。」
風魔悟:「何か別のダンジョンを踏破しなきゃいけないとか、そう言うのじゃ無けりゃいいな。」
井村 山茶花:「いえ、あれは……購買部に売っている」自信満々に告げる。
風魔悟:「………えぇ?」
巴慶一郎:「……」
巴慶一郎:すごく疑わしげな視線を送っている。
グレーゲル・ヴァレン:「…まじか」
GM:といったところで
井村 山茶花:「……間違いないから。信頼できる筋からの情報だよ」
グレーゲル・ヴァレン:「すごくカジュアルだな、門番といい……」
購買部の店員:「ああ、困ったな。こんがらがっちまってるよ。」
購買部の店員:購買部の店員が箱を前にして困った顔をしています。
グレーゲル・ヴァレン:「おや。あれは確か……溝呂木さんか」
グレーゲル・ヴァレン:「おい。天才の力は入り用ではないか?」店員さんに声をかけます。
GM:箱はたこ紐でがんじがらめにされており、『勇者の証』という張り紙がされています。
溝呂木:「ああ、君は…?」
グレーゲル・ヴァレン:「ふっ。いつも購買部で世話になっている、偉大なる天才だ。お疲れ様です」
グレーゲル・ヴァレン:丁寧にお辞儀をする。
巴慶一郎:「あからさまに目的の品が登場しましたね」
井村 山茶花:「ほら、あれ!本当にあったでしょう!」張り紙を指差す。
風魔悟:「……マジだ。」
巴慶一郎:「先ほどの非礼をお詫びします」井村さんに頭を下げる。
溝呂木:「え、手伝ってくれるのかい…?」グレーゲル君に
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。当然そのつもりだ。こいつを解けばいいんだな?」
井村 山茶花:「あ、いや、そんなに改まって謝られると困るかな……」
巴慶一郎:「これは簡単には解けないでしょう。切ってしまった方が早いのでは?」
巴慶一郎:頭を上げてさっさとヴァレン君の隣に移動している。
溝呂木:「上の人にあんまり資源を無駄にするなって言われてるんだよ。こういう紐とかもね。だから解こうとしてるんだけど…。」
グレーゲル・ヴァレン:「成程、そういう事情か。確かに梱包代も馬鹿にならんからな……どれ、貸してみろ」
グレーゲル・ヴァレン:そう言うと、屈みこんで紐に手をかける、
グレーゲル・ヴァレン:と、あっという間にその小さい手で紐はするすると解かれてしまう。
溝呂木:「こりゃ驚いた。あんた天才だよ!」
グレーゲル・ヴァレン:「パズルとしては43点と言ったところか」紐を綺麗にまとめて溝呂木さんに渡します。
井村 山茶花:「そんなあっさり……何かの魔法みたい」
巴慶一郎:「!?」ぱちぱちと目を瞬かせて、解けた紐と箱を交互に見ている。
巴慶一郎:「はい。自分も数時間はかかるかと思いました」
グレーゲル・ヴァレン:「ふっ」
溝呂木:「はは、ありがとう!これで怒られずに済むよ!何かお礼が出来ればいいんだけど…」
グレーゲル・ヴァレン:「礼か……ならば、この勇者の証。3人分入り用なんだが、負けてくれるか」
溝呂木:「ああ。もちろん、どうぞ!これ売れなくて困ってたんだよ。」
溝呂木:「どうもダンジョンに人が寄りつかなくなったみたいでねえ。」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ……まあ、その調査と言ったところだな」
溝呂木:「はいこれ。一個おまけしとくよ。」4人分のバッジのようなものを渡す。
溝呂木:丸の中に星印。間違いなく勇者の証だ。
グレーゲル・ヴァレン:「……確かに。ありがとう溝呂木さん、またメンチ焼きそばパンを買いに行く」
溝呂木:「ああ、いつでもどうぞ!」
風魔悟:「……これで俺達も勇者の仲間入りってところか。俺は魔法使いなんだがな。」
巴慶一郎:「いきなり人数分揃いましたね。お見事です」
井村 山茶花:「とりあえず第一関門突破、というところかな」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。これであのダンジョンとやらの中に入れる」
グレーゲル・ヴァレン:バッジを胸元辺り、マントの外側につける。
グレーゲル・ヴァレン:満更でもないようだ。
井村 山茶花:「えっと、自称天才」眉をひそめてグレーゲル君に話しかける。
井村 山茶花:「……さっきのあれ、どういうエフェクトを使ったの?」
グレーゲル・ヴァレン:「……お前がそう言うことにしたいならそれで構わんが」自称、と言われたのに対し
グレーゲル・ヴァレン:「単純な構造看破の一種だ。構造を把握しさえすれば解くことも容易い」ウロボロスのエフェクトを使用したことは言わない。
グレーゲル・ヴァレン:構造を把握したことは事実だが、そうするためには一旦、”模造品”を意識の中に投影する必要があるのだ。
井村 山茶花:「モルフェウスやオルクスでインチキしたわけじゃないんだ……」
巴慶一郎:「……自分も気になったのですが。ゴーレムを倒した際の手際といい、さきほどの技といい。ヴァレン先輩はスペシャリストなのでしょうか」
巴慶一郎:「それもAランク、あるいはSランク?」
グレーゲル・ヴァレン:「聞いて驚くなよ?Cランクだ」さらりと言う。
井村 山茶花:「はぁ!?」
巴慶一郎:「Cランク……?」
グレーゲル・ヴァレン:「そう。オーヴァードとしては三流と判断されたと言うわけだ!」愉快そうに言う。
巴慶一郎:「ランクは目安に過ぎず、多面的には能力を計れないと、そういう意見もありますが」
巴慶一郎:「しかし、ううむ」腕組みして唸る。
井村 山茶花:「だけど、それでよく臆面もなく天才なんて……」
グレーゲル・ヴァレン:「だとしても、俺の才は確かなものだ。学園王者(ヘラクレス)の称号もある!」
巴慶一郎:「まさか、その木刀でRファイトを制したのですか」
グレーゲル・ヴァレン:「馬鹿な。俺は頭脳派だぞ」笑いながら
グレーゲル・ヴァレン:「この頭脳でもって、文系競技を制したに決まっているだろう!あのときのミレニアムはなかなかだったな!」
井村 山茶花:「……なるほど。その実績があるから、それほど堂々としていられるわけだ。納得した」ため息をつく。
風魔悟:「……Rファイトか。懐かしい単語を聞いたな。」
巴慶一郎:「Cランクで、天才で、学生王者で、木刀で頭脳派……」まだ混乱している。
巴慶一郎:「自分にはヴァレン先輩がよくわかりません、難解です」
グレーゲル・ヴァレン:「天才であることに間違いはないからな!」
井村 山茶花:「そうか。風魔はあのRファイトに出たんだよね」
井村 山茶花:「……私も出ればよかったのかな。そうすれば、少しくらいは」独り言のように呟く。
グレーゲル・ヴァレン:「……アウトサイダーズ(仮)、だったか。あの頃には俺はもう天才倶楽部は抜けていたが、雛鳥によく聞かされたな」
グレーゲル・ヴァレン:「……早く迎えに行ってやらねばな……」
風魔悟:「……」井村さんを一瞥し「天才には負ける。何せ、文系部門を落として一度負けたからな。」
風魔悟:「そうだ。必要な情報は集まったんだ。君のお姫様を迎えに行ってやらないとな。」
風魔悟:グレーゲルくんに
巴慶一郎:「いけない。平常心、平常心……」
巴慶一郎:「そう、まずは迷宮探索ですね。残雪もそう言っている」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハ。そんな良いもんじゃあない。親鳥を見つけてついてくる雛さ」
井村 山茶花:「だったらなおのこと、保護しておくべき対象だ」
グレーゲル・ヴァレン:「だが、その通りだ。探索を始めないことには、前へは進まん」
グレーゲル・ヴァレン:「…ああ。速やかに発見、保護する必要があるな」
風魔悟:「んじゃ、行くとするか。おっと、このドーナツくれる?ダンジョンに持ってく食糧が必要だ。」
GM:―――――
GM:ロイス&購入!
巴慶一郎:ロイスをとるよ!
巴慶一郎:先輩/グレーゲル・ヴァレン/P:威風堂々/◎N:複雑怪奇
グレーゲル・ヴァレン:やったー!四文字熟語ロイスだ!
井村 山茶花:四字熟語!漢字沢山!
巴慶一郎:思いつかなくなったらどうしよう
GM:四字熟語で検索しよう!
巴慶一郎:する!
巴慶一郎:調達は何か欲しいモノありますか?
グレーゲル・ヴァレン:両手剣とか欲しいですね
巴慶一郎:両手剣は…13か。やってみます
巴慶一郎:2dx+2+1>=13
DoubleCross : (2R10+2+1[10]>=13) → 4[1,4]+3 → 7 → 失敗

巴慶一郎:駄目!
グレーゲル・ヴァレン:すまなかった…!
井村 山茶花:ダメ元で両手剣狙ってみよう
井村 山茶花:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:じ、自力でも買えますから!
グレーゲル・ヴァレン:あっ
井村 山茶花:財産、足りない!以上!
グレーゲル・ヴァレン:じゃあなんか《無形の影》使って両手剣挑戦します…
グレーゲル・ヴァレン:Cランク効果と調達技能で固定値が2もある
グレーゲル・ヴァレン:7dx+2>=13
DoubleCross : (7R10+2[10]>=13) → 8[1,2,2,2,3,6,8]+2 → 10 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:ダメとは
巴慶一郎:我々の前に立ちふさがる強敵、両手剣
井村 山茶花:なんたる……
GM:マジか…
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:54->58)
巴慶一郎:こんな奴に勝てるのか…!?
グレーゲル・ヴァレン:どうだろう…
GM:では次に行きましょう!
グレーゲル・ヴァレン:はーい!
巴慶一郎:はーい
井村 山茶花:はーい
GM:―――――
GM:次!ミドルシーン!
GM:シーンプレイヤーは巴くん。他全員登場可能!
井村 山茶花:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 1[1]+52 → 53

巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+8(1D10->8)した(侵蝕率:49->57)
巴慶一郎:オウッ
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:58->64)
グレーゲル・ヴァレン:たかまるー
巴慶一郎:先輩ーッ
GM:大丈夫かーッ!
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン
GM:第0層
GM:―――――
馬頭の門番:「持ってきたか、勇者の証を…。」
牛頭の門番:「よくぞ持ってきた、勇者の証を……。」
巴慶一郎:「よくぞも何も、購入してきただけですが」
井村 山茶花:「誰が納品してるんだろう……」
グレーゲル・ヴァレン:「言うべきことが済んだら速やかに通せ。急いでいるのでな」
馬頭の門番:「では通るがよい…」
牛頭の門番:「ここのタッチパネルに勇者の証を1秒以上かざして通り抜けるがよい…」
井村 山茶花:「存外ハイテク」
グレーゲル・ヴァレン:「交通機関か」
巴慶一郎:「何らかの利権が動いているのでは……後ほど調査の必要がありそうです」
井村 山茶花:IT化の進むダンジョンに戸惑いながらもタッチしてゴーする。
馬頭の門番:「他のカードが誤反応しないよう勇者の証だけをかざして通るがよい…」
井村 山茶花:「互換性とかあるの……?」
グレーゲル・ヴァレン:バッジをつけた胸元を近づけてPiっとする。
巴慶一郎:「自分はダンジョンには詳しくありませんが、普通こうでないのは分かります」
GM:ではピピッと小気味のいい音がしてダンジョンの扉が開きます。
GM:ゴゴゴゴ……
GM:ゴン……
馬頭の門番:門番たちは扉の両端に立ち、四人を迎え入れます。
グレーゲル・ヴァレン:ずんずんと歩いて足を踏み入れる。
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン
GM:第1層
GM:―――――
GM:では、4人がダンジョンに入ると、入ってきた扉が重い音を立てて閉まります。
風魔悟:「…おっと。どうやら、出れなくなったか?」
井村 山茶花:「いかにもな仰々しさ。こういうの、少しワクワクしてくる」
風魔悟:風魔が勇者の証をタッチパネルにかざしても、ピンポーンと
風魔悟:小気味のいい音が鳴るだけで通ることが出来ません
巴慶一郎:「元より、目的を果たすまで引き返すつもりはありませんが。外に出る条件も調査の必要があるかもしれませんね」
グレーゲル・ヴァレン:「脱出方法は押さえておく必要があるな。仮にこの階層で尋ね人を見つけても、脱出できなければ意味がない」
風魔悟:「今は、進むしかないってことか。」
グレーゲル・ヴァレン:「俺らもこのダンジョンの肥やしとなるだけだ」
井村 山茶花:「最奥部まで行けば分かるよ、きっと。そういう施設だったんでしょう」
井村 山茶花:「途中で武器を見つけても不用意に手に取ったりしないこと。呪われていて外せなくなるかもしれない」
巴慶一郎:「よく知っています」刀を軽く持ち上げて見せる。
風魔悟:「鑑定できる?」グレーゲルくんに
グレーゲル・ヴァレン:「……些かゲームらしすぎるきらいはあるが、あり得ん話ではないな」
グレーゲル・ヴァレン:「鑑定!まさに俺が得意とするところだ!」
井村 山茶花:「それ……えっと、残雪さん、呪われてるの?」
巴慶一郎:「妖刀ですからね」
井村 山茶花:「特殊効果の代償にバステ付与する装備か……」
巴慶一郎:「……?」
グレーゲル・ヴァレン:「身近に実例がいたか」残雪を一瞥して
GM:話しながら奥へ進んでいくと十字路に差し掛かります。
グレーゲル・ヴァレン:「……」《構造看破》で脳内マップを確認したりします。
GM:グレーゲルくんがダンジョンの構造を見ようとした瞬間、十字路の右の道からゴロゴロという音が聞こえてきます。
GM:そして…
グレーゲル・ヴァレン:「!?」
???:「ぬわーーーーーーーーっ!!!」
???:甲高い少女の声。
???:巴君は聞き覚えのある声でしょう。
巴慶一郎:「気を付けてください。あの叫び声を聞きすぎると、知能が低下するかもしれません」
”コマ・ベレニケス”:「よーーーーーくーーーーーー」右から左の通路に駆けていく
GM:その後を追うように大きな丸い岩が転がっていき…
”コマ・ベレニケス”:「きーーーたーーーーーなーーーーーーーむぎゅう!!!」
GM:ゴォン!!と一際大きな音が響き、一瞬あたりが静寂に包まれます。
井村 山茶花:「……きみにも、懐いてる雛がいたのか」巴くんに。
巴慶一郎:「いました」
巴慶一郎:「安らかに眠れ、”コマ・ベレニケス”……」手を合わせます。
グレーゲル・ヴァレン:「今過去形になったのだな」
グレーゲル・ヴァレン:「しかし、予想通りと言えば予想通りだが…トラップの類も完備しているようだ」
”コマ・ベレニケス”:「死んでないわーーー!バカーーー!」
グレーゲル・ヴァレン:「おい、生きてたぞ」
巴慶一郎:「残念至極です。不甲斐ないトラップだ」
”コマ・ベレニケス”:ざっ
”コマ・ベレニケス”:皆さんの目の前に現れたのは仮面の少女!金髪の長いツインテールと仮面が特徴的だ!
”コマ・ベレニケス”:そして体が潰されたようにぺらぺらしている。
グレーゲル・ヴァレン:あざとい!
井村 山茶花:「えっと……どこから突っ込むべきか迷うけど」
井村 山茶花:「その仮面……まさか、ディオゲネスクラブ?」
”コマ・ベレニケス”:「フハハハハ!よく来たな巴慶一郎!そして…えっと…」
”コマ・ベレニケス”:「知らない人たち!」
巴慶一郎:「ツッコミはほどほどで構いませんよ、井村先輩。疲弊しますので」
グレーゲル・ヴァレン:「偉大なる天才、グレーゲル・ヴァレンだ。覚えておけ」
井村 山茶花:「そうか、助かる」巴くんにうなずく。
”コマ・ベレニケス”:「御名答、ディオゲネスクラブだ!」
グレーゲル・ヴァレン:「ディオゲネスにも随分なポンコツがいたものだな」
井村 山茶花:「私は真夜中の番長、井村山茶花……まあ、都合がいいとも言えるかな」
”コマ・ベレニケス”:紙で出来た仮面を豪奢な模様の仮面に入れ替えると、
”コマ・ベレニケス”:身体が立体に戻る
井村 山茶花:「どうせダンジョン異変の元凶なんでしょう、きみ」
グレーゲル・ヴァレン:「そこまでフィクション力の高いシンドロームはこの俺と言えども把握していないな…」
グレーゲル・ヴァレン:漫画みたいなコマさんに対して
井村 山茶花:「自分から捕まりに来てくれるなんて、手っ取り早くて本当に助かる」
巴慶一郎:これ見よがしに長いため息をつく。
巴慶一郎:「自分は招きに応じて参上したが、先輩方に迷惑をかけるなよ」
風魔悟:「……ディオゲネスクラブか。」さっと拳を構える。
風魔悟:ぎりぎりと拳を握りしめる音が3人にも聞こえてくるだろう。
風魔悟:「魔法を見せてやろうか?」
グレーゲル・ヴァレン:「風魔?」
グレーゲル・ヴァレン:訝しげに風魔君を見る。
”コマ・ベレニケス”:「バカめ、捕まりに来たのはお前たちだ!」
”コマ・ベレニケス”:ぱちんと指を鳴らすと、隣の壁にレバーが現れる!
巴慶一郎:「む」警戒を強める。
”コマ・ベレニケス”:「かかったなー!!」レバーを倒すと、”コマ・ベレニケス”の足元に穴が開く。
井村 山茶花:「あ」
風魔悟:「うおっ」拳が空を切る
グレーゲル・ヴァレン:「馬鹿め」
”コマ・ベレニケス”:「ひゃあぁーーーー!?」
巴慶一郎:「かかった……」
グレーゲル・ヴァレン:「トラップを仕掛けるなら、位置は確認しておけ」ふう、とため息をつく。
”コマ・ベレニケス”:「こ、これで勝ったと思うなよーーー!!」
井村 山茶花:「……えっと」
”コマ・ベレニケス”:「これからお前たちを幾千幾万ものトラップが待ち受けるーーー!」
”コマ・ベレニケス”:「私を倒したければ全ての試練を乗り越えてくるのだなーーー!!」
”コマ・ベレニケス”:ひゅー   どすん
”コマ・ベレニケス”:「あ痛ぁーーーーーーーーっ!!」
グレーゲル・ヴァレン:「……チッ」
井村 山茶花:「なんか、うん。捕まえ損ねたな」穴の底を覗き込みつつ。
巴慶一郎:「申し訳ないです。大体いつもこのような感じで取り逃がしています」
巴慶一郎:全員に深々と頭を下げる。
グレーゲル・ヴァレン:「あんなものの所為で雛鳥たちが囚われてるのか?面白くないな」
井村 山茶花:「ひょっとして、道化の仮面をかぶったものすごい策士なのかも……」
風魔悟:「いやぁ、お転婆なお嬢様だ。扱いに困る。」
グレーゲル・ヴァレン:「悪運が強い、と言うやつかもしれん。追い詰めるのは骨が折れそうだな」
巴慶一郎:「先輩方はあまり気にしないでください。いずれ自分が斬ります」
井村 山茶花:「それはまた、物騒な」
風魔悟:「一応言っておくが、悪いのは仮面だぞ。斬るなら仮面だけな。」
井村 山茶花:「ともあれ、手がかりとなる奴に逃げられた以上、進む他ないのだけれど」
グレーゲル・ヴァレン:「………そうだな。"クラウン"も、元は純朴な少女だったと聞く」
巴慶一郎:「むろん、仮面のみ斬るつもりではありますが」
巴慶一郎:「どうなのでしょう。仮面の誘惑に堕す意志薄弱も、罪といえば罪なのではないでしょうか」
グレーゲル・ヴァレン:「…巴」
井村 山茶花:「……それは強者の傲慢だよ、巴くん」
風魔悟:「………。」口を開こうとしたが、黙る
グレーゲル・ヴァレン:「同感だ。持てる者は、持てる者であるからこそ」
グレーゲル・ヴァレン:「……持たざる者を否定すべきではない」
巴慶一郎:「そういうものですか。自分には、よくわかりません」
井村 山茶花:「……天才の余裕?」眉をしかめる。
グレーゲル・ヴァレン:「天才の義務だ」
井村 山茶花:「……まあ、どちらでもいいよ」
井村 山茶花:「ところで、この穴」足元を指差す。「奴の逃走(?)経路でもあるし、落ちても死なないことはわかっているわけだけど」
井村 山茶花:「どうする?正攻法か、ショートカットを試してみるか」
グレーゲル・ヴァレン:「俺としては正攻法で行きたい」
風魔悟:「どうだろうな。」穴に小石を落とす。
グレーゲル・ヴァレン:「道中に雛鳥がいるかもしれんしな」
GM:数瞬置いて、こーんという音が響く。
風魔悟:「かなり深そうだ。」
風魔悟:「着地に自信は?」三人に
巴慶一郎:「飛べなくはありませんが、長距離は無理です」
風魔悟:「足を挫いたら奴を追えなくなるし、戦力も落ちる。」
グレーゲル・ヴァレン:「衝撃を殺す術は心得ているが、肉体がついてこれるかは別だな」
井村 山茶花:「……多少なら、すぐ治ると思ったけど」
風魔悟:「オーヴァードだからってそういう考え方はよした方がいい。」
風魔悟:「怪我したら痛いし、辛いだろう?」
井村 山茶花:「……」睨むような目つきで、風魔くんを見据える。
井村 山茶花:「……ご心配どうもありがとう」
井村 山茶花:「だけど、うん。……皆がそういうなら、飛び降りるのはやめておく」
巴慶一郎:「了解です。正攻法で進んでみましょう」
グレーゲル・ヴァレン:「……すると、この十字路だな」
グレーゲル・ヴァレン:どちらへ進めばいいかって判定とかであらかじめ知ることはできます?
GM:グレーゲル君は《構造看破》でわかるでしょう。
GM:左の道は行き止まりになっています。右の道は行くと再び大きな岩が転がってくるでしょう。
GM:残るは真ん中の道。
グレーゲル・ヴァレン:おお
巴慶一郎:「ヴァレン先輩、何かわかりますか」
グレーゲル・ヴァレン:「……右は先ほどの大岩のトラップが生きている。左はさっき岩が止まったように、行き止まりだ」
グレーゲル・ヴァレン:「中央が進むべき道だろう」
井村 山茶花:「じゃあ、まずは中央に行ってみよう」
井村 山茶花:「駄目だったら引き返せばいい」
巴慶一郎:「無論です。前進あるのみです」
風魔悟:「了解。」缶ジュースを開けて飲む。先ほどの拳の一振りでカロリーを消費したのだ。
風魔悟:「足元に気を付けて。さっきの穴に落ちないようにな。」からからと笑いながらぴょんと穴を飛び越える
井村 山茶花:「落ちたら、そのときはそのとき」自嘲含みに笑いながら、そろそろと穴の横を通り抜ける。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。こんなところで意図せずしてショートカットしたくはない」すたすたと穴を綺麗に避けて進む。
巴慶一郎:「……」軽く身を屈めて、一息に穴を飛び越える。
風魔悟:(……仮面の誘惑に堕す意志薄弱も罪なのか、か。)
井村 山茶花:「……風魔?」
風魔悟:(仮面を着けた奴は願いがあるからその誘惑に落ちるんだ。意志が薄弱なわけじゃない。)
風魔悟:(願いを持つのは罪なのか……?)
風魔悟:缶ジュースを飲み干し、缶を握りつぶす。
風魔悟:缶は、1円玉大の鉄くずになった。
風魔悟:「何だ、井村?」
井村 山茶花:「風魔。きみ、この任務を受けたときから、少しおかしい……ように見える」
井村 山茶花:「私に――、仲間であるこの真夜中の番長に、何か言うべきことがあるんじゃない?」
井村 山茶花:《七色の直感》で風魔くんを観察します。
風魔悟:「………。」
風魔悟:読み取れる感情はダンジョンに対する期待。それと、迷い。
風魔悟:自分の考えや思いを口にすることを迷っているのかもしれない。
風魔悟:「別に普段通りさ。」
井村 山茶花:「……そう」
井村 山茶花:「信頼、してるからね」
風魔悟:「……。」
風魔悟:「ああ……。」
井村 山茶花:それきり黙って、再びダンジョン内を進み始める。
GM:―――――
GM:ロイス&購入!
巴慶一郎:ロイスは……このままでいい(空条承太郎顔)
グレーゲル・ヴァレン:ロイス取るか?
井村 山茶花:敵対者/コマ・ベレニケス/面白い/ポンコツ○/ロイス 取得します
グレーゲル・ヴァレン:協力者/巴慶一郎/有為:○/隔意/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:購入します。
グレーゲル・ヴァレン:狙うは両手剣!そして、さっきこれをすればよかった、《援護の風》+《ウィンドブレス》!
グレーゲル・ヴァレン:6dx+8>=13
DoubleCross : (6R10+8[10]>=13) → 10[2,4,5,6,7,10]+9[9]+8 → 27 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:余裕すぎる…
巴慶一郎:ワーオ…
巴慶一郎:じゃあ自分の購入はUGNボディアーマーにしよう
井村 山茶花:さすが……!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:64->68)
井村 山茶花:同じくボディアーマーを狙おう
巴慶一郎:2dx+2+1>=12
DoubleCross : (2R10+2+1[10]>=12) → 5[5,5]+3 → 8 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:帯刀!
井村 山茶花:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

巴慶一郎:んー…財産全ブッコミはやめておきます。以上!
井村 山茶花:全然ダメだった!以上!
グレーゲル・ヴァレン:以上です。
GM:では今日はここまでにします。おつかれさまでした!
井村 山茶花:お疲れ様でしたー!
グレーゲル・ヴァレン:おつかれさま!でした!
巴慶一郎:お疲れ様でしたー
GM:―――――
GM:では、ミドル判定。ダンジョンの試練が君達に襲い掛かります。
GM:シーンプレイヤーは井村さん!
GM:他全員登場可能です!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:68->77)
井村 山茶花:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 10[10]+53 → 63

グレーゲル・ヴァレン:ひゅう
巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:57->59)
巴慶一郎:先輩?ッ
GM:グレーゲル君ヤバいな…
GM:―――――
井村 山茶花:高まってる
GM:では、ダンジョンを進むための手引をお教えしましょう。
グレーゲル・ヴァレン:ダンジョンのしおり!
GM:このダンジョンには4つの試練があります。
GM:それぞれ体力の試練、技力の試練、知力の試練、学力の試練とあります。
GM:それぞれの難易度は8ですが…ここで、
”コマ・ベレニケス”:《堕落の仮面:混迷の謀略》《節制の仮面:アバドンの顎》
巴慶一郎:なにィ
GM:これにより難易度が1d10上がります。
井村 山茶花:なんと
GM:さらに、コマさんを倒さない限り、シーンの終わりに1d10ダメージを食らい続けます。
グレーゲル・ヴァレン:ひゃー
GM:では、
GM:1d10+8 体力
DoubleCross : (1D10+8) → 1[1]+8 → 9

巴慶一郎:やさしい
GM:1d10+8 技力
DoubleCross : (1D10+8) → 7[7]+8 → 15

巴慶一郎:きびしい
GM:1d10+8 知力
DoubleCross : (1D10+8) → 7[7]+8 → 15

GM:1d10+8 学力
DoubleCross : (1D10+8) → 1[1]+8 → 9

GM:極端だなおい!
グレーゲル・ヴァレン:すごいw
巴慶一郎:極端な!
井村 山茶花:2面ダイス
GM:この試練の内3つを突破することで、コマ・ベレニケスとのミドル戦闘シーンに移ることが出来ます。
GM:ここまでで何か質問はありますか!
GM:あ、最終的な判定技能を忘れてました
GM:纏めると…
GM:■ダンジョンの試練
・体力
【肉体】、運転/難易度9

・技力
知覚、芸術:軽業/難易度15

・知力
意志、知識:パズル/難易度15

・学力
交渉、情報:学問/難易度9

GM:これらの関門を突破してもらいます
巴慶一郎:フム。1シーンで挑戦できるのは1人1つの判定ですか?
GM:そうですね。1シーン一つです!
GM:一人一つ!
グレーゲル・ヴァレン:ふむふむ
GM:おっと、それと、情報:学問になら財産を使えます。
GM:では、他になければ判定をしてからシーンの描写に移っていきましょう。
グレーゲル・ヴァレン:はーい!
巴慶一郎:了解!
井村 山茶花:はーい!
グレーゲル・ヴァレン:では技力判定します。
グレーゲル・ヴァレン:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》を使用して判定します。
グレーゲル・ヴァレン:8dx7>=15
DoubleCross : (8R10[7]>=15) → 10[1,2,4,6,6,6,7,8]+10[1,9]+1[1] → 21 → 成功

GM:つよい
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+6した(侵蝕率:77->83)
巴慶一郎:つ、つえー
グレーゲル・ヴァレン:フッ
グレーゲル・ヴァレン:あ、またCランクボーナス忘れた。まあいいか
井村 山茶花:圧倒的だ
巴慶一郎:出は自分は学力を判定しますよ
井村 山茶花:がんばれー
巴慶一郎:マイナーで《オリジン:ヒューマン》。侵蝕59→61
巴慶一郎:メジャーで《アンシーントーカー》。情報:学問で判定します
巴慶一郎:4dx+5+1>=9
DoubleCross : (4R10+5+1[10]>=9) → 10[1,5,5,10]+3[3]+6 → 19 → 成功

GM:こっちも強い!
グレーゲル・ヴァレン:やばい
井村 山茶花:優秀だ
巴慶一郎:余裕!侵蝕は61→62に。
井村 山茶花:では、私は体力を
グレーゲル・ヴァレン:《援護の風》《ウィンドブレス》を使用します。
井村 山茶花:助かる!
グレーゲル・ヴァレン:ダイス+4、達成値+6だ!
巴慶一郎:ヒューッ
井村 山茶花:【肉体】で判定!
井村 山茶花:6dx+6>=9
DoubleCross : (6R10+6[10]>=9) → 10[1,1,4,4,9,10]+2[2]+6 → 18 → 成功

GM:わーお
巴慶一郎:いい肉体!
井村 山茶花:やったー!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5した(侵蝕率:83->88)
グレーゲル・ヴァレン:やったぜー!
井村 山茶花:言い方!
GM:グレーゲルくん、援護の風ウィンブレだと侵蝕率はおそらく+4だよ!
グレーゲル・ヴァレン:あれっ!
グレーゲル・ヴァレン:ほんとだ!87です!
GM:よし、では全部突破おめでとう!
GM:各々、試練を突破する演出をこれからロールしてもらおう!
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン
GM:第2層
GM:―――――
GM:では、十字路を抜け階段を下りていくと…
GM:みなさんは開けた場所に出ます。
GM:そこでは、行方不明になっていたであろう生徒数人が、
GM:机に向かって延々と計算問題を解かされています。
グレーゲル・ヴァレン:「こいつは……」
生徒:「数字を見るだけで吐きそう……」
巴慶一郎:「ダンジョンの中で自習とは勤勉ですね」
井村 山茶花:「あれが自主的に見える?」
GM:そう、自主的ではない!彼らの後ろにはそれらを監視するように、髑髏面の男とも女ともつかない長身の人影がある。
???:手には双剣。すさまじく威圧的だ。
巴慶一郎:「む。確かに……これも試練の一つというわけですか」
???:「よくぞ来た…冒険者たちよ…。」
ダンジョンの護り手:「我はダンジョンの護り手…このダンジョンの長なり……。」
”コマ・ベレニケス”:「ふはは、よく来たな!最初の試練に!」その後ろからひょこっと顔を出す。
”コマ・ベレニケス”:まだ痛むのか、片手でお尻を撫でている
グレーゲル・ヴァレン:「上って来たのか。ご苦労なことだ」
巴慶一郎:「性懲りもなく姿を見せるとは」
”コマ・ベレニケス”:「すごい頑張って昇ってきたんだぞ!崇めろ!」
井村 山茶花:「もう一度落ちればいいのに」
巴慶一郎:「残念ながら蔑むのみだ」
グレーゲル・ヴァレン:「馬鹿を言え!崇められるのは俺の仕事だ!」
風魔悟:「………それで、最初の試練?」
ダンジョンの護り手:「左様…最初の試練は”学力”。お前たちの学力を試す試練を与えよう…。」
ダンジョンの護り手:双剣を地面に刺すと、4人の”コマ・ベレニケス”の前に何かの台座がせりあがって出現する。
GM:台座には何等かのボタン。
ダンジョンの護り手:「最初の試練……」カッと髑髏面の眼窩が光る!
ダンジョンの護り手:「早押しクイズ」
グレーゲル・ヴァレン:「クイズか」
巴慶一郎:「望むところです、生徒の模範となるべく、日々の学習は万全」
巴慶一郎:「難問奇問受けて立ちましょう」
井村 山茶花:「クイズ……いや、どんな試練だろうと問題はない」
風魔悟:「……古代の試練の割には随分現代的だな」
”コマ・ベレニケス”:「吠え面かくなよ、巴慶一郎!」
ダンジョンの護り手:「では第一問」
巴慶一郎:「笑止。いざ尋常に、勝負……!」
ダンジョンの護り手:「日本で最も高い山」
”コマ・ベレニケス”:「はい!」ピンポン!
”コマ・ベレニケス”:「富士山!!」
GM:ブー
巴慶一郎:居合いの姿勢のまま静止している。
井村 山茶花:「何っ!?」
”コマ・ベレニケス”:「何故っ!?」
グレーゲル・ヴァレン:「……」腕を組んでいる。
ダンジョンの護り手:「…といえば富士山ですが、徳島県徳島市にある日本で自然にできた山として最も低い山と言えば何」
井村 山茶花:「ひっかけ問題か!その顔でッ!」
巴慶一郎:バギャン!
巴慶一郎:手刀が早押しボタンに亀裂を作っている。
グレーゲル・ヴァレン:片目を開けてそれを見ている。
巴慶一郎:「弁天山。6.1m」
ダンジョンの護り手:「正解」
”コマ・ベレニケス”:「ず、ずるい~~~ッ!!!」じたばた
巴慶一郎:「ずるくない」耳から刀の鍔を離す。
巴慶一郎:「日々の精進あってこそだ」
ダンジョンの護り手:「なお、二回連続お手付きでボッシュートとなる」ギラリと眼窩が光る
”コマ・ベレニケス”:「ふん!そんなことするか!」
グレーゲル・ヴァレン:「ボッシュートとはまた懐かしい」
井村 山茶花:「観てたんだ」
巴慶一郎:(没宗徒……?いかなる罰か。いや、今は集中あるのみ)
ダンジョンの護り手:「では第二問」
ダンジョンの護り手:「泣くようぐいす」
グレーゲル・ヴァレン:「フッ、たまには庶民の娯楽に耽るのも悪くないものだからな」
”コマ・ベレニケス”:(二度目の引っかけはない!)
”コマ・ベレニケス”:「はい!平安京!」
GM:ブー
井村 山茶花:「迷いがなさすぎる!?」
”コマ・ベレニケス”:「なにーーーーっ!!」
巴慶一郎:やはり微動だにせず待ち構えている。
グレーゲル・ヴァレン:「…というか、なぜ混じっているんだこいつは」
ダンジョンの護り手:「平安京と言いますが、遷都した際の天皇は誰」
巴慶一郎:バギャオン!
巴慶一郎:手刀が早押しボタンを粉砕する。
ダンジョンの護り手:「もうちょっと優しく押して、はいどうぞ」
グレーゲル・ヴァレン:「……っ…」一瞬遅れてボタンを押す
巴慶一郎:「桓武天皇。第五十代天皇です」
ダンジョンの護り手:「正解。そして……二回連続お手付きにより」双剣が煌めく
”コマ・ベレニケス”:「う、こんなはずじゃなかったのに~~!」
ダンジョンの護り手:「ボッシュート」
GM:ばかん!とコマの足元の地面が割れる!
巴慶一郎:「あっ」
”コマ・ベレニケス”:「ぅおぼえていろよーーーーッ!!」
井村 山茶花:「覚えていていいのかな、この醜態……」
GM:でれっでれっでーーーん、という聞き覚えのあるBGMとともにコマは深層に落ちて行った…
グレーゲル・ヴァレン:「お言葉に甘えて覚えているとしようじゃないか」
巴慶一郎:「なんたる迂闊。クイズに集中し過ぎてまたしても取り逃がした……!」
井村 山茶花:「きみはきみで真面目が過ぎるな!?」
風魔悟:「…取り逃がしたのは痛いが、しかし…」
風魔悟:「どうやら行方不明者はここに幽閉されてるってことは分ったな。」
風魔悟:机に向かう生徒たちを見ながら
グレーゲル・ヴァレン:「彼らはなぜ問題を解いている?これが試練というわけでもないだろう?」
グレーゲル・ヴァレン:護り手に向かって
巴慶一郎:「風紀委員としては、彼らの速やかな解放を要請します」
ダンジョンの護り手:「これは修練である。学力の試練を突破できぬ者には勉学を、」
ダンジョンの護り手:「知力の試練を突破できぬ者には脳トレを、体力の試練を突破できぬものにはシャトルランを、」
ダンジョンの護り手:「それぞれ行わせている…。ここは修練場である故、試練を突破できぬものには相応の修業をさせるのだ…。」
井村 山茶花:「つまり……、修練とやらのノルマをこなせば、彼らは解放される?」
ダンジョンの護り手:「左様…。」
巴慶一郎:「成程。学力向上の修業とあれば無碍には扱えませんね。残雪もそう言っている」
ダンジョンの護り手:「マサチューセッツ工科大並みの知力と学力を備え、アスリート並の体力と技力を備えれば解放しよう…。」
井村 山茶花:「ハードル高い!」
風魔悟:「ほとんど解放されねえじゃねえかそれ」
グレーゲル・ヴァレン:「……」腕を組んで、護り手を睨みつける。
巴慶一郎:「アカデミアの基礎学力が大いに向上しそうです」
井村 山茶花:「まあ、でも……すぐさま命に関わるわけでもないのなら、しばらく修練に励んでもらうのもいいか」
グレーゲル・ヴァレン:「誰もが超人になれるというわけではない。全くもってナンセンスだ、この修練は」
風魔悟:「それはまずいぜ。あの疲弊具合を見ろ。今にも倒れそうだ。」井村さんに
井村 山茶花:「……あぁ」ため息をつき、額に手を当てる。
生徒:「次の文章をスワヒリ語に訳せ……なにこれ?」目が虚ろだ!危険!
巴慶一郎:「ふむ。前言撤回です、勉学に励むのもまずは心身の健康あってこそ」
井村 山茶花:「他に解放の手段は?」護り手に尋ねる。
ダンジョンの護り手:「……試練を突破し、我を倒してみよ。」
グレーゲル・ヴァレン:「いいだろう」
風魔悟:「なるほど。」ぎっ、と拳を握りしめる
井村 山茶花:「……なるほど、シンプルになった」
グレーゲル・ヴァレン:「今のクイズだけで終わりではないだろう?」
グレーゲル・ヴァレン:「次のメニューを出すがいい」
風魔悟:「次の試練を待つ必要もないさ。ここで倒してしまえばいい。」
風魔悟:拳、一閃。衝撃波と共に鋭いパンチをダンジョンの護り手に繰り出す。
巴慶一郎:「……!」
グレーゲル・ヴァレン:「……いや、ただ倒しただけでは奴らが解放されない可能性が……風魔!!」
GM:が……拳は空を切る!向かい側の壁に大きなひびが入り、崩れる。
ダンジョンの護り手:この体はホログラムだ!
ダンジョンの護り手:「では次の試練の間で会おう……。」ヴゥンという音とともに消える。
井村 山茶花:「お行儀よく試練に付き合わないといけないわけか……どうにも、番長連の流儀じゃないけれど」
風魔悟:「………。」
巴慶一郎:「このダンジョンは正規の手段で攻略すると言う話で合意が取れていたはずです」
巴慶一郎:「風魔先輩。僭越ながら、今の攻撃は軽率では」
風魔悟:「だな。悪いな。つい、焦りが出ちまった。」グレーゲルくんに
風魔悟:「……返す言葉もない。」巴くんに。
グレーゲル・ヴァレン:「……何を、そんなに焦っている?」
風魔悟:「……。」わずかにグレーゲルくんから目を逸らす「いや、」
風魔悟:「俺の魔法なら倒せるかもって、思っちまった。自分の力を過信してた。」
風魔悟:「……それだけだ。」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか。次は気をつけろ」追及はしない。
井村 山茶花:「……」
巴慶一郎:「……次へ向かいますか」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。急がば回れともいう。順番に片付けるぞ」
井村 山茶花:「そうだね。やるべきことははっきりしたもの」
井村 山茶花:「風魔も、それでいい?」
風魔悟:「ああ。」
井村 山茶花:「……分かった」
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン 第3層
GM:―――――
GM:では、第3層で君達を待ち受けるものは……
GM:技力の間!
GM:ここでは箸でお豆を掴んでボウルに移したり、はたまたバットの素振りを延々続けていたり…
GM:あらゆる”技”を鍛錬している生徒たちがいる。
GM:その中に……
井村 山茶花:「履修範囲が広すぎる!」
雛鳥文枝:ランニングマシーンでひたすら走り続ける雛鳥の姿が!
雛鳥文枝:手は手錠でランニングマシーンに繋がれており、逃げることは叶わないだろう。
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥!」
グレーゲル・ヴァレン:彼女の元に駆け寄れそうなら駆け寄りたい!
雛鳥文枝:「ぜぇ、はぁ……先輩……?」
GM:駆け寄れます!
巴慶一郎:「あの女子生徒がヴァレン先輩の主目的ですか。しかし、あまりに惨い仕打ち」
巴慶一郎:「ここの番人には即刻修業の中止を要請したいものです」きょろきょろと番人を探す。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、ヴァレン様だ!貴様、やっぱりここに来ていたんだな」
雛鳥文枝:「えと、ぜぇ……その……自分を鍛え直しに……。」
雛鳥文枝:「けど、これ全然意味違う…このままだとムキムキになっちゃう……」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、全くだ!貴様に相応しい戦場はこんなところではない!」
グレーゲル・ヴァレン:(…この機械……解体は……いや)
グレーゲル・ヴァレン:(ダメだ。下手な手を打てば何が起きるかわかったものじゃない)
ダンジョンの護り手:「では、第二の試練だ…」
グレーゲル・ヴァレン:「……暫し待て、雛鳥。貴様はこの俺が救い出してやる」
グレーゲル・ヴァレン:護り手へと向き直ります。
ダンジョンの護り手:「………。」顎に手を当てて何事か考えている仕草。
ダンジョンの護り手:「今の季節、南国とか行きたいと思わない?」
井村 山茶花:「えっ何を急に」
グレーゲル・ヴァレン:「またフランクになったな」
雛鳥文枝:「ぜぇ、はぁ……確かに……沖縄とか行ってゆっくり休みたい……」
巴慶一郎:「学園島も南国といえば南国ですが」
ダンジョンの護り手:「沖縄」
グレーゲル・ヴァレン:「ドラゴンフルーツジュースは一度飲んでみるといい。虚無の味がする」
ダンジョンの護り手:「では…」
ダンジョンの護り手:グレーゲルくんに向き直る「沖縄県にある島の名前を5つ挙げて。」
ダンジョンの護り手:「はい走って!」
グレーゲル・ヴァレン:「は」
雛鳥文枝:雛鳥さんのランニングマシーンの速度が急激に早くなる!
雛鳥文枝:「うわぁぁぁ!ごめんなさいぃぃ!!!」
井村 山茶花:「そこ連動するの!?」
巴慶一郎:「なんたる無慈悲!」
グレーゲル・ヴァレン:「宮城島、水納島、浮原島、オーハ島、具志川島」
ダンジョンの護り手:「!」
ダンジョンの護り手:「はいストップ!」
グレーゲル・ヴァレン:即座に、淀みなく答える。
雛鳥文枝:「はっ、はっ、ずびばぜん……先輩……」
雛鳥文枝:ランニングマシーンが止まる
グレーゲル・ヴァレン:「そうだな。こんな無茶をしたことへの説教はあとでじっくりしてやる」
ダンジョンの護り手:「なかなかやるな……」
ダンジョンの護り手:「では次の試練の間に来るがよい…」ヴゥン
雛鳥文枝:「はー、はー………」呼吸がようやく落ち着いてきたようだ
井村 山茶花:「通り魔みたいな試練だった……」呆然としている。
巴慶一郎:「御見事です。咄嗟のことで、島の名前など浮かびませんでした」
風魔悟:「淀みなく答えられたからよかったものの、」
風魔悟:「答えられなかったらと思うとぞっとしないな。」
井村 山茶花:「うん。日本のいち地方の地名なんて、よく知って……」
井村 山茶花:「……まあ、そうやって知識を詰め込んでるから、天才なんて臆面もなく名乗れるのだろうけど」
グレーゲル・ヴァレン:「事実だからな」
雛鳥文枝:「せ、先輩は天才ですよ!本物の!」
雛鳥文枝:抗議するように声を上げる
グレーゲル・ヴァレン:「構わん」
グレーゲル・ヴァレン:「どのように難癖をつけられようとも、俺が天才なのは揺るぎない事実だからな」
雛鳥文枝:「そうです!事実なんです!」自分の事のようにえっへんと胸を反らす
井村 山茶花:「……その自惚れが気に入らない」眉間にしわを寄せる
グレーゲル・ヴァレン:「そうか、それは悪かったな」
巴慶一郎:「何にせよ、雛鳥さんは無事で何よりです。ヴァレン先輩の目的は達成ですね」
井村 山茶花:「なっ、ちが」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、ひとまずこれ以上の体力の消耗は避けられた」
グレーゲル・ヴァレン:そして、雛鳥さんの手を繋いでる手錠を見ます。
グレーゲル・ヴァレン:外せそうでしょうか?
GM:《構造看破》と《暗号解読》を持っていますね?
グレーゲル・ヴァレン:イエス!
GM:でしたら、雛鳥さんの着けているヘアピンを使ってピッキングすることが可能です。
グレーゲル・ヴァレン:やった!!
グレーゲル・ヴァレン:「……少し借りるぞ」そう言って無造作に雛鳥さんのヘアピンを外して借りよう
雛鳥文枝:「ひゃあ!?先輩!?」顔を赤くして目を閉じる
グレーゲル・ヴァレン:そして、手早く手錠をピッキングします。
雛鳥文枝:「ふわ…な、なんでしゅ?あっ」
グレーゲル・ヴァレン:「一丁あがり、だ」外れた手錠を片手でぶら下げる
巴慶一郎:「いささか危険な技術ですね」冷やかな視線を向ける。
雛鳥文枝:「あ、ありがとうございます…!」
グレーゲル・ヴァレン:「使う機会を間違えさえしなければいい」
グレーゲル・ヴァレン:「技術も道具も同じだ。お前の残雪とやらも、使いどころを間違えれば危険な凶器だろう」
巴慶一郎:「……仰る通りです。肝に銘じます」
井村 山茶花:「……」睨むような目つきでグレーゲルくんを見つめている。
雛鳥文枝:三人の顔を見比べて「あ、あのっ」
グレーゲル・ヴァレン:井村さんに一言言おうとしたところで、雛鳥さんの方に向き直ります。
雛鳥文枝:「私も付いて行っていいですか!」
グレーゲル・ヴァレン:「……」少し考えて、
グレーゲル・ヴァレン:「俺は構わん。また勝手に消えられても困るしな」
雛鳥文枝:「この先の試練について知ってます。私、第5層まで行きましたから!」
グレーゲル・ヴァレン:「……ほう」
巴慶一郎:「5層まで?では、なぜこのような場所でランニングマシーンに囚われていたのでしょうか」
雛鳥文枝:「試練に失敗して捕えられると各層をローテーションして、」
雛鳥文枝:「体力技力知力学力礼儀言葉使いビジネスマナーすべてが完璧になるまで修練させられるんです。」
巴慶一郎:「理解しました。無駄のない仕組みです」
グレーゲル・ヴァレン:「完璧……ね」
井村 山茶花:「……私は、反対だな」
グレーゲル・ヴァレン:肩を竦める
井村 山茶花:「5層までしかたどり着けなかったのなら、それより先、彼女が足手まといになる可能性は高い」
風魔悟:ちらりと井村さんを見る「…どうして?」
井村 山茶花:「それを守りながら進むより、安全な場所を見つけて休んでいてもらった方がまだいい」
巴慶一郎:「成程。井村先輩の言う事ももっともです」
雛鳥文枝:「う、それは、そうですけど……」目に見えて落ち込む
雛鳥文枝:「けど、私、先輩のお役に立ちたくて、でも……」
グレーゲル・ヴァレン:「心配するな。貴様らの手を煩わせるつもりはない」
雛鳥文枝:「そうです、よね…役立たず……ですよね……。」
井村 山茶花:「一人で何でもできるってこと?天才だから?」
グレーゲル・ヴァレン:「足手まといにはさせない、と言っているんだ」
グレーゲル・ヴァレン:「何もそうは言っていまい?」
井村 山茶花:「……っ!」
巴慶一郎:「……ちなみに、風魔先輩はどう思われますか。回答次第では過半数が決まりますが」
風魔悟:「俺は誰かの意志を曲げる魔法は持っちゃいないよ。」
風魔悟:「役に立ちたい、付いてきたいって言うんなら、その意思を尊重したいな。」
巴慶一郎:「という事のようです。井村先輩」
井村 山茶花:「……」大きくため息をつく。「そうだね。そうなると思った」
雛鳥文枝:井村さんの表情を上目使いで窺っている
巴慶一郎:「では、そのように。次の試練へ向かいましょう」
井村 山茶花:「ごめん、えっと……」雛鳥さんに向き直る。「雛鳥さん、だっけ。きみを除け者にしたかったわけじゃないんだ」
井村 山茶花:「ただ、少し……冷静じゃない。だから、短絡的なことを言った」
グレーゲル・ヴァレン:「………井村」
雛鳥文枝:「こ、こちらこそ。無理言ってごめんなさい。」ぺこりと頭を下げる。
井村 山茶花:「そこの天才の言うことが正しいよ。さっきまでもずっとそうだった」頭を振る。
井村 山茶花:「だから、そいつの自称する天才もきっと正しい。きみの言うとおり、ね」雛鳥さんに笑いかける。
グレーゲル・ヴァレン:「貴様、……」
井村 山茶花:「どうしたの、天才」
グレーゲル・ヴァレン:「……どうも、俺に対して思うところがあるようだな。何をそこまで苛立っている?…いや」
グレーゲル・ヴァレン:「…こういった物言いはまずいか。……そうだな」
グレーゲル・ヴァレン:少し、頭を掻く。
グレーゲル・ヴァレン:「天才は、嫌いか」
井村 山茶花:「……別に。だけど、自分で天才を名乗る奴は嫌い」
グレーゲル・ヴァレン:「その理由は何だ」
井村 山茶花:「馬鹿みたいだって思う。そんな肩書を掲げて、要らない期待を自分から背負い込んで」
井村 山茶花:「失敗したら、指差して笑われたり、失望されたりするのに」
井村 山茶花:「……だから。名乗った通りの成果を苦もなくあげるきみが嫌い」
井村 山茶花:「それが本物で、私は……たまたまSランクになっただけの、偽物だって思い知らされる」
グレーゲル・ヴァレン:「……………」
井村 山茶花:「……もういい?皆を待たせてる」
グレーゲル・ヴァレン:「………、……」
グレーゲル・ヴァレン:ぼそ、と、口の中で呟かれた言葉は聞こえない。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。わかった。次だ」
グレーゲル・ヴァレン:顔を上げて、そのまま進もうとする。
巴慶一郎:「はい。閑話休題です、先輩方。急がなくては日が暮れます」
巴慶一郎:さっさと先を歩いている。
井村 山茶花:「……最悪」恥ずかしさと自己嫌悪で頭を抱えながら、足を進める。
風魔悟:「………」井村さんに声をかけようとして、やめる。
風魔悟:今の井村にかけられる呪文も魔法も無い。そのことを、悔しく思う。
風魔悟:「12時の鐘が鳴るのは避けたいな。魔法が解けちまう。」
GM:軽口を叩きつつ、前へと進む。
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン 第4層
GM:―――――
GM:では、5人は第4層まで降りてきました。
雛鳥文枝:「ここは確か、体力の試練の部屋です…」
雛鳥文枝:「持久力と耐久力、脚力を見定める試練だとか言ってました。」
GM:第4層の扉を開けると…みなさんの前には大きな穴と、
GM:そこに橋のように掛けられた鉄骨が見える事でしょう。
GM:穴の下には泥のプールが広がっており、落ちたら制服が台無しになること間違いなしです。
井村 山茶花:「体力か……」難しい表情で腕を組むと、重量のある胸がぐっと持ち上げられる。
井村 山茶花:「運動、苦手なんだ。バランス感覚悪くって」
巴慶一郎:「不本意ながら試練としては今までより正統派に見えますね」
グレーゲル・ヴァレン:「ふむ……」見た瞬間から構造を分析している
雛鳥文枝:「ここの鉄骨は後になればなるほど細くなっていくのに加えて…」
ダンジョンの護り手:泥のプールの傍、髑髏面の人影が見える。
ダンジョンの護り手:その手には、妙にトゲトゲしたゴムボール!
雛鳥文枝:「下からボールを投げられて妨害されるんです!気を付けてください…!」
グレーゲル・ヴァレン:「なるほど、それにも反応しなければならないと」
井村 山茶花:「こんな状況じゃなければ楽しいアトラクションなのに」
巴慶一郎:「存外、難易度が高そうです」
GM:どうやら、ダンジョンの護り手以外にも黒子のような人影が多数見受けられる。
井村 山茶花:「一番手は私が行くよ。さっきも言ったけど、こういうの苦手だから」制服の上着を脱いで軽くストレッチを始める。
GM:どの人の手にもゴムボールが。これが、一斉に投げつけられるというのか!
巴慶一郎:「無理は禁物です。危険を感じたら、迷わず引き返してください」
井村 山茶花:「得意な人が後ろから見てれば、攻略のコツが掴めるかも」
井村 山茶花:「引き返す余裕、あったらね」肩をすくめる。
グレーゲル・ヴァレン:「気をつけろよ」
井村 山茶花:「……」ぷい、と背を向けて鉄骨に向かう。
GM:鉄骨はギシギシと音を立てるが、存外安定している。
GM:が、雛鳥の言った通り徐々に足場が細くなっていくのを感じるだろう。
井村 山茶花:「(それでも、妨害さえなければ意外と……)」ややぎこちないながらも、鉄骨足場の上を渡っていく。
井村 山茶花:足場が細くなるに連れ気持ちの余裕がなくなり、視線は足元のみに集中していく。
ダンジョンの護り手:その隙を突くように、大きく振りかぶって投げる。メジャーリーガー級の投球が井村さんを襲う!
巴慶一郎:「……どうにも、危ういですね。しかしここからでは手出しできない」緊張の面持ちで見守る。
グレーゲル・ヴァレン:だが、そのボールは、
グレーゲル・ヴァレン:井村さんに当たる直前で逸れる。
ダンジョンの護り手:「!」
井村 山茶花:「……っ!?」
巴慶一郎:「……!」
グレーゲル・ヴァレン:「……」
黒子:黒子たちも一斉に投球!
グレーゲル・ヴァレン:だが、どの球も、井村さんに当たることなく落ちていく。
グレーゲル・ヴァレン:風の流れが、井村さんを守っている。
井村 山茶花:一瞬、背後を振り返る。
グレーゲル・ヴァレン:腕組みをして、立っている。
グレーゲル・ヴァレン:じっと、井村さんから注意を逸らさず。
井村 山茶花:「(また、あいつ。本当に、腹が立つくらい正しいことばかり)」
井村 山茶花:「(だけど……それなら、この道は正しいってことだ。私はこのまま、進めるってこと)」
井村 山茶花:表情を引き締め、前に向き直る。
ダンジョンの護り手:「ぬぅ……!」
井村 山茶花:やはりぎこちない足取りながら、まっすぐ確実に鉄骨を渡っていき……
ダンジョンの護り手:負けじと投球!投球!投球!
ダンジョンの護り手:しかし、どれも井村さんの体にかすりもしない!
巴慶一郎:「またも誤りました。手が出せないかどうかは、やり方次第でしたか」
井村 山茶花:「――届い、たっ!」向こう岸に、最後は身を投げ出すようにしてたどり着く。
雛鳥文枝:「傍のボタンを押してください!それで!クリアです!」
井村 山茶花:「えいっ!」ボタンを思い切り叩く!
GM:プシュー、とスモークが上がり、大きな穴に橋が架かる。
ダンジョンの護り手:「ふむ……この試練も乗り越えるか…。」
井村 山茶花:「つ、疲れた……不良相手の喧嘩より何倍も……」
風魔悟:「大丈夫か、井村」橋を渡って井村さんの傍に駆けつける
グレーゲル・ヴァレン:ふ、と口元が緩む。
井村 山茶花:「ん、大丈夫」笑顔を返す。
巴慶一郎:「井村先輩は流石の胆力、ヴァレン先輩も見事な補佐でした。このまま着実に進めそうです」
井村 山茶花:「私はぎりぎりだったよ。そっちの天才は余裕だろうけど」
グレーゲル・ヴァレン:「……。…そうだな」
井村 山茶花:「……?」
井村 山茶花:「きみ、まさか……」《七色の直感》をグレーゲルくんに。感情や容態の変化を感じ取ることができる。
グレーゲル・ヴァレン:余裕を装ってはいるが、ひどく疲労しているのがわかるだろう。
グレーゲル・ヴァレン:侵蝕率の上昇も著しい。相当能力を酷使している。
巴慶一郎:「余裕があるのは良い事です。浮足立ち、気を逸らせることが戦場では命取りとなりえます」
井村 山茶花:「自称天才。ずっとそんな有様だったの?」
巴慶一郎:「……?」
風魔悟:「……?」グレーゲルさんを見る
グレーゲル・ヴァレン:「……ハ。ハッハ……」
グレーゲル・ヴァレン:「……チッ……」
巴慶一郎:「ヴァレン先輩?」
井村 山茶花:「……それでよく、あんな大口を叩いてみせたものだ」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか、その手の……エンジェルハィロゥか……」悔しそうに首の後ろを掻く。
グレーゲル・ヴァレン:「全くその通りだな……!」
井村 山茶花:「全く……本当に!」
井村 山茶花:「そんなにも、余裕綽々の余力たっぷりだとは思わなかった!」
井村 山茶花:「さっきの試練も、手を抜いてなお、あれだけのことをしてみせたんだろう?」
グレーゲル・ヴァレン:虚を突かれた表情。だが、すぐに持ち直す。
グレーゲル・ヴァレン:「……ククッ、ハッハハ!……そうさ、そうだとも!』
井村 山茶花:「これだから天才は嫌いなんだ!私の努力なんか軽々と飛び越えていく!」わざとらしく声を張り上げる。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ!ありがたく思え『Sランク』!この俺が、これだけの天才がCランクに甘んじているのだからな!」
井村 山茶花:「……言わせておけばつけ上がる!」
井村 山茶花:「次の階層、私は一切きみの手助けなしで攻略してやる!指をくわえて見ているといい!」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか、それならば楽をさせてもらうとしよう!励めよ!」
巴慶一郎:「試練を突破しているのに、どうしてそこまで仲違いできるんですか」呆れ顔で二人のやり取りを見ている。
井村 山茶花:「これは私のプライドの問題だ」
井村 山茶花:「Sランクとして、私なりにできることをせずにはいられない。それだけ」
井村 山茶花:「風魔、巴くん。次の階層はそういうことでいい?」
風魔悟:「………。」二人の様子をしばし眺めて「ん、ああ。いいよ。」と咄嗟に返す
巴慶一郎:「約束はできかねます。内容によります」
井村 山茶花:「うん、それでいい」巴くんにうなずく。風魔には勘づかれてるかな、と思いながら。
巴慶一郎:「どうも、井村先輩は冷静さを欠いているように見えますね。普段からあのような感じなのですか」風魔君にこっそり囁く。
風魔悟:「いや。井村はあれでいいんだよ。よくなった。」
巴慶一郎:「よくなった……とは?」困惑する。
巴慶一郎:「わかりません。井村先輩は難解です」
風魔悟:「さっきまでは、まあ、冷静じゃなかったかもしれないけど」
風魔悟:「魔法が掛かったのさ。互いにな。」
風魔悟:それだけ言って、巴くんにウインクする
巴慶一郎:「魔法……」
巴慶一郎:「それは何らかの比喩表現でしょうか。もしくはそのようなエフェクトが……?」
巴慶一郎:釈然としない顔で、歩いてみんなに続く。
風魔悟:それには答えない。微笑んで、口を閉ざすのみ。
風魔悟:巴くんの後に続く。
雛鳥文枝:「……」ぷぅー、と頬を膨らませる。
雛鳥文枝:井村さんと先輩。悪態を吐きあっている筈なのに、
雛鳥文枝:どこかその光景が羨ましく感じる。
雛鳥文枝:はっとして頬を手で押さえ、空気を抜く。
雛鳥文枝:(井村さんが先輩と対等で役に立ってるのは当たり前だよ)
雛鳥文枝:(私と違ってSランクで、強くて、いい人なんだもん……。)
雛鳥文枝:そして、みんなに半ば置いて行かれていることに気付き、慌てて駆けだすのであった。
GM:―――――
GM:購入&ロイスの前に…
GM:全員1d10ダメージだ!!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

巴慶一郎:そ、それがあった
グレーゲル・ヴァレン:そうだった!
井村 山茶花:そういえば!
GM:そしてこのダメージ分、コマさんのHPが増えるのだ…
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンのHPを-8した(HP:29->21)
巴慶一郎:吸われた!
巴慶一郎:HP30→22です
井村 山茶花:HP25→17です
GM:では改めて購入&ロイスを
井村 山茶花:グレーゲルくんへのロイス、P執着を表に。
グレーゲル・ヴァレン:井村さんロイスの感情を変更します。有為→親近感でPを表に。
巴慶一郎:グレーゲル君のロイスをP表にします。◎P:威風堂々/N:複雑怪奇
GM:ロイス了解!
巴慶一郎:井村さんのロイスはN表にして P:才色兼備/◎N:累卵之危
井村 山茶花:難しい四字熟語だ
グレーゲル・ヴァレン:るいらん…?
巴慶一郎:るいらんのき
巴慶一郎:購入は…応急買おうかな
井村 山茶花:購入は応急手当にしておこう
井村 山茶花:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:私も応急手当買います
井村 山茶花:買えやしない!以上!
巴慶一郎:3dx+2+1>=8
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=8) → 8[3,5,8]+3 → 11 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 6[2,6]+2 → 8 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:うん
グレーゲル・ヴァレン:ていうか二個目じゃん
グレーゲル・ヴァレン:井村さんに一個あげよう
井村 山茶花:もらいます!
巴慶一郎:ヒューウ
巴慶一郎:私はこれで二個所持です
巴慶一郎:以上かな
GM:では応急手当が買えたところで次のシーンに行きましょうか!
巴慶一郎:ハーイ
井村 山茶花:はーい
グレーゲル・ヴァレン:OKです!
GM:―――――
GM:ではミドル戦闘です。シーンプレイヤーは巴君!
GM:他全員登場可能!
GM:でなくてもいいよ!
巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:62->68)
グレーゲル・ヴァレン:戦闘とあらずんば
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:87->89)
井村 山茶花:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69

GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン
GM:第5層
GM:―――――
雛鳥文枝:「第5層は難解なパズルを解く試練です。」
グレーゲル・ヴァレン:「ほう」
巴慶一郎:「いかにもヴァレン先輩の得意分野では」
井村 山茶花:「まあ、そこの天才の出る幕はないけど」
雛鳥文枝:「制限時間内に知恵の輪を解き、さらにその先にあるパズルを解き…」
雛鳥文枝:「というようなトライアスロンになっているんですよ。」
グレーゲル・ヴァレン:「俺のために用意された試練と言っても過言ではないが……そうだな」
井村 山茶花:「……ないと、思うけど」やや弱気に修正。
雛鳥文枝:「私は………最初の知恵の輪を力づくで破損して失格しました………。」ずうんと落ち込む
グレーゲル・ヴァレン:「……雛鳥……………」
雛鳥文枝:「藍級五百太郎先輩の教え通りにしたはずなんですがね…どうして…」
巴慶一郎:「まさにそれがいけなかったのでは」
グレーゲル・ヴァレン:「……はぁ。あのノイマン回路の使い方を誤ったゴリラの教えなんぞ真に受けるからだ」
風魔悟:「あ、言わないでおこうと思ってたことを」
巴慶一郎:「いかなる時もルールは守るべきということかと。これは風紀理念にも通じます」
井村 山茶花:「いかなる時も、ね……」
雛鳥文枝:「なるほど…」巴さんの言葉に頷き「この扉の先です。」
巴慶一郎:「いかなる時も、です。進みましょう」
GM:では扉を開けると……
ダンジョンの護り手:「よくぞ来た、第四の試練に……」
ダンジョンの護り手:「さぁ挑戦者よ、知恵の輪を手に010*!#$!%$$%#$」
ダンジョンの護り手:ダンジョンの護り手のホログラムが乱れ、掻き消える
井村 山茶花:「何……!?」
巴慶一郎:「これはどういった趣向でしょうか」
”コマ・ベレニケス”:「第四の試練は…我を倒すことだ!」
グレーゲル・ヴァレン:「ほう?ここに来て攻勢とは、面白い」
井村 山茶花:「またしても、きみか」
巴慶一郎:「コマ・ベレニケス。貴様と遊んでいる暇はない」
グレーゲル・ヴァレン:木刀を抜き、すらりと構える。
”コマ・ベレニケス”:「お前には無くても!我はお前に用があるのだ!巴慶一郎!」
グレーゲル・ヴァレン:「何だ、愛の告白か?」
”コマ・ベレニケス”:「あっ、愛っ!?」仮面に隠れてわかりづらいが、耳まで真っ赤になる
巴慶一郎:「ヴァレン先輩、その手の冗談はお控えください。虫唾が走ります」
井村 山茶花:「巴くん、相手は一応少女だよ」少しむっとした顔になる。
”コマ・ベレニケス”:「ち、ちがっ…虫唾が走るとか言うな!乙女だぞ!」
巴慶一郎:「少女であろうが何だろうが、このような冥府魔道に堕ちた輩とは相容れません」
グレーゲル・ヴァレン:「……冥府魔道。手厳しいな、巴」
巴慶一郎:「単なる事実です」言いながら、こちらも構えを取っている。
”コマ・ベレニケス”:「ともかく!我がライバルと今こそ決着を着ける時!」
グレーゲル・ヴァレン:「言っておくが、堕ちる可能性など、誰にでもあるのだからな?お前にも、勿論、俺にもだ」
井村 山茶花:「風紀がそんなだから、番長連の下に集う者が増えるのに……全く」
グレーゲル・ヴァレン:「…そして、やれやれ。やる気らしいな」木刀に手をかざすと、影が木刀を覆い、その影が端から晴れると、西洋剣が現れる。
巴慶一郎:「情動を制し、我欲を捨て、規律を尊ばねば、人は獣と変わりなし。それが自分の矜持です」
井村 山茶花:「改めて言っておこうか。きみの……いや、きみたちの出る幕はない」
井村 山茶花:「戦闘(これ)は、正真正銘『Sランク』としての得意分野だからね」
”コマ・ベレニケス”:「………。」苦しみ、哀しみ、憤怒、仮面が表情を変えていく。
”コマ・ベレニケス”:「行くぞ!!」
”コマ・ベレニケス”:「お前の言う獣とやらの力を見せてやる!巴慶一郎!」
GM:―――――
GM:戦闘開始
GM:―――――
GM:エンゲージはこちら
(井村、グレーゲル、巴)
   |
 (10m)
   |
(”コマ・ベレニケス”)

GM:―――――
GM:セットアップ!
”コマ・ベレニケス”:こちらはなし!
井村 山茶花:コンボ「TANSTAAFL」を使用。エフェクトは《原初の黄:苛烈なる火》。
巴慶一郎:こちらはありません
井村 山茶花:HP-5、このラウンドの間、攻撃力+9
井村 山茶花:侵蝕率63→66、HP17→12
井村 山茶花:あ、間違えた!
井村 山茶花:侵蝕69→72でした
グレーゲル・ヴァレン:なしで!
GM:ではイニシアチブ!
GM:井村さん!
井村 山茶花:はーい!
井村 山茶花:マイナーでコマちゃんに接敵
井村 山茶花:メジャーでコンボ「Nightfall」。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《滅びの光》《原初の赤:災厄の炎》
井村 山茶花:対象はコマちゃん!
GM:ぐええー!
GM:来いッ!
井村 山茶花:8dx8 えいっ
DoubleCross : (8R10[8]) → 10[3,5,5,7,7,8,10,10]+10[6,7,9]+2[2] → 22

”コマ・ベレニケス”:ドッジ!
”コマ・ベレニケス”:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[2,3,4,5,6,8,8,9] → 9

”コマ・ベレニケス”:グエーッ!
井村 山茶花:ダメージいきます!
井村 山茶花:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 21[10,3,8]+21 → 42

”コマ・ベレニケス”:オートで《正義の仮面:亜純血》で取得した《がらんどうの肉体》
”コマ・ベレニケス”:42-2d10
DoubleCross : (42-2D10) → 42-15[7,8] → 27

GM:うおっ、出目がいい
井村 山茶花:おお、やる
井村 山茶花:では演出!
GM:あ、がらんどう3d10でした
GM:42-3d10 振り直し
DoubleCross : (42-3D10) → 42-9[1,5,3] → 33

GM:おい、さがったぞ!!!
井村 山茶花:あっ
巴慶一郎:ダメージが上がった
GM:まあ33ダメージ通ります!
井村 山茶花:ラッキー!
グレーゲル・ヴァレン:ヒュー!
井村 山茶花:「There ain't no such thing as free lunch.」ぼそりとお気に入りの箴言を唱える。
井村 山茶花:長い黒髪からぞろぞろと影がこぼれ落ち、足元に水たまりのようにわだかまる。その影を引き連れ、一挙動でコマ・ベレニケスの懐へ。
井村 山茶花:「そういうわけで、きみにも覚悟と代償を支払ってもらおう」
”コマ・ベレニケス”:「むむっ!」仮面を入れ替える。これは、アルマジロの仮面。
井村 山茶花:足元の影が瞬く間にコマ・ベレニケスの細い脚を這い登り、影の炎となってその体を焼く!
”コマ・ベレニケス”:「ぐぎゃーーーー!!!熱ッ!熱いッ!!」アルマジロの装甲で炎を防ぐが、所詮は変温動物。焼かれる!
”コマ・ベレニケス”:「だが…!」
”コマ・ベレニケス”:オートで《万象の虹》
”コマ・ベレニケス”:《原初の赤:災厄の炎》をコピー
井村 山茶花:「まだ続ける?」
”コマ・ベレニケス”:仮面を入れ替える。今度は…井村さんの仮面だ!
”コマ・ベレニケス”:「続けるに決まってる……!」
井村 山茶花:「……意外。好みだな、そういうのは」
井村 山茶花:侵蝕72→84
GM:では次、グレーゲルくん!
グレーゲル・ヴァレン:OK!
グレーゲル・ヴァレン:マイナーで戦鬪移動、コマさんに接敵!
グレーゲル・ヴァレン:メジャーでコンボ『紐解く』《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》を使って、両手剣で白兵攻撃!
グレーゲル・ヴァレン:9dx8-3
DoubleCross : (9R10-3[8]) → 10[3,3,3,4,7,8,8,9,9]+10[3,4,5,8]+6[6]-3 → 23

”コマ・ベレニケス”:ドッジ!
”コマ・ベレニケス”:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,5,5,8,8,10,10]+1[1,1] → 11

グレーゲル・ヴァレン:よしよし
”コマ・ベレニケス”:ダメージください!
グレーゲル・ヴァレン:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 18[4,6,8]+10 → 28

グレーゲル・ヴァレン:そこそこ!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+6した(侵蝕率:89->95)
グレーゲル・ヴァレン:「……そうか、続けるか」ばさ、とマントをはためかせて、小柄な影がコマの傍に降り立つ。
グレーゲル・ヴァレン:「ならば、こちらも続けざるを得まい」
グレーゲル・ヴァレン:”コマ・ベレニケス”を意識内に投影。その挙動をコピーする。
グレーゲル・ヴァレン:そして、最適な軌道を計算。その軌道に、肉体を合わせるために…
グレーゲル・ヴァレン:内側の影を筋繊維内に潜り込ませ、イメージした通りに動かす!
グレーゲル・ヴァレン:……即ち、一閃!西洋剣が閃き、”コマ・ベレニケス”の身体を断つ!
”コマ・ベレニケス”:「あぐっ……!」
”コマ・ベレニケス”:倒れかけるが、その場で踏みとどまる。
グレーゲル・ヴァレン:(……っ……)
”コマ・ベレニケス”:目線はグレーゲルも、井村も見てはいない。
”コマ・ベレニケス”:じっと巴慶一郎を見ている
グレーゲル・ヴァレン:微かに、目眩を覚える。井村には気づかれているだろうが、平静を装う。
GM:ではこちらの手番!
”コマ・ベレニケス”:オートで《異世界の因子》
”コマ・ベレニケス”:《無形の影》をコピーする
”コマ・ベレニケス”:マイナーなし
”コマ・ベレニケス”:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《シャドースクラッチ》《原初の赤:災厄の炎》
”コマ・ベレニケス”:対象はグレーゲルくん、井村さん
”コマ・ベレニケス”:8dx8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[1,4,4,5,5,6,8,10]+10[2,9]+5[5]+4 → 29

井村 山茶花:ドッジ!
井村 山茶花:3dx>=29
DoubleCross : (3R10[10]>=29) → 10[1,6,10]+7[7] → 17 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:避ける目はないな…ガードします。
GM:ではダメージを
”コマ・ベレニケス”:3d10+13 装甲ガード有効
DoubleCross : (3D10+13) → 16[6,5,5]+13 → 29

グレーゲル・ヴァレン:あー 落ちます。リザレクト。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:95->104)
井村 山茶花:死ぬ!リザレクト!
GM:ウワーッグレーゲルくーん!
井村 山茶花:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 9[9]+84 → 93

グレーゲル・ヴァレン:HPは9!
”コマ・ベレニケス”:怒り、悲しみ、恨み。仮面を幾重にも折り重ねる。
”コマ・ベレニケス”:「邪」「魔」「だ!」
”コマ・ベレニケス”:グレーゲルくんと井村さんの足元から炎が這い上り、身体を焼き尽くさんとする!
グレーゲル・ヴァレン:「ぐっ……う……!」
井村 山茶花:「当然!」炎に焼かれながら、笑う!「邪魔しているんだから!」
巴慶一郎:眉間に皺を寄せてコマ・ベレニケスを睨みつける。
”コマ・ベレニケス”:「巴、慶一郎!」
グレーゲル・ヴァレン:身体を折って、炎を肉体に吸収する。
巴慶一郎:「狙うならば自分一人を狙えばいいものを……!」
井村 山茶花:「風紀委員!」
井村 山茶花:「誰を舐めている!」
巴慶一郎:「!」
井村 山茶花:「私はSランク、真夜中の番長」
井村 山茶花:「番長連の流儀で好きにやっているものを、そんな驕りで見ないでもらおう」
巴慶一郎:「……失礼しました。まさしくSランクの面目躍如」
巴慶一郎:「自分も務めを果たすのみです」
”コマ・ベレニケス”:「………!」ぎりっと歯噛みする。
”コマ・ベレニケス”:「余所見するな!」
”コマ・ベレニケス”:仮面を変える。般若面だ。炎で刀を形作り、巴に切っ先を向ける。
巴慶一郎:「コマ・ベレニケス。貴様のその激情は迷惑千万。ここで決着をつける」
GM:では巴くんのターン!
巴慶一郎:マイナーコンボ『颯走』《オリジン:ヒューマン》《イオノクラフト》でコマ・ベレニケスに接近
巴慶一郎:侵蝕は68→71
巴慶一郎:メジャーは《急所狙い》+《プレディクション》で攻撃します
巴慶一郎:4dx+4+5
DoubleCross : (4R10+4+5[10]) → 6[3,4,6,6]+9 → 15

巴慶一郎:ドッジ不可!
”コマ・ベレニケス”:ガード!ガード値は0だ!
巴慶一郎:ならばダメージを出そう
GM:どうぞ!
巴慶一郎:2d10+8+7+4+2
DoubleCross : (2D10+8+7+4+2) → 12[2,10]+8+7+4+2 → 33

巴慶一郎:装甲は有効です
GM:そのダメージは…撃破!
巴慶一郎:侵蝕は71→77に。
GM:”コマ・ベレニケス”撃破です。《節制の仮面:アバドンの顎》の効果も解除されます。
巴慶一郎:よし!
”コマ・ベレニケス”:「どうして、どうして私を見ない…!」
巴慶一郎:倒れ込むような前傾姿勢。額を地面に着けるかと思われた瞬間に踏み込む。
地を蹴る音はわずか一度。その一度で距離を詰めている。

”コマ・ベレニケス”:「私は、お前が振り向くために何でもしてきた!」
”コマ・ベレニケス”:刀を振りかぶる。が、数瞬遅い。
巴慶一郎:「そのような固執、戦場において何の意味も持たない」
巴慶一郎:鞘に納められたままの刀を両手で持ち、横薙ぎの一閃を放つ。
巴慶一郎:「……巴一刀流」
巴慶一郎:その勢いを身体に巻き込むようにして留め、往復の二連撃目が仮面を狩る。
巴慶一郎:「"浮舟"」
”コマ・ベレニケス”:「………」全ての仮面が剥がれ落ち、今にも泣き出しそうな少女の顔が露わになる。
巴慶一郎:知っている顔ですか?
GM:知っているがあまり印象には残っていないかもしれません。
GM:風紀委員の一人、狛田優海です。
GM:巴くんの元で風紀活動を行っていたCランクの生徒ですが、目立った力も印象も無い子です。
巴慶一郎:なんと…同級生ですかね?
GM:同級生です。
巴慶一郎:「狛田さん。何と言う事だ……風紀委員でありながら悪事に手を染めるとは」
巴慶一郎:溜息をついて残心を解く。
”コマ・ベレニケス”:「風紀委員。……結局、私はその程度の印象なんだね。」
狛田優海:「知ってた?私、巴くんの風紀活動にいつも付いて行ってたんだよ。」
狛田優海:「といっても、サーチライトを動かしたり、雑用みたいなことばっかだけど。」
巴慶一郎:「助力には感謝しています。が、何の関係が?」
狛田優海:「あなたは真っ直ぐで、綺麗で、まるでその刀みたい。」
狛田優海:「そんなあなたに、一度でもいいから振り向いてほしかったの。」
狛田優海:「あなたの注目を集めるような存在になりたかった…。」
巴慶一郎:「……そのための手段が、よりによって仮面とは」
風魔悟:「だから、その願いを歪めるんだよ。仮面って奴は。」
風魔悟:雛鳥さんを安全な場所に座らせ、こちらに歩いてくる。制服の袖の部分がやや焦げている。
風魔悟:恐らく戦闘中は雛鳥さんをかばっていたのだろう。
井村 山茶花:「……きみが抜き身の刀ならば、振るわれる瞬間こそ一番美しいんだろう」
風魔悟:切断された仮面を拾い上げ、握りつぶす。
グレーゲル・ヴァレン:「……風魔。悪いな、手をかけさせた」
巴慶一郎:「……事情はどうあれ。彼女は学内の治安を乱し、我々の行く手を阻み、先輩方を傷つけた」
狛田優海:「……こうでもしないと、私を見てもくれなかったでしょう!」
グレーゲル・ヴァレン:雛鳥さんと、狛田さんを交互に見る。
狛田優海:「私は落ちこぼれで!手際も悪くて!巴君みたいに強くも無い!」
風魔悟:「………。」仮面を握ったままの姿勢で、狛田さんを見る。
雛鳥文枝:同じく、狛田さんを見ている。
巴慶一郎:「狛田さん。君の言う事は感情ばかりだ。風紀の一員としての自覚は無いのか」
狛田優海:「だから………、っ……」そこから先は言葉にならない。
グレーゲル・ヴァレン:つか、と巴くんの前に立ちます。
グレーゲル・ヴァレン:「そこまでにしておけ、巴慶一郎」
巴慶一郎:「む。何です、ヴァレン先輩」
グレーゲル・ヴァレン:「やり方はどうあれ、こいつはお前のことを慕っていたのだろう」
グレーゲル・ヴァレン:「貴様の言い分はその逆のようだが」
グレーゲル・ヴァレン:「……だが、弱きもの。力なきものに手を差し伸べ、救うことも出来ずに」
グレーゲル・ヴァレン:「力あるあり方のみを良しとし、他者にも押し付けるようでは、人は付いて来んぞ」
巴慶一郎:「……」
巴慶一郎:顎に手をあてて暫し沈黙する。
巴慶一郎:「……一理あるかと思います。残雪もそう言っている」
巴慶一郎:「前言は撤回します。狛田さん。自分には貴方の気持ちはわからない。が……」
巴慶一郎:「理解したいとは思っています」
狛田優海:「……そっか。」
狛田優海:「………。」
狛田優海:「それだけで十分だよ。大分、遠回りしちゃったけど…。」
巴慶一郎:「もう一つ言うならば、買いかぶりし過ぎです。自分はさほど真っ直ぐでも綺麗でもありません」
巴慶一郎:ぼそりと呟くように付け足す。
グレーゲル・ヴァレン:「
グレーゲル・ヴァレン:「………」ふう、と一息つく。
井村 山茶花:「……っ、もう」
井村 山茶花:「我慢できない!まだ不十分だ!あと一言が足りない!」
巴慶一郎:「あと一言とは」
井村 山茶花:「売り言葉に買い言葉とはいえ、きみ、虫酸が走るって言っただろう、彼女に」
井村 山茶花:「今でも、そう思う?そうでないなら……」
井村 山茶花:睨みつけるような顔で、無言の圧力をかける。
巴慶一郎:「異議ありです。先輩、それは”コマ・ベレニケス”に対して言ったことあり、狛田さんに対して言ったわけでは……」
巴慶一郎:「……」
巴慶一郎:「失礼な事を言いました。お許しください」
巴慶一郎:狛田さんに向かって頭を下げる。
狛田優海:「……。」居住まいを正す「こちらこそ、風紀委員にあるまじき乱行の数々。申し訳ありませんでした。」
井村 山茶花:「……どんな仮面で顔を隠しても、女子は女子だもの」ぼそっと呟く。
風魔悟:「SFだけじゃなく恋愛小説も読むのか?」こそりと囁く
グレーゲル・ヴァレン:「ふ」嬉しそうに口元を歪める。
井村 山茶花:「わっ、私のことは関係ないでしょう!?」
風魔悟:「これは失礼。」くつくつと笑う
風魔悟:「さて、あとはここから出るだけだが…」
狛田優海:「そのことですが、少々問題が…。」
グレーゲル・ヴァレン:「問題?」
巴慶一郎:「何か新たな障害が発生しましたか」
狛田優海:「私…”コマ・ベレニケス”の時の私ですが…。」
狛田優海:「このダンジョンの主に仮面を授け、”よりスパルタな修練場を造る”という欲望を植え付けたのです」
狛田優海:「その結果私まで試練の被害を被り色々と大変な目に遭いましたが…」
井村 山茶花:「ああ、あのおかしな修練はそれが原因……」
巴慶一郎:「軽挙妄動とはこの事ですね」
井村 山茶花:「……巴くん」
巴慶一郎:「失礼。撤回します」
グレーゲル・ヴァレン:「ダンジョンをより悪質に作り変え、それを利用しようとしたわけか」
狛田優海:「そうです。」
狛田優海:「ですから、出るにはダンジョンの護り手を倒さなくてはなりません。」
狛田優海:「このまま出てしまえば…このダンジョンはより強大に、より悪質になっていくでしょう…。」
井村 山茶花:「なるほど。つまり、何の問題もないわけだ」
狛田優海:感情を抑えた声で説明する。普段の彼女はこうなのだろう。
井村 山茶花:「私は最初から、ダンジョンの最奥まで踏破してみせるつもりだったから。護り手だって想定内」
井村 山茶花:「そうだよね、風魔?」
風魔悟:「ああ、勿論。」
巴慶一郎:「治安維持に努めるのは風紀委員としても当然の責務です。ダンジョンの主から仮面を引きはがしてみせましょう」
ダンジョンの護り手:「その意気やよし。」ヴォン、とホログラム映像の護り手が現れる
グレーゲル・ヴァレン:「天才としてもな。当然の責務、というやつだ」
井村 山茶花:「うわっ」びっくり。
ダンジョンの護り手:手にはピッケルを持ち、肩に木材を担いでいる
井村 山茶花:「増築中!?」
ダンジョンの護り手:「左様。このアカデミアのダンジョンリニューアルオープンの暁には」
ダンジョンの護り手:「大ボリューム8つの試練に加え、充実の修練ルームを設置し、」
ダンジョンの護り手:「利用者をスーパーハイスペック生徒に育て上げて見せよう…」
井村 山茶花:「期待に胸が膨らむ……じゃなくて」
井村 山茶花:「残念だけど、その前に店じまいしてもらうよ」
ダンジョンの護り手:ホログラム映像の向こうからガチンガチンとピッケルで岩を掘り進む音が聞こえてくる
巴慶一郎:「はい。断固阻止します。即刻営業停止とまでは言いませんが、せめて監査を受けて頂かなくては」
井村 山茶花:「模擬店か」
ダンジョンの護り手:「ダンジョンは課税対象にならない……と思う……だからセーフ…。」
グレーゲル・ヴァレン:「個々人を見ずにカリキュラムを詰め込んだだけで人を育てられるなどと思っている輩の修練場など、監査するまでもない」
グレーゲル・ヴァレン:「直ぐにその馬鹿げた欲望から解き放ってやる」
井村 山茶花:「天才様は視点の高さが違うな」
井村 山茶花:「すぐに解き放つ、ってところは全く同意見だけど」
ダンジョンの護り手:「監査が入る前にお前たちをダンジョンの従業員にしてやろう…。」
ダンジョンの護り手:「具体的には地下でバーを回し人力発電してもらう…。」
井村 山茶花:「せいぜい事業計画を夢想しているといい」
ダンジョンの護り手:「第六層で待っているぞ…。」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。楽しみに待っているといい」
ダンジョンの護り手:「あ、あと十分くらいしてから来て……」と言いつつ、ホログラム映像が消える。
巴慶一郎:タイマーを十分にセットしている。
井村 山茶花:「はぁ……」ため息をついて、グレーゲルくんに顔を向ける。
井村 山茶花:「で、天才。やっぱりきみも来るわけだ」多くは訊かない。当然のことの、確認にすぎないから。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。天才として見過ごすわけにはいかん」
井村 山茶花:「なら、これ」応急手当キットを投げ渡す。道中に受け取っていたものだ。
グレーゲル・ヴァレン:「…っと」少しよろめきながらもキャッチする。
井村 山茶花:「せめてそのひどい有様は隠しておいて。……目に入るだけで気が散る」
グレーゲル・ヴァレン:「……ふ」
グレーゲル・ヴァレン:「ありがとう、井村」
井村 山茶花:「……!!」慌ててそっぽを向く。
井村 山茶花:「話を理解できなかったの? 私の気が散らないように、と言ったでしょう」
井村 山茶花:「10分!それだけしか時間がないんだから、さっさと手当を済ませて!」
井村 山茶花:言うだけ言って、ずかずかと次階層への階段近くへ歩いて行く。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、理解しているさ」そう言いながら手当しましょう。
巴慶一郎:「井村先輩はヴァレン先輩にやたら厳しいですね」
グレーゲル・ヴァレン:「俺は天才だからな」
雛鳥文枝:「て、手当するなら手伝います!」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ、助かる。この包帯を背中で止めてくれるか」
雛鳥文枝:「このままではレースに負ける気がするので!義務感!」
雛鳥文枝:「せ、背中ですか!触っていいんですか!」はわわ
グレーゲル・ヴァレン:「レース?何だ、まだ何か競技をやらされてたのか」
グレーゲル・ヴァレン:「触らねば手当できんだろうが」
雛鳥文枝:「いえ!違います!なんかもうちょっと概念的な奴です!」
雛鳥文枝:「では……失礼して……」包帯を背中で止める。
巴慶一郎:(不純異性交遊……? いや、これはあくまで治療行為か)二人に訝しげな視線を送っている。
グレーゲル・ヴァレン:じゃあそんな感じで応急手当使っちまうぜーーー
GM:使っちゃって下せえー!
グレーゲル・ヴァレン:なんか井村さんがくれたので合わせて二個だ!
グレーゲル・ヴァレン:一個目!
井村 山茶花:いえーい!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンのHPを+4(2d10->3,1)した(HP:9->13)
グレーゲル・ヴァレン:二個目ー!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンのHPを+18(2d10->8,10)した(HP:13->31)
グレーゲル・ヴァレン:ひえっ
GM:両極端!
グレーゲル・ヴァレン:マックス29!全快!
巴慶一郎:次クライマックスだから自分も応急使っちゃおうかな
巴慶一郎:いいですか?
GM:どうぞ!
巴慶一郎:何か二つある!一個目!
巴慶一郎:2d10+22
DoubleCross : (2D10+22) → 15[9,6]+22 → 37

巴慶一郎:全快した…
巴慶一郎:HP30です
井村 山茶花:さすが風紀委員
GM:井村さんも使います?
巴慶一郎:風紀関係あるかな!?
井村 山茶花:使ってもすぐ自害するから……
GM:そっか…
GM:ではよければ次のシーンに行きますよ
グレーゲル・ヴァレン:はーい
巴慶一郎:では、その前にちょっとだけ…
グレーゲル・ヴァレン:はーい!
巴慶一郎:「ヴァレン先輩」
グレーゲル・ヴァレン:「巴か。何だ?」
巴慶一郎:自前で包帯を巻き、ダンジョンの中で負った軽傷を治療しながら話しかける。
グレーゲル・ヴァレン:包帯の上から制服を着なおしている。
巴慶一郎:「自分は未熟です。技もそうですが……先ほど、狛田さんのことを気遣えなかったように」
巴慶一郎:「人としても未熟です」
巴慶一郎:「ヴァレン先輩や井村先輩からは、学ぶべき事が多いと思っています」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか。いい心がけだな。大いに学ぶと良い」
巴慶一郎:「はい。そのためにも、このダンジョンから無事に帰っていただかなければ困ります」
巴慶一郎:「決して、限界を超えて無理をされるようなことはなきよう」
グレーゲル・ヴァレン:「…………」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。勿論だ。わかっているさ」
巴慶一郎:「出過ぎた事を言いました。残雪が煩かったもので」
グレーゲル・ヴァレン:「……そうか。構わん」
グレーゲル・ヴァレン:「安心しろ。必ず無事に帰るからな」
巴慶一郎:「はい。約束です」
グレーゲル・ヴァレン:「約束しよう」
巴慶一郎:「では、行きましょうか。遅れると井村先輩の雷が落ちます」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。丁度良い頃合いだ」
GM:―――――
GM:購入&ロイス!
GM:最後の購入とロイスですよ!
巴慶一郎:まずは井村先輩のロイスをP優位に変更するぜ。井村山茶花/◎P:才色兼備/N:累卵之危
井村 山茶花:協力者/巴慶一郎/信頼○/憤懣/ロイス 取得します
グレーゲル・ヴァレン:とりあえずUGNボディーアーマー買います
井村 山茶花:一貫した姿勢への信頼!
巴慶一郎:良くも悪くも一貫
グレーゲル・ヴァレン:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 6[3,3,6]+2 → 8 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:だめ!以上!
井村 山茶花:コマさんへのロイス、P面白いを表に。
井村 山茶花:購入はボディアーマー狙い!
井村 山茶花:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[7,7,9]+1 → 10 → 失敗

井村 山茶花:財産支払って購入!即装備!
巴慶一郎:あと狛田さんへロイスを取ります
巴慶一郎:同級生/狛田優海/◎P:後生大事/N:迷惑千万
巴慶一郎:そしてボディアーマーを買おう。
巴慶一郎:3dx+2+1>=12
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=12) → 9[3,6,9]+3 → 12 → 成功

巴慶一郎:買えた!装備。
巴慶一郎:以上です!
GM:―――――
GM:クライマックスフェイズ
GM:全員登場
井村 山茶花:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 3[3]+93 → 96

巴慶一郎:巴慶一郎の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:77->84)
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:104->112)
グレーゲル・ヴァレン:わはー
巴慶一郎:ぎゃああ
GM:―――――
GM:アカデミアのダンジョン 第六層
GM:―――――
GM:では、第六層の扉を開けると
GM:広い大きな部屋に出ます。仕切りや柱などは無く、殺風景な印象を受けるでしょう。
ダンジョンの護り手:その隅で土砂を片づけながら髑髏面をタオルで拭っている人影が!
井村 山茶花:「……もう5分要る?」
ダンジョンの護り手:「これだけ!これだけ終わったらいけるから!」
巴慶一郎:「面の上からタオルで拭いて、意味はあるのでしょうか。疑問です」
グレーゲル・ヴァレン:「面に神経が繋がっているのか…?」
巴慶一郎:「む。成程、慧眼です」
ダンジョンの護り手:じゃっじゃっ「……さて、」6人に向き直る。
ダンジョンの護り手:「よくぞここまで来れたな、挑戦者たちよ。」
井村 山茶花:「あ、えっと……こほん」
井村 山茶花:「当然。歯応えのない試練ばかりだったよ」
ダンジョンの護り手:「それでは出来たてホヤホヤの知力の試練改に挑戦してもらおう。」
グレーゲル・ヴァレン:「知力の試練改」
巴慶一郎:「またしても早押しクイズですか」
巴慶一郎:ボタンを叩く素振りをする。
井村 山茶花:「割らないようにね、ボタン」
ダンジョンの護り手:《堕落の仮面:囚人の鳥籠》《節制の仮面:傲慢な理想》
ダンジョンの護り手:ダンジョンの護り手が手元のコンソールを操作すると
ダンジョンの護り手:グレーゲル、巴、井村と風魔、雛鳥、狛田を隔絶するように壁が出現する!
ダンジョンの護り手:広間全体が迷路になったかのようだ!
巴慶一郎:「む。これはまた、面妖な……!」
グレーゲル・ヴァレン:「……!」
井村 山茶花:「迷路か……!」
ダンジョンの護り手:「迷宮を抜けるだけが試練ではないぞ」いつの間にか、その手には双剣が握りしめられている
風魔悟:「ちっ……!」ゴォン!と壁から轟音が響く!
風魔悟:恐らく向こう側から殴っているのだろう。が、びくともしない!
井村 山茶花:「……風魔の魔法でも崩れないか。よく出来てる」
グレーゲル・ヴァレン:「やはり強行突破は無理か」
井村 山茶花:「だけど結局、話はシンプルなんでしょう?」
グレーゲル・ヴァレン:《構造看破》。迷宮の構造を見抜こうと試みる。
巴慶一郎:腕組みして説明の続きを待つ。
ダンジョンの護り手:「ここを抜けたければこの私を倒すがよい。」
ダンジョンの護り手:「迷宮の謎を解き、仲間と合流してもよし。このまま戦っても勿論よし。」
ダンジョンの護り手:「これが試練である。」
井村 山茶花:「上等……!」足元の影がざわめく。選択は明白!
GM:構造看破の結果は後程お伝えしましょう。
グレーゲル・ヴァレン:はい!
巴慶一郎:「迷宮の、謎……?」
巴慶一郎:「否。心を乱すな。揺れるな、惑うな。目の前の敵を斬るのみ」
グレーゲル・ヴァレン:(選択はひとつしかない)
グレーゲル・ヴァレン:(一人で何でもできる?……はっ!まさか!)
グレーゲル・ヴァレン:(できるわけがないだろう。だから……)
グレーゲル・ヴァレン:「道を拓く、のみだ」
ダンジョンの護り手:「よかろう…では最後の試練、開始!」
GM:―――――
GM:戦闘開始
GM:―――――
GM:まずはエンゲージの説明から入ります
GM:(風魔)
――(壁)――
(グレーゲル、巴、井村)
   |
 (10m)
   |
(ダンジョンの護り手)
――(壁)――

GM:また、戦闘時にメジャーアクションを消費することで以下の行動が可能です。
GM:・迷宮の謎を解く 知識:パズル/難易度30
グレーゲル・ヴァレン:ヒュウ!
井村 山茶花:30!
巴慶一郎:30~!
GM:これを行うことで壁が取り除かれ、風魔が戦闘に参加できるようになります。
GM:風魔が戦闘に参加した際は、
風魔悟:《ターゲットロック》《攻性変色》を使用した状態で
風魔悟:《コンセントレイト:キュマイラ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《アンプリフィケイション》で迷宮の護り手を攻撃します。
グレーゲル・ヴァレン:ひええ
巴慶一郎:すごい
井村 山茶花:魔法パンチ
GM:なお、判定時にイージーエフェクトの申告があると判定にボーナスがつくかも…
GM:と言ったところで、戦闘に入りましょう。
巴慶一郎:了解!
井村 山茶花:はい!
グレーゲル・ヴァレン:はい!
GM:―――――
GM:衝動侵蝕
GM:難易度は9です!
井村 山茶花:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[5,5,7,7,9] → 9 → 成功

巴慶一郎:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 6[1,2,4,5,5,6]+1 → 7 → 失敗

巴慶一郎:ギャア
井村 山茶花:2d10+96
DoubleCross : (2D10+96) → 12[9,3]+96 → 108

井村 山茶花:おおふ
巴慶一郎:2d10+84
DoubleCross : (2D10+84) → 11[5,6]+84 → 95

グレーゲル・ヴァレン:10dx+1>=9
DoubleCross : (10R10+1[10]>=9) → 8[1,1,2,3,4,4,4,6,8,8]+1 → 9 → 成功

巴慶一郎:100超え…!
グレーゲル・ヴァレン:戦闘前ということでCランクの補正+1はそのまま!成功!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+13(2d10->3,10)した(侵蝕率:112->125)
グレーゲル・ヴァレン:死ぬ
井村 山茶花:ひぃ
GM:ぐええー大丈夫か
グレーゲル・ヴァレン:生きる…
GM:というわけでセットアップに入りましょうか
GM:ある人!
巴慶一郎:ないよ!
井村 山茶花:はーい!
井村 山茶花:コンボ「Self reference-ENGINE」を使用。エフェクトは《原初の黄:苛烈なる火》《マキシマイズ》
グレーゲル・ヴァレン:《バタフライエフェクト》を使用します。
井村 山茶花:HP-25、攻撃力+12、そのラウンドの間エフェクトを使用した判定のC値-1。
グレーゲル・ヴァレン:対象は井村さん。
グレーゲル・ヴァレン:判定達成値+5。判定直前に適用を決定できます。
井村 山茶花:侵蝕108→118
井村 山茶花:助かる!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+3した(侵蝕率:125->128)
井村 山茶花:これでHPが0になるので、他がなければ動きます。
グレーゲル・ヴァレン:あ、行動値的に井村さんのセットアップの処理終わった後なので
グレーゲル・ヴァレン:この行動には乗りません!すみません!
GM:了解です
GM:では井村さん動いてください
井村 山茶花:了解!
井村 山茶花:では改めて!
井村 山茶花:HP0になったので、オートアクションでコンボ「Speed of dark」を使用。エフェクトは《原初の黒:ラストアクション》。
井村 山茶花:侵蝕118→125
井村 山茶花:即座にメインプロセスを行います。マイナーアクションでダンジョンの護り手のエンゲージへ。
井村 山茶花:メジャーアクションでコンボ「Nightfall」を使用。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《滅びの光》《原初の赤:災厄の炎》、対象は護り手さん。
井村 山茶花:更に「Sランク:スペシャリスト」の効果を使用。判定ダイス+5個。
井村 山茶花:判定いいでしょうか!
GM:どうぞ!
井村 山茶花:15dx6 えいっ
DoubleCross : (15R10[6]) → 10[1,1,1,3,4,4,5,6,6,7,9,9,10,10,10]+10[1,3,5,6,8,9,10,10]+10[3,4,4,6,6]+10[3,7]+10[8]+1[1] → 51

井村 山茶花:リアクションどうぞ!
ダンジョンの護り手:ガード。《パワーカバー》ガード値+10。
GM:ダメージどうぞ!
井村 山茶花:では!
井村 山茶花:6d10+30 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+30) → 25[2,6,3,4,4,6]+30 → 55

GM:装甲ガードで20点軽減します
井村 山茶花:35通った!
ダンジョンの護り手:35点食らうy!
井村 山茶花:演出行きます
井村 山茶花:「くらやみの速さはどれくらい?」ぽつりと呟く。暗闇と影を操る山茶花の、最も好きな言葉。
井村 山茶花:「くらやみはいつだって光より先にある」
井村 山茶花:「私は光より速く」影に生命力を注ぎ込む。足元の暗闇が、湧き水のように広がっていく。
井村 山茶花:「未来から過去に撃ち込まれる弾丸のように、私は彼女の頭蓋に」体が影に沈み込
井村 山茶花:.
井村 山茶花:沈み込――沈み込み――み込み――
井村 山茶花:.
井村 山茶花:「蓋に、女の頭――る弾丸」
井村 山茶花:広がっていく。足元の暗闇が、湧き水のように――影に命を注ぎ込む。
井村 山茶花:「未来から過去――私は――先にある――いつだって」
井村 山茶花:山茶花の、最も好きな言葉。
井村 山茶花:「くらやみの速さはどれくらい?」
井村 山茶花:ぽつりと呟くより速く、攻撃は完了している。
井村 山茶花:既に周囲は影に呑まれ、ダンジョンの護り手は、光のない業火に苛まれている。
ダンジョンの護り手:「………!」
井村 山茶花:「畏れなさい。これが……真夜中の番長、アカデミアのSランク」
井村 山茶花:侵蝕125→137
ダンジョンの護り手:「良かろう、我も真の姿を見せよう。オオオォ…!」
GM:では途中だったセットアッププロセスです
井村 山茶花:戦闘不能になるので、コマさんへのロイスをタイタス化して昇華、復活します。
井村 山茶花:はい!
ダンジョンの護り手:セットアップで《エアウォーカー》《異形への変貌》
ダンジョンの護り手:侵蝕ダイスが二倍に。飛行状態になり、戦闘移動距離+2m。
ダンジョンの護り手:業火の中から飛び出したのは、羽の生えた護り手。
グレーゲル・ヴァレン:「羽化したか」
ダンジョンの護り手:羽根が降り注ぐ。さながらその姿は死を告げる天使のよう。
巴慶一郎:じわりと掌に汗がにじんでいる事に気が付く。これは畏れか。変貌した護り手に?それとも、味方である井村山茶花に?
GM:こちらのセットアップは終わり!
GM:ではイニシアチブに入りますよ!
井村 山茶花:はい!
巴慶一郎:オッケイ
グレーゲル・ヴァレン:GOGO!
GM:井村さん!
井村 山茶花:どんどんやっちゃうよ!
GM:いけいけー!
井村 山茶花:マイナーなし、メジャーアクションで先ほどと同じコンボ「Nightfall」を使用。対象はダンジョンの翁!
井村 山茶花:判定いきます!
井村 山茶花:11dx6
DoubleCross : (11R10[6]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,9,9,10]+10[5,5,8,8,9]+10[1,4,9]+3[3] → 33

グレーゲル・ヴァレン:《妖精の手》!
GM:ぐええー!
グレーゲル・ヴァレン:最後の3を10に!
井村 山茶花:あっしまった
井村 山茶花:バタフライエフェクトの宣言、判定の直前だった……
井村 山茶花:今から宣言してもいいでしょうか……
GM:いいですよ!
井村 山茶花:ありがたい……!では達成値+5させていただきます!
井村 山茶花:そして妖精の振り足し!
井村 山茶花:1dx6+45
DoubleCross : (1R10+45[6]) → 5[5]+45 → 50

GM:うげええ
井村 山茶花:というわけで達成値50!
ダンジョンの護り手:ドッジできねーーー!!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5した(侵蝕率:128->133)
ダンジョンの護り手:ガード。《パワーカバー》ガード値+10。
井村 山茶花:ダメージ振ります!
井村 山茶花:6d10+30
DoubleCross : (6D10+30) → 33[2,4,10,8,5,4]+30 → 63

GM:軽減!軽減して43点ダメージ!
井村 山茶花:ふへへ……
井村 山茶花:「その姿、大した威容だけれど」宙空に浮かぶ護り手へ、己の手をかざす。
井村 山茶花:「影はどこへでもたどり着くよ」影の炎が再び着火!護り手を焼き焦がす!
井村 山茶花:侵蝕137→149
グレーゲル・ヴァレン:じっと、その姿を追っている。
グレーゲル・ヴァレン:……影が、もう一つ。
井村 山茶花:「はは、あはははは」
グレーゲル・ヴァレン:炎が渡りやすいように、流れている。
井村 山茶花:高揚か憔悴か、影を操ることに夢中になっている。
ダンジョンの護り手:宙から墜落!
井村 山茶花:以上!
巴慶一郎:「井村先輩……飛ばし過ぎではないですか!?」
GM:ではダンジョンの護り手の手番!
GM:イニシアチブで装備している双剣(伸縮性警棒相当)を捨てます。
ダンジョンの護り手:オートでウェポンケースからPDWを装備。
ダンジョンの護り手:マイナーで《オリジン:プラント》《オリジン:ヒューマン》《マルチアクション》
ダンジョンの護り手:さらにPDWの効果発動。対象を範囲(選択)に。
ダンジョンの護り手:【感覚】を使った判定達成値+10、エフェクトを使ったあらゆる判定の達成値+5
ダンジョンの護り手:メジャーで《対地攻撃》《原初の赤:フィジカルエンハンス》《カラミティスマッシュ》
ダンジョンの護り手:対象はグレーゲルくん、巴くん!
ダンジョンの護り手:9dx9+15
DoubleCross : (9R10+15[9]) → 10[1,4,4,5,7,7,8,8,10]+8[8]+15 → 33

グレーゲル・ヴァレン:ぐえー!こい!
ダンジョンの護り手:オートで《危機回避》達成値+5
ダンジョンの護り手:達成値は38に
グレーゲル・ヴァレン:ンンッ ガードします
巴慶一郎:無理くさい!ガードしよ…
GM:ではダメージ
ダンジョンの護り手:4d10+9+20
DoubleCross : (4D10+9+20) → 23[8,1,9,5]+9+20 → 52

ダンジョンの護り手:装甲有効
グレーゲル・ヴァレン:無理です
巴慶一郎:ウワーこれは無理
巴慶一郎:死んでリザレクトします
グレーゲル・ヴァレン:ダンジョンにロイスを取ります!
巴慶一郎:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 7[7]+95 → 102

グレーゲル・ヴァレン:修練所/ダンジョン/誠意/嫌悪:○/ これをタイタスにして昇華、復活!
グレーゲル・ヴァレン:HP:11
巴慶一郎:あっ…そもそも暴走してた。すみません
巴慶一郎:リアクション不可で死亡、復活ですね
GM:はい、了解です。
GM:では…
ダンジョンの護り手:「ウオオォーーッ!!」髑髏面の口が大きく開き、咆哮が辺りに響く!
ダンジョンの護り手:再び飛翔する!
ダンジョンの護り手:そしておもむろに双剣を投げ捨て、手にしたのは…
ダンジョンの護り手:HK MP5Kサブマシンガン!
ダンジョンの護り手:「知力の試練に挑む者たちよ、一つ言葉を授けよう…」
ダンジョンの護り手:「銃は剣より強し」BRATATATATATATATATATATATATAT!!
巴慶一郎:全身の細胞が消耗を訴え、慶一郎の身体に牙を剥く。飢餓衝動が精神を苛んでいる。
巴慶一郎:立ち尽くしたまま弾丸の雨を受ける。
グレーゲル・ヴァレン:「―――――――ッッ!!」銃弾の雨を剣で防ぐが、当然防ぎきれない。
ダンジョンの護り手:オートで《原種暴走》
ダンジョンの護り手:ウロボロスのエフェクトを使った攻撃の対象が範囲に。
巴慶一郎:「……不覚です。あの姿で近代兵器とは。本質を見誤りました」
グレーゲル・ヴァレン:「……ハ!それが貴様の『知力』か!高が知れているな」
グレーゲル・ヴァレン:「無知を知れ、ダンジョンよ!!」
巴慶一郎:「ヴァレン先輩……!」
グレーゲル・ヴァレン:傷を影が埋めていく。
ダンジョンの護り手:「何…?」サブマシンガンをリロードしつつ
井村 山茶花:「そんなザマで、よく吠えるな……!」自らも消耗しきり膝をつきながら、笑ってみせる。
グレーゲル・ヴァレン:「真の知は……それ自体が、道具となり、兵器となる……」
グレーゲル・ヴァレン:「この試練。勝利するのは、『俺たち』だ!!」
GM:ではグレーゲルくんの手番!
グレーゲル・ヴァレン:まず、マイナーで2mだけ前進します。
グレーゲル・ヴァレン:そして、メジャーで迷宮の謎を解く!
GM:さあ来い!宣言するエフェクトとかありますか!
グレーゲル・ヴァレン:では、コンボ『紐解く』!《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》!
グレーゲル・ヴァレン:そして更に!Dロイス、学生王者の効果を使用!
グレーゲル・ヴァレン:知識:パズルの判定故に……達成値に+1Dするっ!
GM:OK!
グレーゲル・ヴァレン:まずは学生王者を含まない判定!
グレーゲル・ヴァレン:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,7,8,8,9,9]+10[1,3,5,6,10]+3[3]+1 → 24

グレーゲル・ヴァレン:学生王者!
グレーゲル・ヴァレン:1d10+24
DoubleCross : (1D10+24) → 4[4]+24 → 28

GM:惜しい…!
グレーゲル・ヴァレン:…えーと、《妖精の手》はここで使えますか!
GM:妖精どうぞ!
グレーゲル・ヴァレン:ありがとうございます!
グレーゲル・ヴァレン:最後の3を10に!
グレーゲル・ヴァレン:1dx7+35
DoubleCross : (1R10+35[7]) → 6[6]+35 → 41

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+11した(侵蝕率:133->144)
GM:ではグレーゲル君は部屋の構造を完璧に把握します。
グレーゲル・ヴァレン:よしっ!
GM:この部屋全体が細かく区画分けされており、その構造がスライディングパズルの一種であるDad Puzzleに酷似しています。
グレーゲル・ヴァレン:箱入り娘みたいなやつか
GM:そうそれ
GM:風魔たちの部屋は最奥に位置しており、部屋をスライドすることで外に出すよう誘導しなくてはいけません。
GM:sosite
GM:そして操作パネルはグレーゲルくんの足元に設置してある。
グレーゲル・ヴァレン:よっしゃ!
グレーゲル・ヴァレン:足元の影から、迷宮全体へ、構造をコピーするためのリンクを作る。
グレーゲル・ヴァレン:(……ああ。流石に使いすぎた。怠くなって来たな)
グレーゲル・ヴァレン:意識の奥に、遠い光景が垣間見える。
グレーゲル・ヴァレン:天才、神童。そう、呼ばれていたこと。
グレーゲル・ヴァレン:才能を発揮すると、直ぐに熱を出して倒れていたこと。
グレーゲル・ヴァレン:……アカデミアに来て、自分は天才でも何でもないと知った。
グレーゲル・ヴァレン:それでも、天才でいなければならない。
グレーゲル・ヴァレン:貧しい家の、唯一の希望。それが、自分なのだから。
グレーゲル・ヴァレン:(…そうだ、だから、まだ退くわけには行かない)
グレーゲル・ヴァレン:構造のコピーが完了する。そして、それを理解する。
グレーゲル・ヴァレン:足元のパネルを、素早く操作する。
グレーゲル・ヴァレン:「この試練は、知力の試練」
グレーゲル・ヴァレン:「そして、これが――」
グレーゲル・ヴァレン:構造物の移動する音。そして、部屋の一つが、開けた空間とつながる。
グレーゲル・ヴァレン:「お前を倒す、”魔法”だ」
ダンジョンの護り手:「もう解いたというのか…!」
風魔悟:「とんでもない魔法じゃないか。こりゃ、俺も負けられないね。」
風魔悟:拳を握りしめる。
GM:―迷宮を突破!風魔悟参戦!―
GM:では次、巴君!
巴慶一郎:オッケーです
巴慶一郎:マイナーで《オリジン:ヒューマン》《イオノクラフト》。ダンジョンの護り手に接近
巴慶一郎:メジャーはコンボ『抜刀・残雪』。《急所狙い》《プレディクション》《バリアクラッカー》で攻撃します
グレーゲル・ヴァレン:コンボ『指示す』。
グレーゲル・ヴァレン:《援護の風》《ウィンドブレス》を巴君に。
グレーゲル・ヴァレン:ダイス+5、達成値+9!
巴慶一郎:ありがたく頂戴。さらにグレーゲル・ヴァレンのロイスをタイタスにして、C値-1します
巴慶一郎:判定するぜ!
GM:来い!
巴慶一郎:11dx9+6+4+9
DoubleCross : (11R10+6+4+9[9]) → 10[1,2,6,6,6,7,7,7,8,9,10]+8[5,8]+19 → 37

ダンジョンの護り手:なにも出来ねえじゃん!
ダンジョンの護り手:ダメージどうぞ!
巴慶一郎:ドッジ、ガード不可ですからね
巴慶一郎:4d10+10+7+4+2
DoubleCross : (4D10+10+7+4+2) → 17[3,3,4,7]+10+7+4+2 → 40

巴慶一郎:装甲無視です
GM:素通しだよ!
巴慶一郎:侵蝕は102→115です
GM:演出とかあればどうぞ!
巴慶一郎:刀の柄に手を置き一呼吸で抜き放つと、しゃらん、と鈴を鳴らすような音が鳴る。
巴慶一郎:解き放たれた残雪の刀身からは冷気が迸り、妖しい輝きを放つ。
巴慶一郎:そのまま上段の構えを取る。
巴慶一郎:「上段の構えは火の位。一寸たりとも憶してはならない」
巴慶一郎:「残雪もそう言っている」
グレーゲル・ヴァレン:「……道を、作る」
グレーゲル・ヴァレン:「行け。巴」
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:144->148)
巴慶一郎:「頼みます」
グレーゲル・ヴァレン:風が、守護者を示すように、最適な軌道を作る。
巴慶一郎:(……火の心に、真の知が乗る。負ける気がしない)
ダンジョンの護り手:「うおっ……!」サブマシンガンの銃口が巴に向けられる。
巴慶一郎:「知力の試練に挑む者として、護り手へ言おう。銃は剣より強し。しかして」
巴慶一郎:地を蹴る。見当違いの場所で振り下ろされたように見える斬撃は異様な伸びを見せる。
巴慶一郎:「”我が剣”は銃より強し!」
巴慶一郎:「うおおおおあああああ!」
巴慶一郎:稲妻が落ちるように剣が閃く。
ダンジョンの護り手:「ウグッ……!」一瞬の沈黙、そして
ダンジョンの護り手:「ッ!」髑髏面が欠ける!
GM:では次、風魔のターン
風魔悟:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《アンプリフィケイション》
風魔悟:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,1,1,3,4,4,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,6,9,9]+10[7,10]+10[2,9]+6[6]+5 → 51

グレーゲル・ヴァレン:やばい
GM:ま、回すなよこんなところで!!
井村 山茶花:高い
巴慶一郎:みんな達成値がやばい
ダンジョンの護り手:ガード。《パワーカバー》《ピンポイントガード》ガード値+35!
ダンジョンの護り手:6d10+75
DoubleCross : (6D10+75) → 29[6,8,3,3,3,6]+75 → 104

グレーゲル・ヴァレン:ひえーー
巴慶一郎:エッ
GM:うわっ
井村 山茶花:ひぃ
巴慶一郎:あ、これ風魔君のダメージか
GM:風魔のダメージです!
巴慶一郎:すごーい!
GM:風魔ってこんな火力あったっけ…
巴慶一郎:あるよぉ
GM:えっと…倒れます!
巴慶一郎:やったー!
グレーゲル・ヴァレン:召喚した甲斐があった!
風魔悟:「さぁて、皆様御覧じろ。一世一代の大魔術。」
風魔悟:「種も仕掛けもありません。仮面の消失マジックです。」拳をぎりぎりと握りしめ…
風魔悟:「3」ふっと、拳を握りしめる音が止む
風魔悟:「2」
ダンジョンの護り手:身の危険を察知し、サブマシンガンを風魔に向ける。が、遅い!
風魔悟:「1」
風魔悟:パ ァ    ン!!
風魔悟:亜音速のパンチが放たれ、衝撃波が的確にダンジョンの護り手の顔面に叩きつけられる!
ダンジョンの護り手:パキィ ン!
ダンジョンの護り手:仮面が割れ、砂となって掻き消える。
GM:?戦闘終了?
巴慶一郎:「決着ですね」
巴慶一郎:残心を解き、納刀する。
風魔悟:「……ふぅ、間に合った。」
グレーゲル・ヴァレン:目を細めて、にやりと笑い、
グレーゲル・ヴァレン:ぐらり、とそのまま、その場に倒れこむ。
井村 山茶花:「はは……まあ、なんとかなったね」
雛鳥文枝:「大丈夫でしたか…って先輩!」
井村 山茶花:「あ、天才、お前……」
巴慶一郎:「ヴァレン先輩!?」あわてて駆け寄る。
風魔悟:「無茶しすぎだ。天才も、井村も。」
井村 山茶花:そちらに駆け寄ろうとして、自分も顔面から突っ伏す。
井村 山茶花:「……床、ひんやりするな」
グレーゲル・ヴァレン:「……っは、ハッハハ……」
グレーゲル・ヴァレン:「…ったく。最後の最後で…締まらんな……」
グレーゲル・ヴァレン:そう言いながらも、表情は満足げだ。
井村 山茶花:「全く……天才様とSランクが揃ってこれじゃ、ね」
巴慶一郎:「二人を一刻も早く救護室へ!ヴァレン先輩は自分が背負います!」
風魔悟:「了解。よ、っと。」井村さんをお姫様抱っこする。
井村 山茶花:「巴くん、随分大げさな……、あ」
井村 山茶花:自力で立ち上がろうとしたところを、軽く抱き上げられてしまう。
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ……ああ。頼んだ」
井村 山茶花:「風魔、その……もう少し扱い方ってものがあるんじゃない?後輩たちの前で」
巴慶一郎:「全速前進です!」ヴァレン君を背負い、わき目もふらずに走り出す。
風魔悟:「問題あるか、真夜中のお姫様?」
井村 山茶花:「原稿用紙たっぷり3枚分くらいは」
井村 山茶花:「……まあ、書き上げる暇なんてないけれど」ぷい、とそっぽを向く。
GM:―――――
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスは4つです
GM:《堕落の仮面:混迷の謀略》《節制の仮面:アバドンの顎》
GM:《堕落の仮面:囚人の鳥籠》《節制の仮面:傲慢な理想》
GM:ですね
GM:振りたい方はどうぞ!
井村 山茶花:振ります!超振ります!
巴慶一郎:振ろうかな
井村 山茶花:149-4D10
DoubleCross : (149-4D10) → 149-26[10,4,9,3] → 123

グレーゲル・ヴァレン:ふります!
グレーゲル・ヴァレン:148-4d10
DoubleCross : (148-4D10) → 148-16[3,9,2,2] → 132

グレーゲル・ヴァレン:うええ、高い
巴慶一郎:115-4d10
DoubleCross : (115-4D10) → 115-20[5,4,8,3] → 95

巴慶一郎:ひええ
グレーゲル・ヴァレン:倍振りします
井村 山茶花:倍振りします
グレーゲル・ヴァレン:132-10d10
DoubleCross : (132-10D10) → 132-64[4,8,5,9,1,6,8,4,9,10] → 68

グレーゲル・ヴァレン:ホッ
井村 山茶花:123-5d10
DoubleCross : (123-5D10) → 123-32[6,9,3,5,9] → 91

井村 山茶花:あ、倍って言ったのに!
巴慶一郎:1倍で帰還してるw
巴慶一郎:残りロイス5。等倍で振るよ
巴慶一郎:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-28[2,5,9,2,10] → 67

井村 山茶花:脳がだめになっている
GM:井村さんは一応後5d10振ってくださいw
巴慶一郎:下がりすぎたー
井村 山茶花:ですね!
井村 山茶花:91-5D10
DoubleCross : (91-5D10) → 91-32[9,6,5,3,9] → 59

井村 山茶花:これが本来の値!
GM:はい!では皆さん帰還おめでとうございます!
井村 山茶花:ありがとうございます!
GM:では経験点も配ってしまいましょうか
グレーゲル・ヴァレン:はーい!
巴慶一郎:あざっす!
井村 山茶花:はーい
GM:まずシナリオ点が7点。Dロイス&Eロイスが5点。いつもの5点に加えて、
GM:侵蝕点を足して、さあいくつ!
グレーゲル・ヴァレン:20点です!
巴慶一郎:21点だな
井村 山茶花:20点!
GM:■経験点
優水さん:20点
CATさん:21点
井村さん:20点
GM猫口@:20点

GM:以上!お渡しします!
巴慶一郎:いただきまーす!
井村 山茶花:いただきます!
グレーゲル・ヴァレン:いただきます!
GM:では今日はここまで!おつかれさまでした!
井村 山茶花:おつかれさまでいsた0
井村 山茶花:お疲れ様でしたー!
巴慶一郎:お疲れ様っした!
グレーゲル・ヴァレン:お疲れ様でした!
GM:―――――
GM:ED
GM:―――――
GM:PC3 井村山茶花
GM:―――――
GM:番長連 詰め所
GM:―――――
GM:番長連の詰め所。
GM:ここには個性豊かな生徒がたむろしている。
GM:詰所の馬屋で牧草を食む馬面番長。
GM:総番長の席では、無道ささきがぐーすかと寝息を立てている。
GM:そして詰所の窓際の席には…
刑事番長:「……ダンジョンの護り手は正気に戻り、生徒は全員解放。」
刑事番長:「現在過激な試練とアトラクションの撤去を進めています。」
GM:事件の事後処理を報告する刑事番長と、
井村 山茶花:「……」その話を半ば聞き流しながら、古い文庫本をめくっている。
風魔悟:「それはよかった。解体作業、手伝おうか?」ドーナツを頬張る魔法番長の姿があった。
井村 山茶花:「……面倒見がいいね、風魔は」視線だけをそちらに向けて言う。
風魔悟:「こういうことにしか役に立たないからな。俺の魔法は。」
刑事番長:「作業を手伝っていただけると助かります。」
風魔悟:「じゃあ、後で行こう。これを読み終わったら。」
井村 山茶花:「ま、私の方はそういうことの役にも立たないんだけど」つんとした顔で本に視線を戻す。
風魔悟:井村さんの様子に苦笑する「…ああ、それと」
風魔悟:「ダンジョンにさ、宝とかあった?願いを叶えるとかナントカ言ってたけど。」
刑事番長:「いえ。ダンジョンで修行して得た能力や力が真の宝だと、」
刑事番長:「ダンジョンの護り手が証言しています。」
刑事番長:「偽証罪で起訴することも可能ですが。」
井村 山茶花:「起訴って、護り手相手にアカデミア裁判でもする?」吹き出す。
刑事番長:「いえ、しなくてもいいと思いますが…」
風魔悟:「…………。」
井村 山茶花:「風魔……残念そうな顔だね」
風魔悟:背もたれに体重を掛ける。ぎっ、と音が鳴る。
風魔悟:「……俺は魔法使いだからさ。ついそういうのが気になるだけだよ。」
井村 山茶花:「魔法、さ」ぱたんと本を閉じる。「役に立ってるよ」
刑事番長:「では、先に現場に行っています。」刑事番長は早足で詰所から出て行った。
井村 山茶花:「風魔がいなかったら、あのダンジョンで私、もっと無茶してたと思うし」
井村 山茶花:「巴くんや、あの……天才倶楽部とも、うまくやれてなかったと思う」
風魔悟:「…………。」刑事番長を見送った後「でも、」
井村 山茶花:「握った拳の力だけじゃなくって、そういう力も、魔法番長の魔法……だっていうのは、おかしいかな」
風魔悟:「肝心な時には役に立たないんだ。俺の魔法。」
井村 山茶花:「……きみの魔法でも叶わない願いは、何?」
井村 山茶花:「私に話しても仕方ないことかな」
風魔悟:「……病気の友達がいる。正確には病気の強い副作用かな。」
井村 山茶花:「……」
風魔悟:「しかも、残された時間はあと1年だそうだ。」
風魔悟:「そいつは自分の事を諦めているみたいだけど、俺は治す方法をずっと探している。」
井村 山茶花:「……そっか」
井村 山茶花:「うん。やっぱり、私に話しても仕方ないことだったかな。病気を治すなんて専門外だから」
風魔悟:「藁をも掴む思いでダンジョンに賭けてみたけど、結果はこの通りさ。」
井村 山茶花:「……だったら、もう一つくらい、すがる藁を試してみない?」
風魔悟:「?」
井村 山茶花:「その友だちのこと、詳しく教えて。言える範囲で構わないから」
井村 山茶花:「私も協力したいよ」
井村 山茶花:「あてのない探索をするにも、人手は一人だって多い方がいいだろうし、」
井村 山茶花:「私だってそれなりに伝手は……、多いとは言えないけど……」
風魔悟:「何も言わないのか?余計なおせっかいじゃないかとか。別の人に聞いたらとか。」
井村 山茶花:「そんなの」くすりと笑う。「余計なおせっかいは、いつものことじゃない?」
井村 山茶花:「風魔がそうしたいと思ったのなら、その信念を貫くのが番長連のやり方」
井村 山茶花:「そして私は、そんな風魔の手助けをしたいと思ったから、こう言っている。それだけ」
井村 山茶花:「いつも話し相手になってくれてるお礼ぐらい、しないとね」
風魔悟:「…ありがとな。井村。」
井村 山茶花:「別に。貴重な本読み友達だから」
風魔悟:「……。」すっと、一呼吸おいて話そうとしたその時
風魔悟:プルル、と風魔の携帯電話が鳴る。
風魔悟:「悪い、電話だ。」
風魔悟:携帯を取り出し、通話ボタンを押す。
刑事番長:『魔法番長。ダンジョンの地下に固い岩盤がありまして…撤去を頼めますか?』
風魔悟:「魔法が入用かい。わかった。すぐ行く。」
風魔悟:通話終了ボタンを押す「…悪い、行かなきゃ。」
井村 山茶花:「もう出番?」
井村 山茶花:「気をつけてね、これ以上厄介事を抱え込まないように」
風魔悟:「らしい。」ふっと笑う。「この話はまた時間のあるときにしよう。飯でも食べながらさ。」
井村 山茶花:うなずいて小さく手を振る。
風魔悟:「じゃあな」と手を振り返し、詰め所を後にする。
井村 山茶花:「……その魔法も、うらやましいんだけどな」風魔くんが立ち去ってから、ぽつりと呟く。
井村 山茶花:戦闘の特化能力者(スペシャリスト)にはない力。平穏な日常でもこうして頼られている。
井村 山茶花:だけどそれもないものねだりなんだろうな、と、今回の件で少しだけ分かった。
井村 山茶花:誰も彼も、自分にないものを求めて必死でもがいているのかもしれない。だから、自分の力も誰かにとってそうなんだろう。
井村 山茶花:焦りも羨みも消えないけれど、そう考えることにして、意識を手元の文庫本に戻す。
GM:―――――
GM:ED2 巴慶一郎
GM:―――――
GM:風紀委員会室
GM:―――――
GM:事件の一日後。
GM:巴慶一郎は風紀委員長であるベアトリス・ハックマンに呼ばれていた。
GM:ダンジョン内で起きた事件の報告と、ディオゲネス・クラブの一員であった狛田優海の件について、説明を求めるとのことだ。
GM:今、巴君は風紀委員会室のドアの前に立っている。
巴慶一郎:「失礼します。巴慶一郎、主命に応じ参上仕りました」
巴慶一郎:ぴしりと背筋を伸ばし、ドアの前から呼びかける。
ベアトリス・ハックマン:「はぁ……夏川………」といううめき声が聞こえてくるが、
ベアトリス・ハックマン:巴くんの声を聞いた瞬間がたがたがた、という音が部屋の中から響き、
ベアトリス・ハックマン:数瞬後「入っていいぞ。」と至極冷静な声が聞こえてくる。
巴慶一郎:その声を待って、部屋のドアを開け入室する。
巴慶一郎:そして主たるベアトリス・ハックマンへ敬意をもって一礼。
ベアトリス・ハックマン:「来たか、巴。」
巴慶一郎:「は。まずはこの度の、アカデミアダンジョンにおけるディオゲネス・クラブの活動工作について報告させていただきたく」
ベアトリス・ハックマン:びしっと整った制服。髪型。整頓された机。まさに風紀委員会のトップにふさわしい風格がただよっている。
ベアトリス・ハックマン:「うむ。」ただ一つ。机の上に置かれたUndineのCDを除いては。
ベアトリス・ハックマン:「……。」手をそろそろと動かしてCDを手に取り、さっと机に仕舞う。
ベアトリス・ハックマン:「うむ。続けて。」
巴慶一郎:CDは見なかった事にして話を進める。
巴慶一郎:「アカデミアダンジョンにおける生徒失踪事件は番長連ならびに一般生徒の助力を得て解決いたしました」
巴慶一郎:「ダンジョンの守護者に対し仮面が使用された事で、ダンジョン本来の意図とかけはなれた運用となっていた模様です」
ベアトリス・ハックマン:「なるほど。下手人は。」
巴慶一郎:「下手人は……」
巴慶一郎:一度、言葉を止める。
巴慶一郎:「下手人は”コマ・ベレニケス”。自分が幾度となく取り逃がしてきたディオゲネスクラブの一員です」
ベアトリス・ハックマン:「ディオゲネスクラブ、か。」
ベアトリス・ハックマン:「”コマ・ベレニケス”はどうなった?」
巴慶一郎:「仮面は破壊しました。二度と活動することはありません」
ベアトリス・ハックマン:「…わかった。ご苦労だった。」
ベアトリス・ハックマン:「生徒のアフターケアの手配を行おう。保健室利用許可証の発行を頼んできてくれ。」
巴慶一郎:「は。主命とあらば、迅速に」
ベアトリス・ハックマン:「それと、怪我を負ったのなら君も保健室を利用するように。」
巴慶一郎:「お気遣いいただき恐悦至極」
巴慶一郎:「失礼します」再度礼をしてドアを開き、外に出る。
GM:では、部屋の外で…
狛田優海:「あ……」
GM:狛田さんとばったり出会います
巴慶一郎:「む」
巴慶一郎:「狛田さん、こんな所で何を?委員長ならば在室ですが」
狛田優海:「……。」
狛田優海:「……自首、しに来ました。」
巴慶一郎:「自首とは」
狛田優海:「私が”コマ・ベレニケス”としてやってきたことを、話しに来たんです。」
巴慶一郎:「……ふむ。それは何故ですか?事件は解決しました」
巴慶一郎:「狛田さんもすでに仮面を所持していない。黙っていても咎めを受けることはないです」
狛田優海:「黙っていても咎めを受けることはない、だなんて。決まりに厳しい巴くんらしくない発言ね。」
巴慶一郎:「むむ」
巴慶一郎:眉間に皺を寄せて顎をさする。
狛田優海:「仮面のせいであっても、犯した罪は罪。私にそういう欲望があったことは確かなんだし。」
狛田優海:「だから、正直に全部話そうと思うの。」
巴慶一郎:「……」
巴慶一郎:「ならば、その釈明には自分も付き合います」
狛田優海:「…巴くんも?」
巴慶一郎:「はい。狛田さんの動機について、自分は無関係ではありません」
巴慶一郎:「情状酌量の余地がある事をお話ししたいと思います。きっと公正に判断してくださるでしょう」
狛田優海:「どうして?だって私、すごい迷惑だったでしょう?」
巴慶一郎:「はい。実に迷惑千万でした」
巴慶一郎:「ですが、だからといって切り捨てて良しとするわけにはいきません」
巴慶一郎:「狛田さんは大事です」
狛田優海:「……。」巴くんを見上げる。
巴慶一郎:「残雪は……そうは言っていませんが」
巴慶一郎:目線を逸らし、首の後ろを掻く。
巴慶一郎:「……委員長に、保健室利用許可証の発行を頼まれています。行かなくては」
巴慶一郎:「自首はその後ということで、お願いします」
狛田優海:「……わかった。待ってるね。」
巴慶一郎:「では、また後ほど」
狛田優海:「……。」
狛田優海:「巴慶一郎!」去って行く巴くんの背に声をかける
狛田優海:「今度はちゃんとしたまっとうな形で、お前を振り向かせてやる!」
狛田優海:「だから首を洗って待っていろよ!いいな!」びしっと巴君を指さしながら宣言する。
巴慶一郎:一度立ち止まり、手にした刀を持ち上げて。
巴慶一郎:再び廊下を歩いて行く。
巴慶一郎:狛田優海からは見えなかったけれど。その表情は確かに……
GM:―――――
GM:ED3 グレーゲル・ヴァレン
GM:―――――
GM:春風寮
GM:―――――
GM:春風寮の台所。
GM:グレーゲル・ヴァレンと雛鳥文枝は今晩の食事であるカレーを作っている。
雛鳥文枝:「先輩!じゃがいもの皮剥けましたよ!」
グレーゲル・ヴァレン:<芸術:料理>を《無形の影》でフレーバー判定します。
グレーゲル・ヴァレン:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,4,5,5,6,7,10]+7[7] → 17

グレーゲル・ヴァレン:「ああ。こちらも鶏肉の仕込みと玉ねぎと人参の準備が出来た」
GM:ではとてもおいしく調理できましたね。見た目も匂いもばっちりです。
グレーゲル・ヴァレン:おそるべき手際で下ごしらえを済ませている。
雛鳥文枝:「は、早…」
雛鳥文枝:「流石は先輩です!」
グレーゲル・ヴァレン:「ふっ。当然だ」
グレーゲル・ヴァレン:目を伏せ、キザに笑う。
グレーゲル・ヴァレン:「俺の料理はプロ並みとも評されるほどだからな!」
雛鳥文枝:うんうんと頷き「あとはルーを入れて材料を煮込むだけ、ですね!」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ」そう言いながらブラックチョコレートやコーヒーなども用意している。
グレーゲル・ヴァレン:そして、野菜とルーと一緒に大鍋に投入するぞ
GM:ぐつぐつと鍋が音を立て、香ばしい匂いが漂ってくる。
GM:しばし、二人の手が止まる時間。
グレーゲル・ヴァレン:「………」
雛鳥文枝:「………」
グレーゲル・ヴァレン:「……なあ」
雛鳥文枝:「…な、なんでしょう!」
グレーゲル・ヴァレン:「……………雛鳥はさ、よくやってると思うよ」
グレーゲル・ヴァレン:視線を鍋に落としたまま、ぽつりと言う。
雛鳥文枝:「え、」
雛鳥文枝:「そ、そうでしょうか…?」
グレーゲル・ヴァレン:「…うん」
グレーゲル・ヴァレン:「才能だってある。ただ、使い方がちょっとずれたりはしてるけどさ……」
グレーゲル・ヴァレン:「だから……もっと、自信持てよ」
雛鳥文枝:「………。」
雛鳥文枝:「いいんでしょうか。私は、いつも先輩の足引っ張ってて、」
雛鳥文枝:「この前だって、私がダンジョンに潜ったせいで先輩に迷惑かけて…」
グレーゲル・ヴァレン:「……だからさ!そう言うのだよ!」
雛鳥文枝:びくっ、と肩が震える
グレーゲル・ヴァレン:「お前、そーやって、自分のこと『出来ないやつだ』って思ってるだろ?」
グレーゲル・ヴァレン:「そんなふうに思ってたら、本当にその通りになっちゃうんだよ!」
グレーゲル・ヴァレン:「自分は天才だって、胸張って言ってみろよ……!」
雛鳥文枝:「…じ、自分は。」
グレーゲル・ヴァレン:一気にまくし立てて、はっとしたように顔を上げる。
グレーゲル・ヴァレン:「……あ、…その」
雛鳥文枝:「自分は、天才じゃないです…。」
雛鳥文枝:「今は、まだ。」
雛鳥文枝:「けど!きっと先輩の隣に立てるような天才になります!」
雛鳥文枝:胸を張って、グレーゲルくんの目を見ながら言う
グレーゲル・ヴァレン:「………」
グレーゲル・ヴァレン:「馬鹿」こつん、と軽く雛鳥さんの額を叩く
雛鳥文枝:「いたっ」
グレーゲル・ヴァレン:「……100年早い」
グレーゲル・ヴァレン:そう言って、ニヤリと笑う。
雛鳥文枝:「じ、自身持てって言ったじゃないですかぁ~!」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッハハ!俺は特別だ!」
グレーゲル・ヴァレン:「…貴様は、貴様だけの在り方で天才を目指せばいい」
グレーゲル・ヴァレン:「雛鳥文枝という、唯一の天才をな」
雛鳥文枝:「………はい。」
井村 山茶花:そこへ、とんとんとん、とリズミカルに近づいてくる足音。「この匂い、今日はもしかしてカレー……」
井村 山茶花:「うわっ天才」
グレーゲル・ヴァレン:「む。何だ井村か」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才的な香りに惹かれてやって来たと見える」
井村 山茶花:「何でここにいる!?」
巴慶一郎:「何やら騒々しいですね。喧嘩ですか」
グレーゲル・ヴァレン:「それは、当然。俺が食事係だからに決まっているだろう」
巴慶一郎:和服姿で食堂へやってくる。
井村 山茶花:「食事係……あれ、同じ寮だったの……?」額に手を当て、顔をしかめる。
雛鳥文枝:「喧嘩じゃないですよ。お料理中です!」
井村 山茶花:「いや、うん……そもそも人の顔を全然覚えてない私が悪いか……でも……」
グレーゲル・ヴァレン:「意外そうな顔をしているな?まあ、俺も貴様が春風だとは思わなかったが」
巴慶一郎:「む。雛鳥さん。ヴァレン先輩、井村先輩。お疲れ様です」深々と一礼。
井村 山茶花:「……私、多少は有名だと思っていたんだけど」
グレーゲル・ヴァレン:「……巴も来たのか。ふ。食事はもう少しで出来上がる。しばし待つがいい」
井村 山茶花:「あ、巴くん……も、そうだったのか」
GM:そこへ、
刑事番長:「失礼します。」泥と埃で汚れたワイシャツ姿の刑事番長と
風魔悟:「おお、春風寮に入るのは初めてだなあ。」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。真夜中の番長だろう?偶に、窒息番長とどちらが好みか聞かれたりもしたが」
風魔悟:同じく、汚れた格好の風魔悟がやってくる。
井村 山茶花:「こ、好みっ……」
井村 山茶花:「っていうか、なんであの子と二択なの?それは、その」
巴慶一郎:「不純異性交遊ですか」
井村 山茶花:「男子はやっぱり、そういうのが好みなんだ」
風魔悟:「なんだ、好みの女の子の話か?」
グレーゲル・ヴァレン:「風魔も来たのか。…ハッハ!何、交遊というほどのことはない」
井村 山茶花:やや引いたような顔でグレーゲルくんを見据える。
グレーゲル・ヴァレン:「ただ、同じ寮に住むものとして親交を……何だその顔は」
井村 山茶花:「風魔!風魔はそういうの、気にしないよね?」
井村 山茶花:「私や夏澄みたいな、その……、胸とか、別に」
風魔悟:「俺か?」
風魔悟:「井村の方が好みって言ったら?」
井村 山茶花:「ぴっ」
井村 山茶花:「そういう、話じゃ、なくて……」瞬間的に真っ赤になってうつむく。
巴慶一郎:「そう言えば、気になっていたのですが」
風魔悟:「悪い悪い。冗談だ。」にこりと笑って
巴慶一郎:「風魔先輩が、ヴァレン先輩と井村先輩は魔法にかかっていると言ったのは、あれは結局どのような意味だったのでしょうか」
巴慶一郎:「いくら考えてもわからないのですが」
井村 山茶花:「……魔法?」そろそろと顔を上げる。
グレーゲル・ヴァレン:「………魔法?」ハモる
井村 山茶花:「……っ」微かに涙の溜まった目で睨む。
風魔悟:井村さんとグレーゲルくんの顔を見比べる。
グレーゲル・ヴァレン:「な、なんだ。……貴様、泣いているのか?」
グレーゲル・ヴァレン:少し慌てた調子で
井村 山茶花:「……誰が」どすの効いた声で返す。
井村 山茶花:「私は、別に、何も、気にしていない」
グレーゲル・ヴァレン:「う、うむ」
巴慶一郎:「……?」
グレーゲル・ヴァレン:「それで、魔法とは何の話だ」
グレーゲル・ヴァレン:視線を井村さんから逸らす。
巴慶一郎:「何なのですか?風魔先輩」
風魔悟:「別に大した意味じゃない。天才と井村はちょっとぎくしゃくしてたろ?」
巴慶一郎:「はい、相性最悪でした」
風魔悟:「それが、試練を通じてちょっと打ち解けた。小さなことだけど、それを魔法と呼んだだけさ。」
グレーゲル・ヴァレン:「…っ……」
巴慶一郎:「成程。そういう事なら納得です。失礼しました」
井村 山茶花:「打ち解けた?」風魔くんとグレーゲルくんに順に目をやる。
井村 山茶花:「……まあ、少しは、そうか」
グレーゲル・ヴァレン:「お、俺は……」
井村 山茶花:「そんなことより!」わざとらしく話題を変える。「カレー、もう食べられる?」
刑事番長:「ああ、そうだ。君が食事当番か?我々番長連の話だが、」グレーゲルくんに
グレーゲル・ヴァレン:「…あ、ああ。ちょうどいい頃合いだ」
グレーゲル・ヴァレン:「ん?」
刑事番長:「ダンジョンの解体作業が終わるまで、この春風寮に夕食だけは一時厄介になる。よろしく。」
井村 山茶花:「聞いてないけど」
グレーゲル・ヴァレン:「………成程、それでいつもの倍作ることになったのか」
グレーゲル・ヴァレン:「まあ良いだろう。この天才的手腕の料理を思う存分味わっていくが良い!』
刑事番長:「許可は寮長に貰ってある。それに加えて…」
GM:春風寮のドアが開く
馬頭の番人:「あのー」
牛頭の番人:「すいません」
ダンジョンの護り手:「ダンジョンが工事中で寝るところがないので…」
井村 山茶花:「あそこ離れられたの!?」
ダンジョンの護り手:「ここに厄介になります。」三人揃ってぺこりと頭を下げる
井村 山茶花:「……致命的に賑やかになりそう」額に手を当て、首を振る。
巴慶一郎:眉間を指で揉みながらため息をつく。
巴慶一郎:「同感です。残雪もそう言っている」
グレーゲル・ヴァレン:「ふっ。丁度良い。貴様らにも天才のなんたるかを教えてやるとしよう!」
風魔悟:「さぁ、みんなで仲良く夕飯にしよう。」
井村 山茶花:「威張ってる暇があったら支度するべきでしょう、グレーゲル・ヴァレン」
牛頭の番人:「牛肉だけ避けてもらってもいいです?」
井村 山茶花:ふいと顔を背ける。「もたもたしてたら込み合って仕方がない」
グレーゲル・ヴァレン:「心配するな、チキンカレーだ」
ダンジョンの護り手:「わぁい、カレー大好き!」
巴慶一郎:「キャラの変貌が著しい」
雛鳥文枝:「はーい、では皆さんに順番に配りますよー!」
井村 山茶花:「カレー、食べたことあるんだ……」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ!ああ!わかっている!」そう言いながら配膳を始める。
雛鳥文枝:「トレイを持って並んでくださーい!」皆さんに呼びかける。
GM:いつもと同じ風景。いつもと同じ匂い。いつも通りの日常が戻ってきた。
GM:けれど、春風寮はいつにもましてにぎやかだ。
GM:―――――
GM:全行程終了です!
GM:お疲れ様でした!
井村 山茶花:お疲れ様でしたー!
巴慶一郎:お疲れ様でした!!
グレーゲル・ヴァレン:お疲れ様でした!
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